拒絶空港
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
拒絶空港の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回の主役は大企業病と核物質。よくぞこの国の恥部を曝け出してくれたと感謝したい。真山仁氏のベイジンもそうだったが、東京電力の福島原発爆発事件の遥か以前にこうして原発や放射性物質拡散の危険性を指摘する本が書かれていたことに驚かされる。知っている人はずっと前から知っていたということか。東京電力の当時の会長、社長ら役員連中が予見不可能だったなどと裁判で証言する事がいかに白々しいかがよく分かる。幼稚で強権的なトップが率いる金の亡者と化したこの国が国際社会から嘲笑される中、それに追随するこの国の大企業が軒並み倒産することを願う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
747と言った古い機体を舞台にしていますが、ストーリー展開については 何ら色あせる事なく、読んでいて引き込まれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内田さんの小説は、元パイロットならではの細かい描写がたまりません。航空ファンの自分の期待を裏切らない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者のものとしては『操縦不能』『査察機長』そして本書を読んできたが、作品を重ねる毎に小説が上手くなっていると思わせられる。 操縦不能・・・基本的なサスペンス 査察機長・・・ドキュメンタリータッチ 拒絶空港・・・ディスコミュニケーション そう、本書のみどころはディスコミュニケーションの描写にあると思う。 読者は、何でこんなに伝達がうまくいかないのか、一丸になるべき事態に何でこんなにバラバラなんだ、というもどかしさを感じると思う。 こういった感じを引き出す構成を、よくぞ構想したと思う。 たぶんいきなり本書のようなものは書けなかったのではなかろうか。 毛色の違う作品を書いてきたことが、本書のための練習になったのではないかと想像する。 計画的・段階的に作品を重ねていったように感じる。 筆者が存命であれば、その小説はさらに進化していったに違いない。 まことに残念であるが、著者にインスパイアーされたパイロットが筆を取るようなことがあればとも思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内田さんの作品はどれを読んでもドキドキ感たっぷり。 今年の東日本大震災が起きる何年も前にもかかわらず 核物質がテーマになっていた事に内田さんの作品は 何時も時代先取りのような感じがしています。 もっと内田さんの作品を読んでみたかったと思うのが 本当に悔やまれます。 最近、ニュース等々で出てくるキーワードも沢山あり、 この本からも勉強になったりしています。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|