対岸の彼女

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対岸の彼女の評価:

4.24/5点 レビュー 357件。 A ランク

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平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全575件 61〜80 4/29ページ
No.515
(3pt)

女の子が学校で感じる気持ち

女の子なら誰もが通る、学校でのグループ行動や仲間づくり、別れ、外し、などなど、みんなそう思って過ごしてきたよね~とうなずく内容。読むのは退屈ではなかったが、この本から得られる気付きや学びはまだ見つけられていない。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.514
(5pt)

ナナコに会いたい

もう会えなくても、葵がナナコから受け取った沢山の感情は、葵の一部になって生き続けるのだなと思った。それはきっとナナコも同様。人生に別れはつきものだけれど、心を交わした瞬間が確かにあったという事実があるだけで本当に幸せなことなのだと思う。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.513
(5pt)

ナナコに会いたい

もう会えなくても、葵がナナコから受け取った沢山の感情は、葵の一部になって生き続けるのだなと思った。それはきっとナナコも同様。人生に別れはつきものだけれど、心を交わした瞬間が確かにあったという事実があるだけで本当に幸せなことなのだと思う。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.512
(5pt)

また出会うため、出会うことを選ぶため

小夜子が働きに出ることに理解がない上微妙にマザコンな夫・修二や、子どもを保育園に預けるのはかわいそうだの二人目はまだかだの嫌味を言う修二の母や、幼稚園近くのレストランに毎日集まっては保育園ママを非難する幼稚園ママたちといった人々の描写はややステレオタイプである。
 それ以上にステレオタイプなのは、出版当時の宣伝文句にあったという「専業主婦と独身女の友情は成立するのか?」的なあおり方。
 私も実はそういう内容の小説を期待して読み始めたのだが、非常に気持ち良く裏切られた。
 勝ち組と負け組の葛藤とかそういうのではない。もっと深く根元的な、なぜ人間同士はこうも、胸苦しくなるほど分かり合えないのか、ということ。
 立場が少しでも違えば、目に見えるものが少しでも違ってくれば、少しずつ確実にすれ違っていってしまう心。
 とりあえず仕事に逃げることのできる大多数の男性には理解しづらいであろう、女性同士の微妙な心の行き違い。わだかまり。一ミリでもずれると相手を許せなくなってしまう、女性独特(なのかな?)の心理。

一度は葵の会社を辞めた小夜子は、再び葵の事務所兼自宅を訪れる。
 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ」
 小夜子と葵はこれからも、立場や考え方の違いからぶつかり合い、再び決別してしまうことになるのかもしれない。けれども、出会わなかったよりは出会って人間同士の関わりあいを持てた方がよい。ドアを閉めて自分(と家族)だけの世界に閉じこもったり、ここではないどこかをやみくもに目指して自分や周りを傷つけるよりは、出会って、出会った人々と汗を流してぶつかり合って生きていくことを小夜子も葵も選択したのである。
 周囲と上手くいかない人、上手くいかない自分から目をそらしたい人、には読んでみてほしい。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.511
(5pt)

また出会うため、出会うことを選ぶため

小夜子が働きに出ることに理解がない上微妙にマザコンな夫・修二や、子どもを保育園に預けるのはかわいそうだの二人目はまだかだの嫌味を言う修二の母や、幼稚園近くのレストランに毎日集まっては保育園ママを非難する幼稚園ママたちといった人々の描写はややステレオタイプである。
 それ以上にステレオタイプなのは、出版当時の宣伝文句にあったという「専業主婦と独身女の友情は成立するのか?」的なあおり方。
 私も実はそういう内容の小説を期待して読み始めたのだが、非常に気持ち良く裏切られた。
 勝ち組と負け組の葛藤とかそういうのではない。もっと深く根元的な、なぜ人間同士はこうも、胸苦しくなるほど分かり合えないのか、ということ。
 立場が少しでも違えば、目に見えるものが少しでも違ってくれば、少しずつ確実にすれ違っていってしまう心。
 とりあえず仕事に逃げることのできる大多数の男性には理解しづらいであろう、女性同士の微妙な心の行き違い。わだかまり。一ミリでもずれると相手を許せなくなってしまう、女性独特(なのかな?)の心理。

一度は葵の会社を辞めた小夜子は、再び葵の事務所兼自宅を訪れる。
 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ」
 小夜子と葵はこれからも、立場や考え方の違いからぶつかり合い、再び決別してしまうことになるのかもしれない。けれども、出会わなかったよりは出会って人間同士の関わりあいを持てた方がよい。ドアを閉めて自分(と家族)だけの世界に閉じこもったり、ここではないどこかをやみくもに目指して自分や周りを傷つけるよりは、出会って、出会った人々と汗を流してぶつかり合って生きていくことを小夜子も葵も選択したのである。
 周囲と上手くいかない人、上手くいかない自分から目をそらしたい人、には読んでみてほしい。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.510
(5pt)

隣の芝生は

女性なら共感できるモヤモヤがあって感情移入してしまいサクッと読めた
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.509
(4pt)

面白いけど

主人公が最後まで好きになれない。
ナナコと葵の話は素敵だが、
小夜子は解釈も行動も身勝手。
面白くて夢中で読んだが、ラストはモヤモヤした。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.508
(5pt)

隣の芝生は

女性なら共感できるモヤモヤがあって感情移入してしまいサクッと読めた
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.507
(4pt)

面白いけど

主人公が最後まで好きになれない。
ナナコと葵の話は素敵だが、
小夜子は解釈も行動も身勝手。
面白くて夢中で読んだが、ラストはモヤモヤした。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.506
(5pt)

久しぶりに、読み終えて余韻が残る一冊になつた

小夜子と葵二人の女性の友情を描く、物語に、角田光代の素晴らしい感性がほとばしる傑作。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.505
(5pt)

久しぶりに、読み終えて余韻が残る一冊になつた

小夜子と葵二人の女性の友情を描く、物語に、角田光代の素晴らしい感性がほとばしる傑作。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.504
(5pt)

30代になったら読もう

2007年に小説だが、30代の女性に今読んでほしい。
思春期の経験は大人になってもかけがえないのないものとして心に残っている。
それは大人になっても深く、残るものである。
小学校、中学、高校、大学と、人のライフステージとともに付き合う人は変わっていく。
その出会った人との関わりは消え、また新たな人と出会う。

結婚する人、しない人。
独身、既婚者
なんだか、もう、会えないな。
向こう側とこちら側。
自然と離れる。
ナナコの言葉で、一人でも大丈夫だと思えるもの。

私には一人で大丈夫だと思えるなにかにらまだ会えてない。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.503
(5pt)

30代になったら読もう

2007年に小説だが、30代の女性に今読んでほしい。
思春期の経験は大人になってもかけがえないのないものとして心に残っている。
それは大人になっても深く、残るものである。
小学校、中学、高校、大学と、人のライフステージとともに付き合う人は変わっていく。
その出会った人との関わりは消え、また新たな人と出会う。

結婚する人、しない人。
独身、既婚者
なんだか、もう、会えないな。
向こう側とこちら側。
自然と離れる。
ナナコの言葉で、一人でも大丈夫だと思えるもの。

私には一人で大丈夫だと思えるなにかにらまだ会えてない。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.502
(4pt)

人は過去でできている

私も34歳で主人公たちと同年代のため、心に締め付けられるような思いがした。
若い頃、永遠だと思っていた純粋な思いも、いつか諦めたり虚無だと受け入れないといけない現実…。
非常にリアル。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.501
(4pt)

人は過去でできている

私も34歳で主人公たちと同年代のため、心に締め付けられるような思いがした。
若い頃、永遠だと思っていた純粋な思いも、いつか諦めたり虚無だと受け入れないといけない現実…。
非常にリアル。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.500
(5pt)

門田さんの作品は好きです。

女性を視点に書いた門田さんの作品は鋭いと思います。公園デビューから始まる専業主婦の視点、主婦として働くという視点など考えさせられました。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.499
(5pt)

門田さんの作品は好きです。

女性を視点に書いた門田さんの作品は鋭いと思います。公園デビューから始まる専業主婦の視点、主婦として働くという視点など考えさせられました。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.498
(5pt)

発送も迅速で、大変満足しました。

梱包も丁寧で良かった
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057
No.497
(5pt)

発送も迅速で、大変満足しました。

梱包も丁寧で良かった
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.496
(3pt)

友だちなんていなくてよくね?

角田と書いて「かくた」と読む、角田光代さんの本です。この人の本ははじめてですね。
子どもを産んで、働こうとしている小夜子が、ひょんなことから葵という女性実業家の経営する会社に入り、部屋の掃除の仕事を請け負う仕事をすることになる。
その、小夜子の視点からの物語と、
葵の女子高校での、ナナコとの物語、すなわち葵視点の物語が、二つ、並行してすすんでいく構成になっています。

葵の女子校は、いじめがあったりするのですが、ナナコはどこか超然としていて、葵とも仲良くなっていく、という展開なのですが、
田舎の女子校の閉塞感、特に駄目学校での閉塞感が、以下のように語られていて、うまいなぁ、と感じさせます。

高校卒業後ほとんどの生徒が、やりたいことも定まらないまま、しかし働きたくないという理由だけで専門学校か近隣の短大に進み、同じ顔ぶれでつるみ続け、文句ばかり言い連ねることを覚え、何も学ばないままそこも卒業し、合コンやナンパで知り合った土地の男と結婚していく。そんな図式が、この町に住んでまだ一年と少ししかたっていない葵にも理解できた。多くの卒業生がたどった経路を、自分たちも遠からずなぞることになるとだれもがうすうす知っている。わかりすぎる未来に対して、早くも惓んでしまった空気が高校二年になってから色濃く流れはじめた。小学生のようないじめをするほど幼稚ではないが、けれど何かむしゃくしゃする、人を見下し順列をつけ優位に立ちたい。そんな気分が、どこにも出口を見つけられないまま鬱積していっているように、葵には感じられた。(115㌻)

僕も、茨城県のビーバップハイスクールで、バリバリの閉塞感が漂っていた高校でしたから、この閉塞感というか、息詰まる感じが、よくわかるんですよね。
田舎って、田舎で完結できちゃうレールがあって、それに乗ると、とても楽なんだけど、でも、つまらん一生になる、という側面もあったりして、それへ反発したいけど、でも東京なんかに出る理由もないし、東京で通用するほどじゃないことは、自分でもよくわかっていて、でも、こんな田舎から出て行きたいけど、出ていって、自分一人の腕一本で成り上がれる自信もないし…という、
出て行きたいんだけど、出て行けない、という二律背反的な苦悩っての?
まあでも、大人になってみると、そんなん、出てみたらええやん、意外と通用したりするで、と思わないではない、
そういうちっちゃい悩みだけど、当人にとっては、大きな悩み、そういう思春期の悩み、というのが、よく表現されているんですよね。

また、葵にしても、小夜子にしても、周りと同調できないというか、要は「友達がいない」という悩みがあったりするんですよね。
そういう悩みが、この小説では通底に流れている気がしました。
葵は、社会人になって、女社長になって、若い男のセフレの木原もいて、友達もたくさんいるように思えるんだけど、でも、実はココロを許せる友達はいないんですよね。
つきあったり、絡んだりしてくれる人はいるけど、でも、本当の、心の友はいない。
これは、小夜子も同様で、小夜子の子どもも、友達がいなかったりして、それは自分の血を引いているからでは、なんて悩んだりしています。
そういうことが、次の葵のセリフで、さらっと描かれたりしています。

「私はさ、まわりに子どもがいないから、成長過程に及ぼす影響とかそういうのはわかんない、けどさ、ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」(97㌻)

最近の若い人を見ていると、ツイッターのフォロワーで友達百人いるで、とか、「友達いるで」「充実してんねん」ということをアピールしがちですけど、
でも、僕みたいに友達がいない、という人間だっているわけでね。
というか、友達なんて、いなくていいんですよね。むしろ、邪魔。
人間、究極は一人じゃないですか。
でも、そういうのって、寂しくて、惨めだ、という、世間の思い込みがあって、
「友達はたくさんいたほうがいい」という圧力があるものなのですが、
そういうことで苦悩する登場人物たち、というのが、この小説の根底にあるように感じました。
でも、よく考えれば、本当に、ありのままをさらけだせる「友達」なんて、そんなに簡単にできるもんじゃないし、
生涯に一人でもできれば、御の字というものでしょう。
僕なんて、友達いませんからね。
でも、世間では「友達がいないやつはクズ」みたいな同調圧力があって、それがとてもうざいこと山の如しでして、
そういうことに対して、この小説はアンチテーゼをたてている感じがしました。

また、子育ても、親は努力しても、子供はわかってくれないとか、
そういうことの切なさというのが、よく描かれていると感じました。

さらっと読み終えることができて、なかなか面白い本だと思いました。
対岸の彼女 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女 (文春文庫)より
4167672057