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初秋
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【この小説が収録されている参考書籍】
初秋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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初秋を読んで人間味溢れるスペンサーが大好きになりました。なかなか好かったです。 | ||||
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多くは語りませんが、少年ポールと私立探偵スペンサーとのやりとりが、そのままハードボイルドの何たるかの解説になっている。 これほどハードボイルドを理解するのに適した小説は無いと思います。 | ||||
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いやあ、読むと心が強くなるというか、 強くなろうと思うというか、 影響されますよね。 ロッキーを観たあとのようというか。 こんな男になろう、 きちんと自分で食事つくろう、 まずは体鍛えるか、 とか思いますよね。 | ||||
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本、冒頭に 「デイビット・パーカーとダニエル・パーカーに二人とともに成長した父より 尊敬と称賛の念をこめて本書をささげる」 15歳の少年を自立のために育てる探偵、スペンサー。何のために?金のためでもない。 もう途中あたりから泣けてきました。こりゃいかん・・・「自立」ここでまたほろり・・・ 最後の少年の涙でほろり。 一度読んでください。ネタバレなしで。いいです。本当にいい! | ||||
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The wit and the way of saying is the typical Parker which I always like. | ||||
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If you haven’t read this book yet, please don’t read this review. My first feeling about “Early Autumn” was that it was not so impressive. But after a week there was some part in the book that had rooted itself in my mind. Evidently this book is of the sort to leave a flavor behind it--one of those books that “create a world of their own”, as the saying goes. What was it that had rooted itself in my mind? This book starts when the private eye Spenser gets hired for a mundane child custody case. Spenser soon finds out the fifteen-year-old boy Paul at the center of the divorced parents' dispute is just a pawn in their divorce battles and neither the husband nor wife cares about Paul. They only irritate each other by holding him, and neither has any affection towards him. So Spenser takes the pathetic boy under his wing. Spencer says to the boy, “You don’t have anything to be proud of. You don’t have anything to know. You are almost completely neutral because nobody took the time to teach you or show you and because what you saw of the people who brought you up didn’t offer anything you wanted to copy. You’re old enough now to start becoming a person. And you’re old enough now so that you’ll have to start taking some kind of responsibility for your life. And I’m going to help you.” I have to agree with the reviewer who said that it is not a mystery novel, but it is such a fine story about how Spencer directs a fifteen-year-old boy forsaken by his parents, and sees to it at the end that he will grow wihout his parents' interference.Through the Spencer-Paul relationship, one can learn about how an adult should act towards a child and how an adult should not say good things to him, but do good deeds. This nice character of Spencer’s lingers in my mind. | ||||
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スペンサーシリーズでも特筆すべき小説fだ。15歳の、両親にまともに育てられていない少年の成長のために尽力するスペンサー。じーんとくるものがある。また魅力的なセリフに溢れていて、読んでいて楽しい。 | ||||
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一冊目は3回読み重ねて、破れかけたので、予備の2冊目です 私は英語があまり得意ではありませんが、読む程に心が落ち着いてきます ストーリーを際立たせる丁寧な表現が印象的です 最近は菊池光氏の翻訳も購入し、私自身の英文表現解釈との細部の相違を楽しんでいます 本書は定年後の楽しみの一つになっています 時間に余裕のある英語初学者の方が楽しめる本だと思います | ||||
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81年に発表されたスペンサーシリーズ第7弾。15才の少年が探偵と出会い、短い共同生活の間に成長していくストーリー。いきすぎた描写もなく、ヒューマンストーリーとしてよく描かれている。 | ||||
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迅速で、確実な配達でしたので良かったです。 有り難うございました。 | ||||
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何度読み直しても息苦しくなる 若いときに読んで 自分に子供ができたら読ませようと決め、4年前に高校生の長男に送り、今回は次男へ。 読んでくれてるのかどうかは怪しいけど、父である私が伝えきれないものが詰まっているような本と思います。 | ||||
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健さんが映画化も考えた…らしい、というだけあって エエ男はんの話です。 人として、男として赤の他人の少年を将来を憂い、立 派な男に成長させるべく心血を注ぐスペンサー。 かっちょエエす。 探偵モノとしては、異色のストーリー展開やと思います。 | ||||
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Spenser Novels #7/39(1981)。 今回の依頼は、誘拐同様の手口で元夫に連れ去られた息子を奪還すること。しかしそのPaul(15)は両親から離婚訴訟の「コマ」としか認識されておらず、なにも考えない無気力な生活を送るのみだった。 本シリーズにはこれまで、Terry Orchard, Kevin Bartlett, Linda Rabb(広義において), Millie Shepardといった両親にネグレクトされた子供たちが登場している(表記こそないが、"Katherine", Rachel Wallaceも疑わしい)。本作のPaul Giacominもその一人だが心の傷はより深く、思考を停止することで現実から目を背けようとしていた。 おなかが減っている人には魚をあげるのではなく、お互いにとってめんどうなことではあるけれどその釣り方を教えなければならない、とばかりにSpenser父さんがいかにもらしい「釣り方」をPaulに伝授していくシーンが印象的(あまりのお節介振りにSuzeが怒るのも無理はない、とは思うけれど)。Hawkのピンポイントでの活躍も見逃せない。 | ||||
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値段が高いので中古のが欲しかったのですが、クレジットカードがないのでかえませんでした。いい方法ないですか? | ||||
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値段が他に比べ、非常に安いところが気に入りました。電子書籍のやつが欲しかったのですが、クレジットカードがないので買えませんでした。いい方法はありませんか? | ||||
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最新作「灰色の嵐」が面白かったので、改めて、スペンサーシリーズを読んでみたところ。 本作が一番、良かったです。 私もポールと同じ境遇で、人ごとでは無く読んだことを思い出しました。 「ただし、僕は、何も自分のものにすることは出来なかった」 「できたよ」 「なにを?」 「人生だ」 最後は自分しかいない、本書はキッチリと教えてくれます。 | ||||
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大げさではなく、自分の人生に一番影響を与えている原点の一冊。 読もうと思ったきっかけは、敬愛する。落合信彦さんと村上龍さんがそろって読むべき本にあげていたから。 著者の ロバート・B・パーカーさん、現在のアメリカ ハードボイルド作家の巨匠、これから大人になるすべての男の子たちが読むべき一冊である。 男はいかにあるべきか?その答えがここにある!!できれば続編の「晩秋」も一読されたし。 | ||||
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「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない。」 ハードボイルドを代表する台詞は、レイモンドチャンドラーの作品にでてきます。今回のテーマがハードボイルドなので、引用してみましたが、僕にとってのハードボイルド小説の原点は、チャンドラーではなく、タイトルにある「スペンサーシリーズ」です。最初に読んだのが「初秋」ですが、それ以来、誰かに本をプレゼントするときには、結構この本をプレゼントしていました。 ほんとお勧めの本です。 スペンサーは探偵です。物語は、ある事件があり、それをスペンサーがダンディーに解決していくという定番のパターンです。作品の途中に料理の作り方とか出てきたりする遊び心もよいのですが、やはりスペンサーという人間の描かれ方が秀逸です。 初秋は、スペンサーの教育観を表現しています。 例えば、スペンサーが少年にスポーツや大工の仕事などをやらせているときに、少年が「何でこんなことをやらないといけないの?」という問いかけに対して、「それはお前が何もできないからだ。俺は何かできるようにしてやりたいのだ。」という台詞を言っています。自分の親は、僕に対して「できるようにしてやりたいのだ」という発想で見守ってくれていたのだな、ということを改めて思わされた台詞でもあり、親に感謝の思いを強くした台詞でもありました。 また、「不安がないというのは、恐れているか愚かであるか、あるいはその両方だ。現実は明確なものではない。それはたくさんドアのある廊下を歩いているようなものだ。ドアをあけて見てみるまで、そのドアの奥になにがあるかはわからない。ただ、ドアを開けなければ廊下に居続けるしかない。」 他にも教育にまつわる名言がたくさんありますので、機会があれば、ぜひご一読いただき、感想などお聞かせください。 | ||||
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Google日本法人社長の村上憲郎氏の「村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける 」のなかで、英語を勉強したいなら、この本を読んでみては、と仰っていたので、一読。 確かに英語は簡単でわかりやすい。 同じ作者の本を2,3冊読んだら、ある程度の英語アレルギーは消えた。 英語の勉強になった、という意味で星4つ。 | ||||
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’73年、ロバート・B・パーカーのデビュー作である『ゴッドウルフの行方』で始まったネオ・ハードボイルド、ボストンの私立探偵<スペンサー>シリーズは、私が調べたところでは’10年1月18日にパーカーが逝去するまで38作に及び、すべて邦訳されているが、本書は’81年発表(邦訳は’82年)の第7作。日本では、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’77年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)を受賞した第4作の『約束の地』(’76年、邦訳は’78年)をしのぐ人気を持つ作品である。 パティ・ジャコミンと名乗る女からスペンサーが請けた仕事は、離婚した夫メルが奪った息子・15才のポールを連れ戻すことだった。首尾よく成功するスペンサー。3ヵ月後、パティは強引に再びポールを自分のもとに置こうとするメルの企みを阻止したいと再びスペンサーに頼る。そして暴漢が彼らを襲う。 スペンサーは、ポールが、対立する両親の“駆け引き”の材料となっていて、“育てられ”ておらず、TVばかり視て暇をつぶす、何事にも関心を示さない少年であることに気づく。 スペンサーはある決心をする。身支度からジョギング、ウェイト・トレーニング、家造りの大工仕事と、ポールに対するマン・ツー・マンのスペンサー流“教育”が始まる。やがてポールにも成長の兆しが・・・。スペンサーは仕上げにメルの悪事とパティの悪癖を暴き、ポールに両親から“解放”された“自立”の道を歩ませる。 決して長くはない、ストレートな物語で、暴力シーンやお色気シーンも垣間見えるが、メインの、スペンサーとポールとの熱いハートの交流、そしてスペンサーのタフな大人の男のやさしさが読むものの心を動かす。 本書は、「これを読まずしてスペンサーは語れない」ほどの、ネオ・ハードボイルドとしては異色作ながら、このシリーズ屈指の名品である。 | ||||
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