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美濃牛
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美濃牛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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トリックはそれほどでもないんですが、登場人物に妙に味がある。 ただし、結末は好みの分かれるところ。 | ||||
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もうちょっと短いべきであろう話でした。 余計なものがおおいに様な気がする。 | ||||
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ハサミ男と比べると、普通のミステリーという印象。 130ページ過ぎるまで事件が全く起こらないという構成。 新刊の発売当時に読んで、それ以後の殊能作品は読んでいなかったが、それも納得できる内容だ。今回は、次回作品も読んでみるつもりだ。 | ||||
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リゾート開発のターゲットとなった寒村. 癒やしの効力を持つ泉のある洞窟にまつわる謎と所有者の一族に起きた連続殺人. 殺人事件の謎解きだけでなく,暗号文の解読に さらには一族にまつわる秘密と,かなり盛りだくさんな内容である. 初登場の石動戯作は金田一耕助のオマージュだろう. 他にも古典的なミステリーを意識した展開の中で, 今風のどんでん返しも隠してあって, うまく誘導した作品に仕上がっている. ただ,分量のわりにはやや薄味な印象. 例えば,本編にあまり関係のない美濃牛はタイトルにもなっているが, あまり真相に反映されていない. そういう余計なウンチクや会話がかなり多く, それはそれで味ではあるが,人によっては冗長に感じるかもしれない. | ||||
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面白いかどうかで言えば面白いです。 ですが、700ページと長い割に、満足感はそれ程ありませんでした。 不満点は、見立て殺人の理由が分からない所などです。 (結局偶然という事かな?) 石動戯作シリーズ一作目の様なので、最初から順番に読みたい人は読むといいかと思います。 | ||||
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同著者のハサミ男が自分の中でハマり過ぎて(想像を遥かに超える良作)こちらも読んでみました。 結果で申し上げるとハサミ男のような衝撃や期待を超える驚きはなかったのですがお話としてはまとまっていて面白かったと思います。 ただ個人的に長編ミステリーで好きではない、最後の方の盛り場と思われるシーン(2時間サスペンスの崖で犯人を追いつめるようなシーン)もあってどうしても今までの話も茶番にしか思えなくなってしまうので残念でした。 | ||||
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横溝の衣鉢を継いでいるようですが、 石動や捜査陣・村人キャラが何となくひょうきんで、 それほどの陰惨さはない。 トリックらしきものはわずかで、真一殺しくらいだろう。 あとは、単なるごまかしであったり、受け取り側の誤解で あったりするのみである。 見立て殺人の見地からも、どこかこじつけに近い。 犯人や使嗾者よりも無実の窓音のほうがよほどこわい。 ××がやつれたのも事件の後遺症ではなく、窓音の影響 ではないだろうか。 ミステリとしてはやや物足りないが、 彼女の得体の知れないぶきみさを味わうだけでも一読の 価値ありか。 | ||||
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地の文も良いし、会話も良い。 環境(地域等)設定も良いし、人物設定もまずまずだと思う。 が、しかし……、 何だろう、この緊迫感のなさは。 長すぎるのだろうか。 最初の殺人が起きるまでを引っ張りすぎなのかもしれないし、次の殺人、その次、とあるのだが、どことなく間延びしている。 読み進んでも、 「大変だ! こんな限定的な環境内で、こんなに続けて人が殺されて!」 という気が全然しない。 地の文のユーモラスさも、その一因なのかもしれないが…。 一応、どんでん返しもあるにはあるんだが…そして、それが意外でない訳ではないのだが……、 うーん、どうにも緊迫感に欠ける。 一方、この奇妙な美少女はとても良く描けている。 思うに、この作者は、「ミステリ」という分野ではないもののほうが、力量を発揮できるのではないだろうか。 | ||||
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夜に刑事モノの一時間(もしくは二時間)ドラマやってるじゃないですか? あんな感じのお話です。 前作のハサミ男のような緊張感はありません。 トリックや動機などは無いに等しく、ミステリというジャンルでストーリーを楽しむ作品です。 ゆったり読みたい方やミステリ初心者の方にオススメだと思います^^v | ||||
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デビュー作「ハサミ男」に続く第2段。特異なムードと斬新なトリックで読者を驚かせた「ハサミ男」と比べノーマルな構成。意識的に作品毎に作風を変えようという意図か。本作でデビューする探偵石動はこの後シリーズ探偵となる。 童謡殺人、旧家での連続殺人等、お約束もの的進行だが、石動のトボケタ味が作品を救っている。次作の「黒い仏」では、異界のストーリーになるのだが、石動はその名の通り動ぜず、ある筈のない解答を導き出すという離れ業を演じる。 作者の引き出しは多そうなので、今後の活躍が楽しみな作家である。 | ||||
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ライトタッチの横溝と書いていらっしゃった方がいましたが、その通りだと思います。ドラマ「トリック」のようにも見えますが、元は一緒でしょうか。 ラストがホラー ? っぽく、はっきりとした説明がないので、いまひとつ印象が薄く中途半端に感じられましたが、全体的には悪い印象はありません。 かなりの長編で、殺人事件は大した事ないのに飽きなかったのは、登場人物が多く会話文や村の描写などで楽しめたから。 しかし誰が主役なのかはっきりしない書き方と思わせぶりなプロローグは拍子抜け。それでも結構文章力があると感じ、次の作品を読みたいと思える物でした 個人的には「ハサミ男」よりも好みです。 | ||||
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石動戯作のキャラクターは面白いし、大量の引用・参考文献を用いた小ネタも凄い。ただ、一方で、トリックとか、そういう点で見ると、何か普通。引用した文章、小ネタなども、知っている人はニヤリかも知れないけれども、わからないと普通にそのままスルーということになるんだろうし・・・。文庫で700頁超の大作を一気に読ませるだけの実力はあるわけだし、面白いことは面白いんだけど、どうも「ハサミ男」の衝撃と比較すると劣ってしまうような・・・。まぁ、私が小ネタとかについていけなかった部分も大きいのだろうけど・・・。 | ||||
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ライトタッチの横溝ミステリ?無駄話や脇筋が本編より面白い。あえてオドロ風味を廃しているのに、釈然としない終わり方にやや不満が。ヒロインはもっと単純な萌えるキャラクターで良かったのに(←毒され過ぎ) | ||||
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「ハサミ男」とは違い、大変オーソドックス。正攻法で、楽しめました。特に、横溝ファンには一読の価値有りではないでしょうか。ただ、横溝の特色であり、魅力である、あの「雰囲気」というものが欠けているのが残念ですが。 | ||||
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ハサミ男に続く第二作かと。いろんな複線が張られて面白いのですが、恋愛もどきに今ひとつ感情移入が出来ず。内容として面白かったですが、ちと冗長な気もします。上らの欠点を補う面白さは、ホントにあり。それでも評価が星3なのは、ハサミ男の方が楽しめたための相対的なもので。 | ||||
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