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死刑基準
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死刑基準の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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証拠物件の出し方・謎の解明方法・犯人の動機等 要は 種明かしが少し簡単すぎるかなあ、という印象です。 | ||||
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死刑制度の是非、裁判員制度を意識して、死刑基準という目を引くタイトルにしたのでしょうが(帯にもそう煽っている)、そんな大層なものではありませんでした。どこまでが死刑か否かの基準をめぐる内容なのかと思っていました。 レイプは女性にとって、たいへんむごいものであるはずなのに、たいした罪に感じられません。死刑制度については、冤罪があるからダメだ程度で、この程度の内容だったら改めて考えるきっかけになりません。 リーガルサスペンスとありますが、狭い世界の恋愛関係で起きた話で、法廷で二転三転する話ではありません。最後の決め手となる物だって、それは安直でしょう。 そういうイメージを持たずに、ただのミステリーとして読むのだったら、逆転もあって、面白い小説だとは思いますが、普通のレベルだと思いました。 | ||||
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死刑基準、一気に読み終えてしまいました。個人的に推理小説を読む時は、犯人を想像したり、考えながら冷静に読む質なのですが、今回はそうではなく、ストーリーに引き込まれてしまい、最後までいってしまった感じです。あまり登場人物が複雑だと、記憶力が悪いのでいちいち人物紹介に戻るのですが、それだけで入り込みにくいです。複雑なものが好きな方はそういいのも気にならないでしょうが。この作品は私にはちょうどよかったです(笑)。海外シーンでは風景、情景がとても美しくて、大衆離れした気品があるので、綺麗過ぎるなあ、とも一瞬感じたりもしましたが、法廷でのやりとり、殺害現場の悲惨な描写などは、まさに手に汗握るという感じで、かえって、先の美しさとのギャップでメリハリがあり、現実的な方が強調されているように感じられました。描かれる三希子や秘書の万葉子、など描かれる女性達ですが、正統派といった印象ですが、品格の問われているこの頃だけに、好感がもてました。我が身を省みたりも、、。クラシック音楽が多くの場面で登場するのですが、せっかくなら曲そのものも浮かんでくるくらい、教養がほしいところでした。どんな曲かわかれば、さらに情景に引き込まれたと思うと、自分のレベルが足りないのが残念です。また、現在の法制度の有り様もわかりやすく、とっつきやすい印象を受けました。高官達の人間臭さなんかも、ラストに近付くにつれて、切なくなってしまいました。最後の水戸の壮絶な尋問シーンは読んでいて一緒に熱くなってしまいました。それを静めるかのような、最後のエピローグですが、さわやかに締め括られてるのは、個人的には大好きなラストです。 長々と書いてしまいましたが、おすすめです。 | ||||
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大変面白く、どんどん読み進んでしまいました。 「素晴しい」の一言です。久しぶりに面白い小説に出会えた思いです。 死刑廃止論と存続論のそれぞれの主張が作品内に出てきますが、読んでいて考えさせられました。 作者の本業は弁護士業ということですが、この作品は読者を惹きつけるウマイ構成に仕上げられており、作家としての能力にも感嘆すら覚えます。 | ||||
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面白かった! 硬い題名からして難しいのかと思ったけど、次が気になって、気になって、結局2日であっという間に読み終えた。 特に法廷シーンが臨場感あふれて、スピード感あり。さすが著者は弁護士。 もし、こんなふうに裁判が進んだら・・・自分が裁判員だったら・・・と想像しながら読むとなかなかコワイ。 映画化希望。 | ||||
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