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(短編集)
ささらさや
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ささらさやの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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少女のように頼りなげでお人好しのシングルマザーの、成長と子育て物語。 ほっこりするだけじゃなく、章ごとに小さな謎とかも埋め込まれてて、ハラハラしたり。 | ||||
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新米母親のサヤと生まれたばかりの赤ちゃん・ユウスケの目の前で夫が車に撥ねられ死んでしまう 突然の悲劇に見舞われたお人好しで頼りないサヤ ユウスケを夫の実家に取られそうになったり、引っ越し先の町「佐々良」で簡単に人に騙されそうになったり、放っておいたら一体どうなることやら 彼女のことが心配で成仏出来ない夫は、幽霊の自分を見ることができる人間にたった一度だけ乗り移ることができることが分り、その他人の身体と口を借りて「馬鹿っサヤ」という呼びかけで登場し、度重なるサヤの窮地を救ってくれるのでした 頼りなかったサヤは、夫がいつも近くにいてくれるという安心に支えられつつ、佐々良の町で出会った人々の優しさに触れ癒されながら、1人の女性として母親として厳しい現実に立ち向かう力を蓄え成長していきます そうなると、段々夫の助けは不要になるわけで… 少し悲しいけれど、心温まるラストにホロリときました 死んだ夫とサヤのラブストーリーを湿っぽくならないよう明るくカラリと描いています | ||||
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個人的に面白かったと問われればNoと言うよりない。ミステリとしては謎解き要素は可もなく不可もなしといったレベルだが、登場人物がそろいもそろって脳内がお花畑のようなおめでたい人たちばかりで、ストーリーやキャラクターに深みというようなものが全くないのである。 ではこの作品はどうしようもない駄作かというと、そうとも言い切れない。世の中には小説の中くらいおめでたい人ばかりで構成されたおめでたい世界で展開されるおめでたい話を楽しみたいという人がいるのも事実である。サザエさんを見て「家族の物語でありながらタラちゃんの苦悩やワカメの愛憎が全く描かれていない」などと言っても詮無いことである。 言うなればこの作品は砂糖をこれでもかとぶち込んだお菓子のような作品である。苦味やコクといった物を求める人にはお勧めできないが、「甘いもの大好き」という人なら食べてみる価値はあるだろう。 | ||||
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