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誘拐
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誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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余り凝っていない謎解き。気楽に楽しめる。本作で、スペンサーの恋人スーザン・シルヴァマンが登場。二人の粋な会話を挟んで、調子が出てきました。 | ||||
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この本は校正が酷過ぎて、発売当時 さぞ返品の山ではなかっなかと想像します。 ハードカバーの翻訳も好きではない。 作者の初期の本なので、世間もあまり 注目してなかったのか?前持ち主さんが 誤字や文章の訂正の為に、沢山ペンを入れていて笑ってしまいました。早速、文庫を買い替えました。笑笑 | ||||
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菊池光訳も読んだが私の個人的な好みを言わせてもらえば、こちらの飯島永昭訳の方が読んでいて楽しい。 椅子を一杯に後ろへ倒して首をぐっと横に向けると、私のオフィスから空が見える~という文章が飯島訳だと イスの中で、足をつっぱり、首をカキンとうしろにそらすーすると、おお、感激!おれのせまい事務所からでも、空が拝める。 私がおれになっているし、ちょっと饒舌で軽い気もするが、とても新鮮な読後感である。 また、本作はホークは登場しないけれど、スーザンが初めて登場する意味でも重要。 なんでもかんでも菊池訳で読むのが、かならずしもよいわけではない。 私はこの訳文が大変に新鮮だった。 ただし、文庫版はないんだよね。 | ||||
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この作者の作品、所謂、 (スペンサー物) 、気になる所とあり、 文庫本を買い占めて 読んでしまった。 結果、元警官・元ボクサー(二流)の スペンサーと、この本では、高校生 のカウンセラー?であり、後に、 ハーバードの偽学生から、偽精神科 医(胡散臭いセラピスト)となるスーザン。 要は、落ちこぼれの中年のオッサンと オバサンが、無限に互いを正当化し 合う。 つねに、底辺である自分たちのプライド を保つために。 この様な本を好む方が多い、という事 だけで、アメリカと日本のレベルが 知れる。 | ||||
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未だ若い頃のスペンサー、スーザンとの出会いも語られている。一人の少年を救うために両親とその交友関係を描きながら、警察を交えて展開してゆくお話。スペンサーの対決シーンにはいつもハラハラ、時には飛ばし読みしているがこのお話はそれ程でもなかった。結局は大人たちの愛が少年を救う結末。 | ||||
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面白いし、単語は多少分からなくても 大丈夫です。 案外すらすら読めるもんですよ | ||||
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Spenser Novels #2/39(1974)。永遠の恋人、Susan Silverman が登場する本作。学校の guidance department に所属する彼女に出逢い、一緒に行動するために少年の失踪を構想したのではないか、と勘ぐってしまうほどスムーズに話が進んでいく。惚れた直後にありがちな、彼女のなにもかもすべてが素晴らしく感じられて仕方がない、という状態の Spenser が微笑ましくかつ羨ましい。Susan が絡むことによりパイロット版的な位置づけの前作では若干不安定要素があった演技も安定し(Spenserのキャラクターが固まった)、息の長いシリーズが始まる。Spenser の公私混同っぷりにいろいろはらはらさせられるのだけれど、これこそ作者の術中にはまってしまっているのだろう。 | ||||
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英語を教えてくれている人がパーカーの文体は話し言葉に近くて読みやすいと言ったので、取りあえず古本屋で訳本も原書もその場で手に入れられたのがたまたまこれだったというだけの理由で読んだ一冊。本書はスペンサーシリーズの第2作目であり、スペンサーのガールフレンドの初登場する回だったと後で知りました。 内容的には、大したひねりもなく、深みもない。主題も時代遅れだと言えなくもない。が、逆に、70年代のファッションや流行がぎっしり詰まっていて、好きな人にはたまらないと思う。また、初期の作品ながら、著者独特のすっきりした文体がすでに光っていて、話す速度で読める感じ。 日本語訳は決して悪くはないけれど、ファッション用語やお酒の名前など(これ以外には辞書が必要になる場面はそんなに多くない)が、ほとんどそのままカタカナで書かれているような印象があり、もとが平易な文章なうえ、ストーリーも込み入ってないので、分からない単語は読み飛ばす感じで、ある程度英語が読める人にはぜひ原書で読んで欲しい。 | ||||
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英語の勉強に原文を流し読みしました。 青春時代の子供の感情は本当に不安定なので 一歩間違えば大変な方向へ進んでしまうという印象を強く持ちました。 話の流れは最後まで、気を抜けない感じで進んで行きますので 読んでいて面白く読みやすかったです。 | ||||
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本書のベストセリフ 『「私、週に二回、演技のレッスンを受けてるの。いつも午後に。 それ以外に時間がとれないの。 私はとても創造力に富んでいて、 自己表現をしないではいられないの」 夫が何か「フン」というような音を発した。 「自己表現ができなかったら、 私は今のように立派な母であり妻であることはできないわ。 私は主として家族のためにレッスンを受けてるの」 ロジャーがたった今舌を噛んだような顔をした。 「判りました」私が言った。 「創造的な人間は創造せずにいられないの。 創造的な人でなければ理解できないわ」 「判っています」私が言った。 「私も同じ悩みを抱えている。 たとえば、今は何か情報を創造しようとしているのだが、 困ったことに、全く進展していない」 夫が言った。 「たしかにそうだ。マージ、 頼むから自分に関する話をやめてくれないか?」』 パーカーは芸術に造詣が深い事が読み取れるが、 自己表現したがる芸術家、 創造したがるクリエイターの滑稽さも理解していて、 本当に芸術を理解している知的レベルの高い人だと判りますよねw 自分の事しか興味の無い社会の迷惑の自称芸術家は氏んで下さいww 本書はホモネタも出てくる知的レベルの高い作品である。 イアン・ランキン より古いので、捨てろタイプな箇所もあるのはしゃあない。 ゲルニカや南京大虐殺のネタがさりげなく埋まっているのも好感度アップ。 スペンサーシリーズは8作目以降はポイするのが普通みたいだが、 このレベルが維持出来ているのなら、私、けっこう付き合えると思う。 | ||||
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児童誘拐事件の背景には、母親の非常識な行動があったのかと読み進むうちに本格的な探偵小説となり、最後は現代的な探偵小説の幕切れという感じです。 200ページのうち150ページまでが淡々と進行し、最後の50ページでそれらしい結末を迎えます。 探偵小説ばかり読んでいる人には物足りないようにも思えますが、有名な小説の序章だと思えばいいのか、スペンサーシリーズは2冊目なので判断できませんが、期待しながら読みました。 | ||||
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スペンサーシリーズの謎解きは2時間ドラマレベルだが、その肝は登場人物の性格づけによって事件の動機に現実感を与えている。今回は何故誘拐という形になったのか?依頼人達の様子を読んでいけばすぐに分かる所が良かった。初登場のスーザン・シルヴァマンと主人公とのやりとりは粋で憧れちまうね。 | ||||
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