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霧のソレア
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霧のソレアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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盛り上がりが今ひとつ 緊迫感がぬるい、娯楽小説という感じで読むのが良いかもしれません | ||||
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たまたま、テロリストのターゲット機が遅延して、 たまたま、そこに二重スパイ候補が搭乗していて、 たまたま、爆発が中途半端で、墜落の危機に瀕するも二重スパイ候補は助かって。。。 スピード感は映画並みなのに、文章だと偶然に頼り過ぎたストーリーを勢いで誤魔化せないのは痛いね。 | ||||
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"第11回日本ミステリー文学大賞新人賞"というのに惹かれて手に取りました。 太平洋横断中のジャンボジェット機が、突然起きた爆発事故によりベテラン機長を失ったものの、女性副操縦士の活躍により何とか飛行を続け、成田空港を目指す。その航空機を巡り、日米両政府、諜報機関、軍部等の思惑が交錯していく、という緊迫感とスケールの大きさを感じさせる作品だと感じました。 また、作中の主要なストーリーではありませんが、原子力開発と放射線汚染に関する部分があり、東日本大震災の影響により福島第一原発の事故が発生してから急に浸透した、"セシウム"や"シーベルト"といった用語が登場しており、臨場感を覚えました。 テンポも良くて読みやすく、一気に読むことができました。お勧めの作品だと思います。 | ||||
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何気なく手にとって、一気に読めました。好みの問題かもしれませんが、ディティールがしっかりした作品づくりにとてもと手も好感が持てます。作者の情熱が伝わってきます。作品を重ねるごとに、何となく、作風という自己模倣に陥りがちな作家もいますが、この作品に込められた情熱を忘れてほしくないです。 | ||||
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内容が薄っぺら過ぎ。途中で読むのを止めようかと思った。 ありがちな展開で、先も読めてしまったし…。 何よりいらだたせるのは、人物の設定がきちんとされていない点。 この作品が第十一回日本ミステリー文学新人賞受賞作なの? 選考委員はT.ブロックとN.デミルの「超音速漂流」を読んだことあるのかな? 上の作品の安っぽい日本版焼き直しって感じの作品だった。 「超音速漂流」を100万倍オススメします。 | ||||
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話が面白そうなので購入しました。 読んだ感想は、疲れているときには読まないほうがいい。 と言うよりは、読み進まない。 あまりにも説明過多でうっとうしく感じられました。 途中からはもうほとんど説明を読み飛ばして、 フィナーレを急ぎました。 もうこうなると小説がどうというよりは、 定価で買ったからには、とりあえず読み終えようという気持ちだけでした。 本当は★1つでもいいのですが、さぞかし作家さんは取材や資料やもともとの知識を通して、 作られたかと思うので、その労力の分、★★2つにさせていただきました。 | ||||
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帯に「一気読みの面白さ!」とありますが、まさにその通りで、次の展開が知りたくて、「次を読みたい」の連続でした。 飛行機に関する専門用語は読み飛ばしても問題ありません。その時の解説をなんとなく理解していれば問題なく読めます。 蛇足:この事件の後、事故原因を究明する委員会が立ち上げられるでしょう。その中で徐々に事実を解明してくストーリーがあれば読んでみたいと思います。「刑事コロンボ」のように犯人が分かっていて解明していくような小説で、本書を読んでいる人も読んでいない人も楽しめるような本があればいいな。 | ||||
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帯に書かれた「一気読みの面白さ!」の通り、1日で読み終えました。 飛行機の仕組みなど意味不明の横文字やアルファベットの略号が多いけれど、そんなものは適当に読み飛ばせます。また出演者も多いのですが、重要な人はフルネームで記されています。 なお、最初に解説を読まれる方も多いと思いますが、本書に限っては絶対に読まないでください。途中で警告の文書がありますが、そこに達する前にかなり暴露されています。 | ||||
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と、思い切って書きました。『一気読みの面白さ』と帯に書いてあります。徹夜させられてしまいました。ストーリーにスピード感がある、サイドストーリーの面白さ、だんだんとストーリー本線に融合していきます。たしかに、人物像が甘いですが、もし書きこんでいたらページ数が増え、ストーリーのスピード感とか何かが毀損されて、トータル的なエンターテイメントの質性が低下しだろうと思います。新人さんですから、すべてに高いレベルを求めるのは酷かと…‥ ストーリー暴露になるといけないので細かくはかきませんが、飛行機の関連事項など良く勉強なさったようで、先の欠点を補って余りあります。繰り返しますが、帯に偽りなし、『興奮と迫真の航空パニック小説!』/第11回日本ミステリー文学大賞新人賞 | ||||
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色々難癖を付けている人がいますが、面白かったです。同じ題材でこれよりひどいものは一杯あります。次は何を書くのか、この作家の資質は次回で判断しましょう。 | ||||
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ここまで詳細に航空パニックものの小説を描いた作品は他にないかもしれません。 しかし、どことなく外国の小説に出てくるような筋書きが匂っていて、新人賞を取った作品にしては新鮮さに欠ける点が気になりました。 著者は航空関連に非常に詳しくその面では卓抜な才能も見受けられますが、物語を読んでいると趣味的な嗜好でペンが走っているようにも思えます。 もう少し物語の幅を狭くしてでも、人間ドラマをもっと重点的に描けていたらさぞ良かったと思いますね。たとえば、緊急着陸するジャンボ機の機内の様子などに人間ドラマが別の角度で描けていたらと・・・。 航空関連に関する事物やシステムの詳細さは見事につきます。それだけにテーマを絞って人間のドラマ性をその中に訴えられるような作品にして貰いたかったです。 | ||||
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’07年度「第11回日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作。 289人の乗員乗客を乗せ、太平洋上でテロリストが仕掛けた時限爆弾により大破したジャンボジェット機。パニックとなる機内。ひとり奮闘する女性副操縦士。それを襲うアメリカ空軍の電子戦機による電波妨害・・・。次々と起こるアクシデント・・・。果たして無事に成田空港に着陸することができるのか・・・。 ストーリーは機内だけにとどまらず、アメリカ政府、CIA、日本政府、北朝鮮と、次々壮大な闇の権力闘争をあらわにしてゆく。そう、本書はただの航空パニック小説にはとどまらない大きな陰謀も包含しているのだ。 また作品内に描かれたジャンボジェット機の構造や空港内の機密事項、航空管制システム、パイロットをはじめとしたクルーたちの業務内容やミッションなど、その航空関連の綿密な描写にも圧倒される。さらには自衛隊やアメリカ空軍の描写にも徹底的にディテールを追求している。それらが、フィクションでありながら作品のリアリティを深め、私たちが知らない情報満載のエンターテインメントに仕上がっている。 本書は他に類を見ない、スリルに満ちた航空パニック&国際謀略小説である。 | ||||
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ロサンゼルス国際空港から成田国際空港までの日系航空会社のジャンボジェットのフライトの出発から着陸までを舞台にした小説です。 機長、女性副機長、機関士、客室乗務員、リベラル思想の持ち主である若いアメリカ人女性搭乗客、何者かから命を狙われている謎のロシア人搭乗客などが、フライトがバードストライクにより遅れたことにより、思いもかけぬ運命に巻き込まれます。 ジャンボジェット内での爆発、燃料系のトラブル、それを察知した日米政府の要人、管制官や自衛隊、米軍、新聞記者などさまざまな人たちの思惑を巧みに描写しながら、小説は進んでいきます。 また、話の本筋を乱さずに、登場人物の過去の描写も描かれ、そのことにより、より一層小説世界にのめり込めます。 最後には、全ての謎が明らかになるのですが、その点、少し説明が蛇足なようにも感じてしまいました。 (読者の想像の余地を奪ってしまっていると言うか・・・、まあこの点は人それぞれの好みの問題だと思いますが) なんでもこの作品は、この著者のデビュー作とか。 楽しみな作家さんが出てきてくれました。 | ||||
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単行本として出版するにあたり、改題したとのことだが、出版社は編集・校正をきちんとしなかったのであろうか?とにかく文章としてヒドいし、キャラクター設定も信じられない…の一言につきます。小説としての基本文法を守り、その上で読者を良い意味で驚かせるようなことをしていただきたいものです。また、効果的な話を書きたいのであれば、コントラストは強くした方がいいでしょう。テロリストや植物状態の妻を持つ機関士が不幸になるよりは、幸せな人たちが恐怖の体験に巻き込まれた方ががインパクトがあるのに、いきなりこのパイロットは嫌われている、みたいな滑り出しを読めば、あまり期待できないことは最初から分かっている話ではありますが。 | ||||
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飛行機の爆破テロからはじまって、米軍にCIA、 さらにはアメリカやら北朝鮮やらロシアやら各国の政府が乱入してきて、 とにかくスケールの大きな話になってます。 国際政治の大風呂敷とも言うべきで、思惑の絡み合いの描写は なかなか引き込まれました。 それよりも飛行機の機器に関する薀蓄が細かくて細かくて、眩暈がします。 ただ、人物の描写の稚拙さが惜しいです。 男性陣の「うむ」とか「これはいかん」とか「そうはさせないぞ」とか 女性たちの「もうチャンスはないわ」「だめよ」「〜かしら」とかいうセリフも、 このあたりが新人作家なのかなぁって思ってしまいます。 美人の副操縦士やアテンダントからして、ありがちを通り越して なんか男の妄想だなぁってキャラなんですね。 日本の大臣や自衛隊の人々も、割り当てられたせりふを言うために出てきている、 という印象だけの人物たちになっちゃってます。 フライトに関する描写に比べて、人物たちがうそ臭く薄っぺらいのです。 その辺でひっかかって、引き込まれていたのに戻されたりするので、 惜しいです。 | ||||
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緻密なメカニズムの描写が素晴らしい。 突っ込みどころも満載だが、読んで損はない。 というか・・・女性副パイロットの凛々しい姿に惚れた(笑)。 次回作を待つ。 | ||||
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日本ミステリー大賞新人賞受賞した作品なので手にした。 新人賞受賞作品だと踏まえて読まないと、作品自体はそれほど惹きつけられない。 作品に粗さが所々にあり読む手が止まるのもある。117頁など機体の説明文が小説なのに約1頁も挿入される。国家レベルの騒動(?)に民間人が巻き込まれる題材なのだけど、リアリズムに拘った意気込みが作品全体に空回りした感じなのかもしれない。 眠れないほど夢中にさせるパニック小説ではなかった。 | ||||
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モチーフは面白いし、手に汗握る怒涛の展開に釘付けになる。純粋なパニック小説として、十分に楽しめる。しかし、欠点も多いと思う。 まず、人物では主人公以外のキャラに魅力的な人が見つからない。人物の掘り下げ方も浅く、感情移入できる人はいなかった。また、この飛行機をなんとか助けようとする人物が皆無。いるにはいるが、弱い。これは非常に残念。あと、事件の結末も、ドタバタしてよく分からなかった。無事着陸して思わず涙、というシーンを期待していただけに、これまた残念。もう一つ、アメリカ人の書き方がひどい。ここまでせんでもよかろう、というくらいに悪人に書かれている。その必要性がわからなかった。 確かに面白い娯楽小説ではある。しかし、こういうモチーフでもっと面白い小説は山ほどあると思う。非常に惜しい作品である。 | ||||
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次から次へとハプニングが起こり、また全編に渡って相当量の航空関連専門用語がちりばめられているので、まあ相応の小説を読んでいる気分にはなります。でも、全編予定調和内というか、起こっている事態はかなり深刻なのにあまりハラハラできないのです。文章自体もテンポを重視したためか描き込みが足りない印象を受け、なにやら長めのアウトラインを読んでいるような感じでした。そのため主人公を含め登場人物に感情移入することが難しかったです。 事故機救済の決め手になる自衛隊の行動の真相もお粗末だし、それに関連した最後の「オチ」で完全にリアリティは吹っ飛んでしまったかな・・・ 正直、次作に期待というところでしょうか。書く力はお持ちの方だと思いますので、本作を上回る力作を楽しみにしています。 | ||||
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ほぼ一晩(というか数時間)で、読み終えてしまいました。「ほぼ」というのは、読み進めていって残り少なくなったころ、ページをめくるのがとても惜しくなり、翌日に残したから…。多くの方が、映像化に言及されていますが、私も同感です。色々なシーンがカラー画面で頭に浮かびました。登場する航空、国際、軍事、報道−の世界。私はそのいずれにも詳しくありませんが、こうしたリアル感は、著者の方のこうした分野での知識が極めて豊かで、細部までがきちんと正確に記されていることで、もたらされるのでしょうね。 | ||||
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