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死刑基準



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【この小説が収録されている参考書籍】
死刑基準
死刑基準 (幻冬舎文庫)

死刑基準の評価: 3.90/5点 レビュー 30件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

死刑制度の是非について考え直すきっかけになったが、小説としては2流

死刑については、その昔、永山基準があった。
4人以上殺害した殺人犯に対しては、死刑というものだ。
被害者は何の罪もないのにその人権は、加害者の4分の一ということか。
その後、厳罰化が少しは進んだといえようが、まだまだだ。

判決が誤りだった場合、取り返しがつかないという、
廃止論者の意見もわかるが、死刑制度がなかったら、凶悪犯罪は、
もっと激増していたことだろう。
死刑制度の存続は、凶悪犯罪の抑止に、
大きく貢献してきた事実を見逃してはならない。

本小説は、継はぎだらけのテレビドラマのような感じの完成度
だったので、星3つとします。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
434401586X
No.5:
(3pt)

不可解な小説

ミステリー・サスペンスとしては三流です。

いくつか欠点を挙げます…これから読む人の興ざめにならぬように書きますので
いささか歯切れが悪いのですが。
1・ 容疑者の行動が不可解で、ご都合主義。まるでB級ドラマなみ。
   せめて「らしさ」があればいいのですが、あまりにもお粗末な筋立て。
   なんでこんなことするのか? 私には理解不能。

2・ 犯行を指示した人の現在の状況を、主人公が知らなかったのは、BならぬC級ドラマなみ。
   素人でもこれはないでしょう。「親しかった」はずですが、何にも知らなかったって、
   そりゃないでしょう。あんまりです。

3・ 「○○」を持ってきた容疑者の行動と、被害者が用意した「○○」が、
   「偶然一致した」のは不可解???
   途中で「○○」の不可思議さを主人公が気づきますが、尻切れトンボ。
   おそらく著者も収拾がつかなくなり、途中で投げ出したのでしょう。

4・ 「法律知識」が焦点になるなら、長々と法廷の手続きを書くのもいいでしょうが、
   その割りに、法廷でありえない「告白」があったり…おそらくTVのミステリものの影響か?
   現職の法曹界にいる人ならなるべく避けてください。
   グリシャムと比較すると、貧弱すぎます。

という具合に、欠点だらけの小説です。
でも…一気に読み終えました。日本語もまともです。
ただ著者がこの程度の小説しか書けないとは思えず、次を期待します。
「リーガルサスペンス」としてもまだまだです。

この程度の本が結構面白く読めてしまう現在の「推理小説界」・「サスペンス界」の
貧困さを嘆きます。

 

死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
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No.4:
(3pt)

[死刑基準]がテーマではない小説

最後まで、興味を持って読むことができます。
ただ、鼻につく登場人物や設定が多い感じがする。
たとえば、出てくる人間のうそくさい感じ。それは主人公の恋人しかり、友人しかり。
そんなご立派な人がこんなくだらない事件を起こすかという素朴な疑問も読んだ後には感じるし、この被害者の女性の生き方を説得力を持って納得させるだけのものがない。苦しんでいる夫がばかにみえてくる。
しかも、出てくる女性は美人で、賢くやり手ばかり。
なんとなく事件の落ちにしらけるのは私だけではないでしょう。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
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No.3:
(3pt)

もう少しリアリティを。

証拠物件の出し方・謎の解明方法・犯人の動機等
要は
種明かしが少し簡単すぎるかなあ、という印象です。
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No.2:
(3pt)

もう少しリアリティを。

証拠物件の出し方・謎の解明方法・犯人の動機等
要は
種明かしが少し簡単すぎるかなあ、という印象です。
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No.1:
(3pt)

そんな大そうなものではないでしょう

 死刑制度の是非、裁判員制度を意識して、死刑基準という目を引くタイトルにしたのでしょうが(帯にもそう煽っている)、そんな大層なものではありませんでした。どこまでが死刑か否かの基準をめぐる内容なのかと思っていました。
 レイプは女性にとって、たいへんむごいものであるはずなのに、たいした罪に感じられません。死刑制度については、冤罪があるからダメだ程度で、この程度の内容だったら改めて考えるきっかけになりません。
 リーガルサスペンスとありますが、狭い世界の恋愛関係で起きた話で、法廷で二転三転する話ではありません。最後の決め手となる物だって、それは安直でしょう。
 そういうイメージを持たずに、ただのミステリーとして読むのだったら、逆転もあって、面白い小説だとは思いますが、普通のレベルだと思いました。
死刑基準Amazon書評・レビュー:死刑基準より
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