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(短編集)
この世界、そして花火
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この世界、そして花火の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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書きなぐっているかのような文章にはいつもながら自暴自棄感が漂う。 「酒浸りの自画像」って章が恐らく自身の投影なんだろうけど、飯も喰わず酒ばかり飲んでても仕事には就き クビになったり辞めたりしてもまた探して来て結構タフ。 嘘に塗り込められた社会に嫌気がさし、書く事の中に救いを見出すというのはブコウスキーを連想させる。 肉付けして推敲を重ねたら「勝手に生きろ」になる。年代的にも被るのだろうか? 日常に潜む歪みから派生する小悪人達の物語に何かしらの既視感を感じるのは、 理性によって抑制している現実と解き放たれた際の衝動に我が身を投影出来る為か 散文的であり物凄くチープなのに妙な崇高さもある不思議な感覚。 表題作はオリジナル版で、訳に携わって来られた三川基好氏の事も巻末に記載されている為、読んで損は無し。 | ||||
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