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さよならドビュッシー
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さよならドビュッシーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 101~118 6/6ページ
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| 不覚にも、涙が出てしまいました。他のレビューにあるように、確かにせりふが冗長で、説教くさい向きもあるかもしれません。しかし、それもまた音楽の旋律ように、徐々に高まる感情をうまく引き出す効果があったのか、通勤電車の中で読んでいて、とめどもなく瞼が涙でいっぱいになってしまいました。 主人公のようにも見えるイケメンでインテリな好青年の岬先生が、ピアニストになろうとして何度もくじけそうになる女子高生「遥」にかける言葉は、一般の推理小説ではなかなかお目にかかれない強烈な印象を与えてくれます。 果たしてこれは推理小説なのでしょうか。読みすすめていくうちに、わからなくなってきました。なるほど殺人事件もあり、主人公に危険が迫るシーンもあります。資産家の祖父を持ち、今まで何不自由なく暮らしてきたお嬢さんが、大火事で一気に従姉妹や祖父を失い、自らも生死をさまようような大やけどを負って絶望に落とされるのも、なにやら事件のにおいもしないではありません。しかし、そこから名ピアニストにして私立探偵まがいの推理が光る岬先生によって、類まれなピアノの技術指導と、彼女の行動を知り尽くしたかのような精神指導が施され、「遥」は挫折を繰り返しながらも、奇跡的な身体の回復と、ピアニストしての非凡な才能を開花させていきます。これは教育書でしょうか、それとも道を極めんとする求道者の試練の物語でしょうか。 推理のトリックや最後のどんでん返しも面白かったとはいえ、前半に見られる登場人物たちのダイナミックな感情のぶつかり合いの感動には及びません。 ドビッシューの曲を弾くことが、最初の試練を克服し、岬先生と理解しあえた証であり、その曲を弾き終わって「さよならドビッシュー」とささやくことが、新たな試練へ立ち向かう勇気の宣言と読めば、人生の指南書といってもいいかもしれません。単純なあさはかな読者ですいません。しかし読後感はさわやかでした。 | ||||
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| 困難に必死に立ち向かう主人公に応援しつつ一気読みした。 ミステリーとしては似た結末を最近読んだばかりなので、あまり意外でもなかった。 音楽が楽しかったので、おやすみラフマニノフも読みたい。 | ||||
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| ミステリーとして読むなら、オチはすぐ見当が付きます。 しかしあれよあれよと進む話の展開に、ページをめくる手がとまりませんでした。 キャラが昭和とか展開が安易とかいうレビューもあり、確かにそうなんですが、 久しぶりに物語を読んだなあ!という満足感があります。 …文章も上手くキャラも現代的だけど物語が現実的すぎて話が薄くて眠い、とか、 ノルマで一冊書いてんだろうなあ、ページ埋めるのに必死なんだろうなあ、だからファン向けの会話と蘊蓄でページ稼いでるんだろうなあ、とか、 そうこちらに思わせる作品にばかりここのところ当たってたので… 圧巻はやはりピアノの演奏描写。私はピアノには全く素人ですので、個々の単語の意味なんて解っちゃいないんですが、素人に「なんか凄い演奏なんだ」「この曲って素晴らしい作品なんだ」と充分思わせる文章でした。 …だからこそ、動機が残念。いっそ主人公が計画的悪魔少女の方がすっきりしたかなあ。 そうじゃないならもう少し少女の逡巡や後悔や悲劇を描いて欲しかった。 軽くないか、ラスト。 先生「日本の○○は○○には甘い」って、「主人公ラッキー」って事かい。これ読者は「良かったね〜」とは思えないんだが…。 ラストも清々しいんだけど、良く考えたら清々しくていいのか…?(笑) 本当に面白かったから、最後だけが残念… | ||||
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| 序盤の軽い感じから一転、もう中盤まではしかめっつらで読んでました。 もちろんどんでん返しには度肝抜かれました。 でも一番驚愕させられたのが、火傷を負った女の子が岬洋介の演奏を聴いたときでした。 その女の子があまりの演奏の凄さに鳥肌が立つというところで、文章を読んでる自分もそうなってました。 ストーリーもこの体験も凄かったんですが、しかめっつらしんどかったので☆4です。 | ||||
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| ミーハーですが、妻夫木聡さんが本の帯でそう紹介していたので思わず買ってしまいました。 とても綺麗な文章で、演奏するシーンは音楽の知識のない私でも引き込まれました。 まさに音楽を聴いているような気になり、心地がよかったです。 ただ、肝心のミステリー設定については小道具の配置が少々あざとく感じられました。 第1章を終えたところで今後のストーリー展開が全て読めてしまいます。 今までミステリーを読んで犯人が分かったことなんてあまり無いのに・・・・・ 主人公の努力する姿勢や、教訓的な台詞が個人的にツボにはまりましたので 最後まで面白く読むことはできました。 過去のスピンオフ作品が進行していると後書きにありましたが、 主人公よりも、研三叔父さんの今後が気になって仕方がありません。 続編が出ないでしょうか。 | ||||
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| 早い段階で真相が読めてしまいましたがラストのどんでん返しは迫力がありました。この作品で1番よかったのは音楽の描写です。リアルに音が聞こえて来そうな描写力です。 | ||||
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| 最後のオチは純粋に驚かされました。 また、私にとっては音楽を織り交ぜたミステリー作品というのは、 初めてで新鮮でもありました。 ただ、謎解きに対して伏線の描写が乏しく、"あの時の気になる言い回し・行動はこういうことだったのか!" と感じられる部分を伝えられていないのが非常に残念です。 それが作品全体として構成力の稚拙さを醸し出してしまっている気がします。 まだ作家としてデビューしたばかりとのことなので、将来性に期待して☆4つとしました。 | ||||
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| ミステリーのことは忘れて、怪我や病気で以前できていたことも満足にできなくなった人が、その能力を再度会得していく再生物語として読みました。特に音楽に関して書かれている箇所は気持ちよく読めました。私はクラシック音楽は大好きなので、著者が作品を書く上で何度も聴いたであろうCDの情報も物語りに混ぜておいてくれればいいのに、と思いました。 あと、このミステリーがすごい! 2011年版にこの物語の登場人物、香月玄太郎が暴走特急の短編が載っています。 | ||||
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| 読み終わった後、複雑な気分になりました。 音楽関係のタイトルから惹かれてこの本を手に取りましたが 内容も音楽の知識がふんだんに盛り込まれていて 特に、1つの曲の心象風景をあれほど丁寧に描ける著者様に すごいと感嘆しました。 読んでいて塞ぎ込みがちだった今の私自身に 鋭くそして強く響く言葉がたくさんありました。 そういった意味で、この作品は ただのミステリー小説の範囲に収まらずもっと力強いなにかを 含んでいると思います。 ただ、1章、2章、3章と読んでいて主人公の境遇や 岬との関係に切なく感じていたのに、読了後 『切なさを返せ〜』と叫びたくなりました。 きっと岬先生の「教え子が君が最初で、しかも最後かも知れない」の 時点で犯人を微塵も疑わなかった私は、もう既に著者の策略通りに なっていたのかもしれません。 | ||||
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| 音楽シーンの描写は素晴らしい。 主人公目線で描いておきながら、ラストにきてこのどんでん返しはどうなのだろう? だが、最後のバイバイ、ドビッシューに込められた気持ちが清々しかったので、この評価としました。 | ||||
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| 火事で生き残った少女の力強い再生の物語。 主人公と共に自分自身が成長している感じがしたり、読後に素晴らしい爽快感が残るのは 主人公の「どうしてピアノを弾くのか」「なんのためにピアノを弾くのか」という部分を ポイントポイントで深く掘り下げ、それに向かう努力と葛藤を緻密にひたすら真っ直ぐに描いているからだろう。 中盤から一気に読めてしまう、引き込む文章力と音に関する表現力は白眉である。 ただ推理小説として評価すると、伏線の甘さもあり、 唐突な終盤があっけなくうつるため、違和感を感じる部分も。 青春小説としては素晴らしいと思うので☆4つ。 著者の今後の活躍に期待したい。 | ||||
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| 全身に大火傷を負った16才の少女が、つらいリハビリと厳しいレッスンに耐え、5分しか指が動かないハンデにもめげず、ピアノ・コンクールで優勝をめざす…という、音楽スポ根もの。ミステリー小説でありながら、王道エンターテインメント!ピアノ演奏描写も素晴らしく、とにかく感動します(^o^) | ||||
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| 数々の苦しみと戦いながら、 主人公はピアニストを目指します。 その姿が美しい。綺麗で良かった。 そしてミステリーとしても見事でした。 ラストは衝撃でした・・・ | ||||
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| あまりにもベタな言い回しだが、この作品のテーマは「努力」なのではなかろうか?と思えるくらい、内容の多くが「スポ根(ピアノ根性?話)」で占められていた。 少女マンガチックなヒーローの登場は眉唾物だが、ストーリー展開も面白く、文章が非常にしっかりしている。人物描写もムラがなく、自然に描き分けられていると思う。 ミステリーとしては、あまりにその占めるパーツが少ないのが残念だが、スポ根?に気を取られていて、目の前にある手掛かりに気付かず、最後に「ヤラレタ!」と思わせる手法の一種だということあれば、脱帽モノである。 本格ミステリーのルールすれすれ…あるいは逸脱しているかもしれないが、そこをツっ込む気にはなれないくらい感心した作品だった。 | ||||
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| 読み進むにつれ著者への興味が募っていった。中山七里と命名した著者の動機は何か?音楽への豊富な知識のよりどころは?実生活において障害がある人といかなる関わりを持つのか?などなど。著者の背景が、きっと作品に生かされ、紡ぎ出されているであろう著者の片鱗、その一端でも垣間見ることができればと念じつつ読み進む。それだけ主人公の少女が直面する現実に、私自身が引き込まれていたということだろう。ところが、終盤のたたみかけるような展開と、すっと全てを溶き流すようなさっぱりした幕切れ。私の邪念はすでに消え失せていた。真犯人が誰であろうと、謎解きがどれだけ巧みであろうと、上質のミステリーであることは、最終ページにたどり着く前に証明されている。ただ、最後の一文にたどり着いた時、生き抜くことの尊さを伝える、これは見事なまでに深い作品だと思った。 | ||||
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| 海堂さんというベストセラー作家を生みだした「このミス」を侮ってはいけない、と 正直、久々に思いました。 ピアニストを目指す高校生の少女。しかし、ある夜、不幸な火災により、 大金持ちの祖父を喪い、自身は、熱でのどをやられ声を失い、皮膚が焼けただれ 多くを移植で賄うことになる。自分のものじゃなくなったような、思い通りにならない体… それでも、彼女は、ピアニストへの道をあきらめない。若き天才ピアニストの青年の教えを受け、 高校の音楽科でのいじめにも耐え… これって、「ガラスの仮面」と「のだめ」と「大映ドラマ」を足しておいしいところをぐっと しぼった感じ…そう、よく練られたエンターテイメントなのである。 ただ、アイディアを面白く読ませる文章力とか、話の構成力が、まだまだプロと呼ぶには 少しだけ物足りない気がした。しかし、それをもって余りある面白さ、読みだしたら 気になって止まらない引力のある1冊だったと思う。 音楽マンガや小説が流行り続けている(「のだめカンタービレ」に、「船に乗れ!」などなど) 今のタイミングでこれを出した賢さ、これで世に出られた幸運さもあわせて、この作者、 スターになる素質十分だと思います。次回作が楽しみです。 | ||||
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| 「あらすじ」 多くのものを失いながらも、彼女はピアニストを目指す。力強く爽快で行間からピアノの音色が立ち上る、一人の少女の再生をかけた物語。 と書かれている通り、少女は様々な物を失っていくが。 ピアノが彼女を救っていく。 音楽を知らない私でも、しっかりと理解できる音楽の表現力、音符すら聞こえてきそうな美しい文章はもう息を吐かず読むことができ。 そして全体の文章は無駄がなく、語彙が豊富で本当にデビュー作なのだろうか?と疑ってしまうほどで、さすが「このミス」と感嘆せずにいれない。 ミステリーもいい意味で分かりやすく、最後には裏切られる(良い意味で)。 だが、これで終わらせていいのか?伏線も回収されて無駄がないんだが、やはりそんな心残りが残ってしまうので星四つ | ||||
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| ミステリーは全然詳しくないけれど、ピアノ大好きな私は、 まずタイトルに惹かれて購入しました。 ピアニストを目指す16歳の少女が、ある日、祖父や帰国子女の従姉妹と一緒に 火事にあい、ただ一人生き残ることになります。 全身大火傷を負った彼女の、過酷なリハビリ毎日がとても生々しく壮絶。 そして、新進気鋭のピアニストの岬とのレッスンの様子や、演奏シーンも 音楽や映像が浮かぶくらい鮮やかに描かれていてワクワクしました。 音楽をやる人とからみると『のだめ』はなんだかもの足りない気がしたけれど、 これはもう少し深みがあって読み応えもあります。 でも最初の数ページを読んで、ラストが何となくわかっちゃっいました。 ミステリーファンの人には、よくわからないけれど、 音楽好きな人には、おすすめの一冊です。 | ||||
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