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霧のソレア
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霧のソレアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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たまたま、テロリストのターゲット機が遅延して、 たまたま、そこに二重スパイ候補が搭乗していて、 たまたま、爆発が中途半端で、墜落の危機に瀕するも二重スパイ候補は助かって。。。 スピード感は映画並みなのに、文章だと偶然に頼り過ぎたストーリーを勢いで誤魔化せないのは痛いね。 | ||||
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日本ミステリー大賞新人賞受賞した作品なので手にした。 新人賞受賞作品だと踏まえて読まないと、作品自体はそれほど惹きつけられない。 作品に粗さが所々にあり読む手が止まるのもある。117頁など機体の説明文が小説なのに約1頁も挿入される。国家レベルの騒動(?)に民間人が巻き込まれる題材なのだけど、リアリズムに拘った意気込みが作品全体に空回りした感じなのかもしれない。 眠れないほど夢中にさせるパニック小説ではなかった。 | ||||
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モチーフは面白いし、手に汗握る怒涛の展開に釘付けになる。純粋なパニック小説として、十分に楽しめる。しかし、欠点も多いと思う。 まず、人物では主人公以外のキャラに魅力的な人が見つからない。人物の掘り下げ方も浅く、感情移入できる人はいなかった。また、この飛行機をなんとか助けようとする人物が皆無。いるにはいるが、弱い。これは非常に残念。あと、事件の結末も、ドタバタしてよく分からなかった。無事着陸して思わず涙、というシーンを期待していただけに、これまた残念。もう一つ、アメリカ人の書き方がひどい。ここまでせんでもよかろう、というくらいに悪人に書かれている。その必要性がわからなかった。 確かに面白い娯楽小説ではある。しかし、こういうモチーフでもっと面白い小説は山ほどあると思う。非常に惜しい作品である。 | ||||
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次から次へとハプニングが起こり、また全編に渡って相当量の航空関連専門用語がちりばめられているので、まあ相応の小説を読んでいる気分にはなります。でも、全編予定調和内というか、起こっている事態はかなり深刻なのにあまりハラハラできないのです。文章自体もテンポを重視したためか描き込みが足りない印象を受け、なにやら長めのアウトラインを読んでいるような感じでした。そのため主人公を含め登場人物に感情移入することが難しかったです。 事故機救済の決め手になる自衛隊の行動の真相もお粗末だし、それに関連した最後の「オチ」で完全にリアリティは吹っ飛んでしまったかな・・・ 正直、次作に期待というところでしょうか。書く力はお持ちの方だと思いますので、本作を上回る力作を楽しみにしています。 | ||||
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