■スポンサードリンク


死刑基準



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
死刑基準
死刑基準 (幻冬舎文庫)

死刑基準の評価: 3.90/5点 レビュー 30件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
<<12
No.10:
(2pt)

面白い・・だろうか?

小説の面白さは個人的嗜好があるので「断言」は出来ないと思う。個人的に面白い小説は何のストレスも無く(卓越したストーリーによる興奮ストレスは有るが)内容に浸って読み切るものだと思っている。この本にはそんな滑らかに読ませるモノが無い。海外舞踏会などカタカナの羅列と現実離れ(素人には)した記述には集中力を削がれてしまった。法律のプロならばその道のハウツー本などに傾注されることを期待したい。面白いミステリーを仕立てるには知識だけではダメなのだろうと実感した。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.9:
(5pt)

飽きさせないスピード感あるれる展開でした!

最初から最後までダラけた感じがなく、一気に読むことができました!
この作品は「トリッキーな推理モノ」といった感じではなく、推理小説仕立てにはなっているものの、タイトルからしても本書の本来の目的はもっと違うところあるといったかんじです。
読み進めていくうちに、私たち「人間」という生き物が持つ「凶暴性」や「残虐性」、「正義感」や「愛情」といった複雑な心理について考えさせられるとともに、人間が起こす事件、そして裁きについて、自分自身が被害者の家族として、もしくは加害者の家族として、裁判員として関わることがあるかもしれないと思いながら、様々なことを想像してしまいました。
また、風景描写や人物描写、さらにその時々の状況描写がとても繊細だったのですが、詳細に描かれているにも関わらず、しつこさを感じさせない著者のテクニックが素晴らしかったです。
とにかく、最初から最後まで飽きさせないテンポのよい構成が、この作品と死刑基準という大きな題材をうまく自分の中に落としてくれたような気がします。
おもしろかったです。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.8:
(5pt)

スリリングで、時間を忘れました !

1. まずタイトルがいいです。ある象徴的な場面にスポットを当てて「死刑基準」にしたところにセン スが光っていると感じました。
2. 主人公が正義派の弁護士であるだけでなく、繊細さを併せ持っているところも、好感が持てまし た。
3. ウィーンの舞踏会の華麗なシーンは、同じ晩に死刑存廃論という重い議論をするところや法廷 での白熱したシーンとのコントラストを際立たせる意味で、とても効果的でした。
 
4. 「驚きのページターナーぶり!」との広告文にひかれて買いましたが、これはウソではありません でした。
   年末の忙しい時に・・大掃除もせずに・・・読みふけってしまいましたので。(笑)
5. 全体として、裁判の進行や心証の変化が手に取るようにわかり、しかもミステリーとして面白いので、「裁判ってなんだか難しそう・・」と思っている方には特に、オススメです。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.7:
(3pt)

もう少しリアリティを。

証拠物件の出し方・謎の解明方法・犯人の動機等
要は
種明かしが少し簡単すぎるかなあ、という印象です。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.6:
(3pt)

もう少しリアリティを。

証拠物件の出し方・謎の解明方法・犯人の動機等
要は
種明かしが少し簡単すぎるかなあ、という印象です。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.5:
(3pt)

そんな大そうなものではないでしょう

 死刑制度の是非、裁判員制度を意識して、死刑基準という目を引くタイトルにしたのでしょうが(帯にもそう煽っている)、そんな大層なものではありませんでした。どこまでが死刑か否かの基準をめぐる内容なのかと思っていました。
 レイプは女性にとって、たいへんむごいものであるはずなのに、たいした罪に感じられません。死刑制度については、冤罪があるからダメだ程度で、この程度の内容だったら改めて考えるきっかけになりません。
 リーガルサスペンスとありますが、狭い世界の恋愛関係で起きた話で、法廷で二転三転する話ではありません。最後の決め手となる物だって、それは安直でしょう。
 そういうイメージを持たずに、ただのミステリーとして読むのだったら、逆転もあって、面白い小説だとは思いますが、普通のレベルだと思いました。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.4:
(5pt)

「素晴しい」の一言です!

大変面白く、どんどん読み進んでしまいました。
「素晴しい」の一言です。久しぶりに面白い小説に出会えた思いです。
死刑廃止論と存続論のそれぞれの主張が作品内に出てきますが、読んでいて考えさせられました。
作者の本業は弁護士業ということですが、この作品は読者を惹きつけるウマイ構成に仕上げられており、作家としての能力にも感嘆すら覚えます。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.3:
(5pt)

読み始めたら止まりませんでした。

死刑基準、一気に読み終えてしまいました。個人的に推理小説を読む時は、犯人を想像したり、考えながら冷静に読む質なのですが、今回はそうではなく、ストーリーに引き込まれてしまい、最後までいってしまった感じです。あまり登場人物が複雑だと、記憶力が悪いのでいちいち人物紹介に戻るのですが、それだけで入り込みにくいです。複雑なものが好きな方はそういいのも気にならないでしょうが。この作品は私にはちょうどよかったです(笑)。海外シーンでは風景、情景がとても美しくて、大衆離れした気品があるので、綺麗過ぎるなあ、とも一瞬感じたりもしましたが、法廷でのやりとり、殺害現場の悲惨な描写などは、まさに手に汗握るという感じで、かえって、先の美しさとのギャップでメリハリがあり、現実的な方が強調されているように感じられました。描かれる三希子や秘書の万葉子、など描かれる女性達ですが、正統派といった印象ですが、品格の問われているこの頃だけに、好感がもてました。我が身を省みたりも、、。クラシック音楽が多くの場面で登場するのですが、せっかくなら曲そのものも浮かんでくるくらい、教養がほしいところでした。どんな曲かわかれば、さらに情景に引き込まれたと思うと、自分のレベルが足りないのが残念です。また、現在の法制度の有り様もわかりやすく、とっつきやすい印象を受けました。高官達の人間臭さなんかも、ラストに近付くにつれて、切なくなってしまいました。最後の水戸の壮絶な尋問シーンは読んでいて一緒に熱くなってしまいました。それを静めるかのような、最後のエピローグですが、さわやかに締め括られてるのは、個人的には大好きなラストです。
長々と書いてしまいましたが、おすすめです。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.2:
(5pt)

「素晴しい」の一言です!

大変面白く、どんどん読み進んでしまいました。
「素晴しい」の一言です。久しぶりに面白い小説に出会えた思いです。
死刑廃止論と存続論のそれぞれの主張が作品内に出てきますが、読んでいて考えさせられました。
作者の本業は弁護士業ということですが、この作品は読者を惹きつけるウマイ構成に仕上げられており、作家としての能力にも感嘆すら覚えます。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.1:
(5pt)

「死刑基準」面白かった!

面白かった!
硬い題名からして難しいのかと思ったけど、次が気になって、気になって、結局2日であっという間に読み終えた。
特に法廷シーンが臨場感あふれて、スピード感あり。さすが著者は弁護士。
もし、こんなふうに裁判が進んだら・・・自分が裁判員だったら・・・と想像しながら読むとなかなかコワイ。
映画化希望。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!