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ぼくのメジャースプーン
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ぼくのメジャースプーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 41~60 3/6ページ
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辻村さんってすごい。 小学生の男の子の話から、女性の話まで違和感なく書けるんだなって、本当に感動しました。 特にこのぼくのメジャースプーンはそのすごさが読み終わってじんわりわかります。 僕が、ふみちゃんがいとおしくて大好きになりました! | ||||
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子供でも、考えていることは考えているんだな、と最後の怒涛の展開に驚く1冊。 一気に読まされました。 辻村さんの文章、ミステリー、人物の特徴などなどが、自分にはとても合うみたい。 | ||||
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おすすめの児童書と検索したら紹介されてたので購入しました。 テーマは復讐、罪、罰といった感じで、序盤に起きる事件もかなりヘヴィな内容だったこともあって子供に見せるにはちょっと躊躇うところがあります。中学生くらいからが推奨年齢でしょうか。 昨今子供から悪いものを遠ざけたがる人がいますが、子供が成長していくにあたってしっかり知って考えていくべきテーマであり、かなり丁寧に長く取り上げているので読者もしっかり考えながら読めると思います。 主人公の少年が真剣に考えて悩んで最後に決断したのも良かったです。それが正しかったかは読者それぞれでしょう。 | ||||
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とても楽しみに待ってました!本も中古だけど問題なくきれいで、何より、内容が素晴らしく…☆辻村さんの中で、一番かその次位に気に入りました!! | ||||
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辻村深月先生の感性がかなり光っている作品です。 物語はうさぎが殺されてしまうという、かなりショッキングな出来事からはじまります。 心を閉ざしたふみちゃんがいて、不思議なちからをもつ主人公がいて、かなり残酷なものを題材にしているはずのに、読後感がひたすら優しさにつつまれていました。 児童文学にも通じるよさがこの物語にはあります。 きれいごとだけで終わらないストーリーに、物語を作ろうとする作者のよさを改めて感じました。 私は今でもこの本を読むと泣いてしまいます。それくらい、ありきたりな言葉や展開に頼らない作品で、ただひたすらに心の奥をついてついてつきまくる、作者の感性がいきる本でした。 | ||||
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辻村 深月作品はこれが始めて。 帯にあった「ホンメイ本」に惹かれて購読。 作中にも書かれた「非力なナイト」という言葉が主人公に合っている、主人公は小学生で子供なりの考え方、価値観、そして愛情についてその心情がやさしく丁寧に書かれている。 他作品のキャラとリンクしているので機会があったら購読したい。 もちろんこれだけでも十分作品を理解できるので問題なし。 友達にも勧めてみたい本だ | ||||
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この「ぼくのメジャースプーン」を読んだ。 「子どもたちは夜と遊ぶ」で放置されている伏線をこの小説で上手に回収してくれている。 まさかここでこんなことが起きていたのかと思うと、とても奥が深く、読んでいて楽しくて 仕方がない。 「ぼくのメジャースプーン」この一冊だけでも充分感動できる小説ではあるのですが、作者の 小説はそれぞれつながりがあるので、次々読んでいくとさらに厚みが増します。 つながりに関して、詳しくはネットで調べると相関図が載っています。ネタバレにも つながりますので自己責任で探してみてください。 ちなみにわたしの この後は「名前探しの放課後」です。 またしばらく楽しめそうです。 | ||||
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主人公の様にピュアでもなく、よく考える子どもではなかったが、 死と再生、不安、異性に対する淡い思いなど、小学校時代の 感覚をうまく呼び起こしてくれる、いい小説だった。 HUNTER x HUNTER あるいはジョジョ的なゲーム的世界感も 入れてあり、重めのテーマと軽いエンターテメント性が上手く ミックスされている。通勤電車で読むにはちょうど良かった。 | ||||
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何か辛いことがあった時、やりきれない事があった時、自分が世界で一人っきりではないのかと孤独に感じた時 私は辻村深月先生の作品を読みます。 ぼくのメジャースプーンは、小学生の『ぼく』が、ある残酷な事件で傷つけられた幼なじみのふみちゃんの仇を取る為に、ある特殊な能力を使って犯人に復讐為に、同じ能力の持ち主の大学教授の先生にその使い方を学び、どうするのかという決断をするお話です。 主人公ぼくのふみちゃんに対する複雑な思い。 人は何を持って他人を愛していると言えるのか。 どうすれば本当の罰を与えられるのか。 そして罰を与えることは正しいことなのか? とても読みやすいのですが、心の奥を揺さぶられ、人として色々考えさせられる作品です。 私は一人ではないんだよ、必ず夜明けはやつわてくるんだ、そう優しく包み込まれるような、誰かを愛したくなるそんな作品です。 | ||||
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関連する物語があるパターンです でも、それがうまく伏せられながら、物語がすすみます | ||||
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本筋が面白かったのはいうまでもありませんが、 終盤、「愛」の定義を語る台詞が印象的でした。 この一文を読んでいただきたい。 とにかく心に響きます。 辻村さんの作品を読みつくす、きっかけになった本です。 | ||||
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主人公の「僕」とふみちゃんが異常に大人びているのに対して、クラスメイト達が歳相応なので、彼らにイライラさせられる人もいるかもしれません。 また、ふみちゃんに対するクラスメイト達のやりとりについて「僕」が悲観的な捉え方をしすぎているフシが多分にあります。 クラスメイト達は歳相応のちょっとした自己中心的な行動をします。大人びた僕を一人称としてそれを体験すると、まるでクラスメイト達はすべて敵なのだという錯覚に陥りました。 ヒーローと悲劇のヒロインの二人の世界を強調するための見事な誘導だと思います。しかし「僕」への感情移入に失敗すれば、彼の考え方が鼻につくことになるでしょう。いうなれば、周囲の人を下げてヒロインを持ち上げていると捉えられます。 中盤からはもう一人のヒーローである「先生」の講義が大半を占めることになります。私はこの部分がとても気に入っています。まだ世の中のことを知らない子供に対して、こちらの言いたいことをおおよそ先生が指摘してくれるので爽快感、あるいは一種のカタルシスを得られました。 この作品を楽しむためには10歳の少年に感情移入できたほうがいいでしょう。しかし、最初からそれができなくても途中からできなくなっても、楽しめる要素は十分にある作品です。 | ||||
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辻村さんワールドに引き込まれました。 ツナグからどっぷりハマって、これで3作目の辻村深月さん。 今回も1日で読破。 内容はシンプルで11歳の男の子が好きな子の為に頑張る話。シンプルだけど、読み進めていくうちにどんどん考えさせられる。シンプルな構成だったから、重たいシーンでも読みやすかった。 | ||||
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主人公の小学生に自分を重ねて考えながら一気に読んでしまいました。これはおもしろい!! | ||||
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まだ、途中までしか読んでいませんが、先が気になって仕方ありません。とても考えさせられる一冊です。 | ||||
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不思議な声の力を持った僕。 学校のウサギを殺したことで僕の同級生のふみちゃんに 深い傷を負わせた市川雄太。 僕の親戚である同じ能力を持った秋山先生。 使いようによっては酷い結果をもたらす能力。 そんな能力を幸にも不幸にも持ってしまった僕の葛藤が描かれている。 市川雄太と会ってからの僕と先生とのやりとり、 先生とふみちゃんとのやり取りにはジンとくるものがあった。 辻村さんの本はツナグしか読んだことはないが、 やはりどこか他の人の作品にはない不思議な力を持った 作品ばかりだなと感じた。 | ||||
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主人公は、ぼく。小学4年生。 ぼくは、言葉で相手を縛る能力を持っている。 他の主な登場人物は、ぼくと同じ能力を持っている秋山先生。 同級生のふみちゃん。 皆で世話をしていたうさぎを虐殺した医学生の市川雄太。 虐殺されたうさぎをみてしまい、ふみちゃんは心を閉ざしてしまう。 ぼくはふみちゃんのために、市川に仕返しを試みる。 中盤のぼくと秋山先生のやり取りは、多分に哲学的であり難解。 小学生が理解できる内容ではない。 言葉遊びのように感じてしまった。 物語を通して描かれる、 ぼくのふみちゃんへの淡い恋後心には胸が苦しくなった。 読破後、2人の10年後を想像することで心が温かくなった。 | ||||
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主人公の「ぼく」は小学生。 ある日偶然に自分の力を使ってしまう。 「ぼく」のお母さんは「ぼく」にその力を使ってはいけない、呪いの力だと言う。 数年後、友達のふみちゃんを襲う悲劇。 「ぼく」は復讐することができる力を持っている。 お母さんの親戚に同じ力を持っている人がいる。 「ぼく」はその人に1週間、力について教えてもらう。 こんな感じのストーリーです。 特殊能力と、「ぼく」と先生の授業(?)が気に入りました。 読んでいて西澤保彦氏の作品を思い出しました。 「ぼく」の一人称視点で書かれていますので感情移入しやすかったです。 もうあまり覚えていませんけど、「ぼく」は当時の私よりずっと頭が良い。 前半は嫌な気持ちになるかもしれません。 でも最後まで読んでみて下さい。 | ||||
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『条件ゲーム提示能力』 物語のカギを握るこの能力の保持者は、非常に少なく、作中では4人しか確認されていない。 人を一人一回ではあるけれど、ほぼ確実に操ることができる、ある意味恐ろしいものだ。 ただ、これは小説の中の話で、たぶん現実にはこの能力を保持している人はいないだろうと思われる。 でも、これに近い力は実は誰しもが持っているんじゃないだろうか。 この力は、一人につき何度でも使える。 そして、立場が上になるほどその強度は増していく。 仕掛けられた相手は拒むこともできるのだけど、人によってはそれができないということもある。 一番注意しなければいけないのは、『条件ゲーム提示能力』と同じように、人を幸せにすることも殺すこともできるということ。 「誰が」ではなく、この世のすべての人間にその力があり、皆に責任があるということを覚えて理解しなければいけない。 誰しもが読む作品だと思うけど、特に子供を持つ親に読んでもらいたい。 そして、この力の怖さと、持つ者の責任を伝え、教えていってほしい。 | ||||
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息子が腰椎椎間板ヘルニアで入院しました。そこの理学療法士の方から教えてもらって購入しました。良かったです。 | ||||
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