機体消失



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初公開日(参考)2005年09月
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長編小説

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機体消失 (新潮文庫)

2007年07月31日 機体消失 (新潮文庫)

百億円相当のコカインを、小型機で密輸しようとする犯罪グループ。沖縄・下地島の自然に抱かれ疲れを癒す、ふたりのパイロット。結びつくはずのない両者が出会ったとき、事件は全貌を現した。激しい台風の中、忽然と姿を消したセスナの謎。そして、追いつめられた男たちによる訓練用ジャンボ機のハイジャック。世界一不運な副操縦士・江波順一は、恐るべき難局を打開できるのか。 (「BOOK」データベースより)




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No.15:
(5pt)

「いま、君が…PICだ。可能な手段を…ベストを尽くしたか?」Pilot In Command Ⅱ

麻薬の生産は人目につかない空き地があればどこでも出来るが、問題は輸送手段だ。台湾と与那嶺島の間は、日本の領空内であっても台北航空管制区であり、また海は公海上でありながら海難救助は日本の分担という複雑な空域となる。さらに台風が接近すると船も航空機も避難し、近海や空域には誰もいなくなる。そこを200フィート以下の超低空で飛行することで、航空自衛隊のレーダーホライズンの下を抜けコカインの輸送ルートに利用するというのが、かつて米軍気象観測隊に所属していたジョンのアイデアだった。そして、嵐はやってくる。ジョンは時価94億円相当のコカインを載せたセスナを飛ばし、嵐の中で消息を絶った…。一方、NIA副操縦士の江波は、前回の飛行トラブルでの心の傷を癒すため、滝内教官のいる沖縄県下地島を訪れていた。沖縄の強い日差しと、太陽が眩しくきらめくエメラルドグリーンの海、そして、滝内教官の再婚した若妻サキの天真爛漫さに、江波の心の傷はしだいに癒されていく。だが、消えたコカインを捜す組織の人間が島を訪れた時、平和は崩された。追い詰められた組織の男二人は台湾へ逃れるため、女性二人を人質に取って滝内と江波に訓練用B747-400の操縦を強要、ジャンボがハイジャックされてしまった!消えたセスナとコカインの行方は?NIA副操縦士江波は、この苦境を乗り切ることが出来るか?

 処女作「パイロット・イン・コマンド」の続編(2作目)ですね。今回の作品は、航空パニックサスペンス部分は冒頭と最後の部分を合わせて全体の35%くらいで、残りの65%は沖縄の大自然の中で過ごす休日オフモードの話でした。実機訓練がシミュレーターにとって代わり、今後は使われなくなるだろう下地島訓練センターでの訓練時代へのノスタルジーと、今後も変わらないだろう沖縄の素晴らしい大自然へのオマージュがメインといった感じの、スピンオフものという印象でした。ただ、あまりにも沖縄の大自然や滝内の妻サキの、自然の中で育った都会人にはない天真爛漫さの描写が素晴らしいので、こちらもだんだん休日バカンスモードに入って来て、後半の組織の人間が島に訪れるところで「もう“麻薬の密輸”とか、きな臭い話を持ち出してくれるなよ~。」という気分になってくるからさすがです。私は前回、前々回読んだ「操縦不能」と「パイロット・イン・コマンド」でもう完全に内田氏とNIAシリーズのファンになってしまいましたので、おなじみの登場人物たちの背景について描かれているのは興味深かったですし、滝内と江波がこんなに親しい間柄だったのですねということも分かってとても楽しかったです。ただ、内田氏の作品が初めてで航空パニックサペンスを期待して読まれると、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません。ですので、初めて内田氏の作品を読まれる方は先に処女作「パイロット・イン・コマンド」(もしくは5作目「操縦不能」)を読まれることをお勧めします。星は5しかありませんが、私の中では今回の作品は★6でした。とても楽しかったです。
機体消失 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:機体消失 (新潮文庫)より
4101160457
No.14:
(5pt)

期待通りの作品!

素晴らしい内容でした。著者が元パイロットなので、描写がリアルに感じられました。
機体消失 (Pilot in command (2))Amazon書評・レビュー:機体消失 (Pilot in command (2))より
4562039647
No.13:
(5pt)

滝内教官と江波コーパイが活躍する作品です。

内田幹樹さんの作品にしては珍しく、飛行機以外のシーンが極めて多い作品です。

滝内教官の下記のセリフがとても印象に残っています。
「…江波君、…機長は搭乗員全員のあ、安全に責任がある。…いま、君が…PICだ。可能な手段を…ベストを尽くしたか?」
機体消失 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:機体消失 (新潮文庫)より
4101160457
No.12:
(5pt)

非常に面白かったです。

描写が緻密で、情景が浮かんでくるようでした。 映画では短過ぎるので、10回のドラマ化して欲しいくらいです。 沖縄に行きたくなりました。
機体消失 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:機体消失 (新潮文庫)より
4101160457
No.11:
(3pt)

展開が単調

内田氏の作品で機体消失からくるイメージはジャンボ機でも消息を絶ったのかと期待したがそうではなかった。
麻薬密輸の小型セスナ機で台湾からの飛行だ。
わざと台風を狙って、海上すれすれに飛行し日本の海上へ投下する計画だが果たしてうまくいくのか。
作品はあっという間に読み切れた。
ということは裏返せば内容が伴わない一面もある。
ハイジャックされた後の展開は短調過ぎた。
一般文学通算741作品目の感想。2014/01/19 14:40
機体消失 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:機体消失 (新潮文庫)より
4101160457



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