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初秋



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初秋の評価: 4.53/5点 レビュー 68件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 21~40 2/4ページ
No.48:
(5pt)

わたせせいぞう「おとこの詩」の挿入話にこの本が・・・

わたせせいぞうの作品に初めて出会ったのは「おとこの詩」。
その中の1話、毎日電車の向かいに座る気になる女性が読んで
いたのがこの本です。
その時からこの本に関心をもちながらも30年の月日が流れて
しまいました。

そして「やっと」この本を読む機会を得ました。不幸な環境で
育った15歳の少年ポールを主人公のスペンサーが1人前の男
にする物語。
場所、小道具、食事、お酒・・・カタカナで覚えにくいものも
ありますが、それらがなんともカッコよく思えるから不思議。

ボクは読み終わって、とてもいい気分になりました。そして、
「あの彼女」がどんな気持ちでこの本を読んでいたのか?
「この本」を読んでいた彼女はどんな人なのか?とても気にな
りました。(笑)
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.47:
(5pt)

評判に違わぬ傑作

傑作の誉れ高い本作を手に取り、3時間程度で読んでしまった。 探偵もの、推理もの、ハードボイルド、とジャンルを固定してはいけないと思わせる素晴らしさ。 読み進めていくにつれ、「あとこれだけしかないのに、この物語は結末を迎えられるのだろうか」と心配になるぐらい、無駄な部分はない。 一人の少年が大人になっていく過程をまるで映像で見ているかのように描き出しています。 ぜひ読みましょう。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.46:
(5pt)

自らのスタイル・美学を持つスペンサーがあまりに格好良い

ロバート・B・パーカーによるスペンサー・シリーズの第7作目。1980年発表、1982年邦訳発刊、1988年文庫化。
1980年代、文庫化前のシリーズを何冊か読んだが、今般久し振りに手に取った。
父親からも母親からも真の愛を受けることなく育ち、何事にも関心を示すことなく固く心を閉ざしている15歳の少年ポールを、スペンサーが、郊外の森の中に一緒に小屋を造り、身体を鍛え、料理を作り、作家について語ることにより、一人前の人間としての自信を付けさせる過程を描いた異色の作品。日本では、30数作のシリーズの中でも最も人気があるという。
上記のようなテーマから、スペンサーが自らの生き方のプリンシプルを語る場面が多数登場する。
ポールの「どうしてアイスクリームを食べなかったの?」という問いに対して、「自分で決めた交換条件だ。ビールを飲んだらデザートは食べない。・・・男は、こうと決めたことは守らなきゃならねえんだ」
相棒のホークについて、「彼は怖い男だ。いい人間ではない。しかし、立派な男だ。その違いがわかるか?」
父親が自分を誘拐するかもしれないと怯えるポールに対して、「彼が試みるかどうかについてあれこれ考えるよりは、彼が試みた場合にどうするのがいちばんいいか、ということを考える方がいいんだ。彼がやるかどうか、きみには判断できない、彼の考え次第だ。きみは、彼が試みた場合にやるべきことを決める。それはきみの考え次第だ。わかるか?・・・自分がコントロールできる事項がある場合は、それに基づいて必要な判断を下すのが、賢明な生き方だ」
ポールにウェイト・リフティングを教える際に、「得意なものがなんであるか、ということより、なにか得意なものがあることの方が重要なんだ。おまえにはなにもない。なににも関心がない」
ポールがかつてバレエに興味があると言った際に両親が頭から否定したことに対して、「要は、自分はこうあるべきだ、という考えにとらわれないことだ。自分でできるものなら。自分の気にいっていることをするのがいちばんいい」
自らのスタイル・美学を持つスペンサーがあまりに格好良い。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.45:
(5pt)

ルビーブック

今までは原書ばかりでしたが、所々に日本語訳も参考になっておもしろそうなので今回はこちらを購入してみました。
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
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No.44:
(5pt)

ボニタン

初秋を読んで人間味溢れるスペンサーが大好きになりました。なかなか好かったです。
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No.43:
(5pt)

ハードボイルドの入門に最適

多くは語りませんが、少年ポールと私立探偵スペンサーとのやりとりが、そのままハードボイルドの何たるかの解説になっている。
これほどハードボイルドを理解するのに適した小説は無いと思います。
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No.42:
(5pt)

かっこいい!

いやあ、読むと心が強くなるというか、
強くなろうと思うというか、
影響されますよね。
ロッキーを観たあとのようというか。
こんな男になろう、
きちんと自分で食事つくろう、
まずは体鍛えるか、
とか思いますよね。
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No.41:
(5pt)

父親の愛

本、冒頭に
「デイビット・パーカーとダニエル・パーカーに二人とともに成長した父より
尊敬と称賛の念をこめて本書をささげる」

15歳の少年を自立のために育てる探偵、スペンサー。何のために?金のためでもない。

もう途中あたりから泣けてきました。こりゃいかん・・・「自立」ここでまたほろり・・・
最後の少年の涙でほろり。

一度読んでください。ネタバレなしで。いいです。本当にいい!
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No.40:
(5pt)

No dout this is the one of the best of Parker .

The wit and the way of saying is the typical Parker which I always like.
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No.39:
(2pt)

cheap,cheap,cheap!!

初めてParkerの作品を読みました。カスタマーレビューでは評価の高い作品のようですが、安っぽいhumanismとsnobbismが鼻につきました。Hard boiledという点ではR.ChandlerやM. Connellyの小説のような上質の軽妙洒脱、coolさはなく、むしろviolentさが目立ちます。次を読みたいという気持ちには、残念ながら、なりませんでした。
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No.38:
(5pt)

A book of the sort to leave a flavor behind it.

If you haven’t read this book yet, please don’t read this review.
My first feeling about “Early Autumn” was that it was not so impressive. But after a week there was some part in the book that had rooted itself in my mind. Evidently this book is of the sort to leave a flavor behind it--one of those books that “create a world of their own”, as the saying goes. What was it that had rooted itself in my mind?
This book starts when the private eye Spenser gets hired for a mundane child custody case. Spenser soon finds out the fifteen-year-old boy Paul at the center of the divorced parents' dispute is just a pawn in their divorce battles and neither the husband nor wife cares about Paul. They only irritate each other by holding him, and neither has any affection towards him.
So Spenser takes the pathetic boy under his wing.
Spencer says to the boy, “You don’t have anything to be proud of. You don’t have anything to know. You are almost completely neutral because nobody took the time to teach you or show you and because what you saw of the people who brought you up didn’t offer anything you wanted to copy. You’re old enough now to start becoming a person. And you’re old enough now so that you’ll have to start taking some kind of responsibility for your life. And I’m going to help you.”
I have to agree with the reviewer who said that it is not a mystery novel, but it is such a fine story about how Spencer directs a fifteen-year-old boy forsaken by his parents, and sees to it at the end that he will grow wihout his parents' interference.Through the Spencer-Paul relationship, one can learn about how an adult should act towards a child and how an adult should not say good things to him, but do good deeds.
This nice character of Spencer’s lingers in my mind.
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
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No.37:
(5pt)

探偵小説の域を超えている

スペンサーシリーズでも特筆すべき小説fだ。15歳の、両親にまともに育てられていない少年の成長のために尽力するスペンサー。じーんとくるものがある。また魅力的なセリフに溢れていて、読んでいて楽しい。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.36:
(5pt)

二冊目を購入しました

一冊目は3回読み重ねて、破れかけたので、予備の2冊目です
私は英語があまり得意ではありませんが、読む程に心が落ち着いてきます
ストーリーを際立たせる丁寧な表現が印象的です
最近は菊池光氏の翻訳も購入し、私自身の英文表現解釈との細部の相違を楽しんでいます
本書は定年後の楽しみの一つになっています

時間に余裕のある英語初学者の方が楽しめる本だと思います
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
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No.35:
(4pt)

ヒューマンストーリー

81年に発表されたスペンサーシリーズ第7弾。15才の少年が探偵と出会い、短い共同生活の間に成長していくストーリー。いきすぎた描写もなく、ヒューマンストーリーとしてよく描かれている。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.34:
(4pt)

迅速で確実な配達でした。

迅速で、確実な配達でしたので良かったです。
有り難うございました。
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4150756562
No.33:
(5pt)

高校生の息子にプレゼント

何度読み直しても息苦しくなる
若いときに読んで 自分に子供ができたら読ませようと決め、4年前に高校生の長男に送り、今回は次男へ。
読んでくれてるのかどうかは怪しいけど、父である私が伝えきれないものが詰まっているような本と思います。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
4150756562
No.32:
(4pt)

目先の変わった探偵モノ

健さんが映画化も考えた…らしい、というだけあって
エエ男はんの話です。
人として、男として赤の他人の少年を将来を憂い、立
派な男に成長させるべく心血を注ぐスペンサー。
かっちょエエす。
探偵モノとしては、異色のストーリー展開やと思います。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
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No.31:
(5pt)

Paul & Spenser

Spenser Novels #7/39(1981)。 今回の依頼は、誘拐同様の手口で元夫に連れ去られた息子を奪還すること。しかしそのPaul(15)は両親から離婚訴訟の「コマ」としか認識されておらず、なにも考えない無気力な生活を送るのみだった。

本シリーズにはこれまで、Terry Orchard, Kevin Bartlett, Linda Rabb(広義において), Millie Shepardといった両親にネグレクトされた子供たちが登場している(表記こそないが、"Katherine", Rachel Wallaceも疑わしい)。本作のPaul Giacominもその一人だが心の傷はより深く、思考を停止することで現実から目を背けようとしていた。

おなかが減っている人には魚をあげるのではなく、お互いにとってめんどうなことではあるけれどその釣り方を教えなければならない、とばかりにSpenser父さんがいかにもらしい「釣り方」をPaulに伝授していくシーンが印象的(あまりのお節介振りにSuzeが怒るのも無理はない、とは思うけれど)。Hawkのピンポイントでの活躍も見逃せない。
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152075287
No.30:
(5pt)

とても気に入った

値段が高いので中古のが欲しかったのですが、クレジットカードがないのでかえませんでした。いい方法ないですか?
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)より
4150756562
No.29:
(5pt)

とても気に入った

値段が他に比べ、非常に安いところが気に入りました。電子書籍のやつが欲しかったのですが、クレジットカードがないので買えませんでした。いい方法はありませんか?
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152075287

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