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≠(ノットイコール)の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
≠の殺人 (講談社ノベルス)

≠(ノットイコール)の殺人の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

定番のクオリティ

石崎氏の女子高生シリーズの一編で、今回もDNAがトリックの鍵となっている。閉ざされた孤島の館で双子の姉妹が・・・・ともう古典的なガジェットを確信犯的に使用しています。双子が出てくる時点でもう大まかな犯行トリックは誰でも予想付きますし、真相もその通りなのですが、本作はフーダニットよりワイダニットを強調した作風です。このシリーズの作品としてはやや事件の不可能趣味が希薄でやや出来は落ちると言わざるを得ないが、標準以上のクオリティは保っており、ファンなら読んでも納得の出来である。
≠の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:≠の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826948
No.3:
(4pt)

初石崎幸二です。

シリーズなのに、関係なく途中から読んでしましました。
出だしのユリの「この事件を語ろうと思う〜」のくだりは正直めんどくさって感じでしたが、
女子高生のやりとりがテンポ良く読みやすい!!

読んだ後の感慨とかはないけど、あっさりしてて面白い。
シリーズ読破してみます。
≠の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:≠の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826948
No.2:
(4pt)

石崎さんは挑む!

石崎さんは挑む!

あらすじ

水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたパーティー。
御曹司平森が主催するだけあり会には有名人が招待されていた。
そんな宴の夜、招待客の一人が無残な死体となりはて・・・

感想

いかにもなミステリーがやりにくくなった昨今。
その理由の一つにあげられるのが発展著しい科学捜査。

そんな中、科学捜査を利用した作品を書き上げるのが石崎さん。

今作では科学捜査の限界が提示され
それを踏まえた上で探偵役の推理が真相に迫ります。

今作を読んでの感じたのは
科学捜査も推理も真相解明の手段なのだから
やりようによっては本格との相性が悪いわけではないということ。
その分、作者の負荷が強まるのでしょうが・・・

おそらく、石崎さんは今後も現状とミステリの接点で踏ん張る
そんな力強い作品を発表してくれるのでしょう。

読んでからの一言
自虐(自覚)ネタは作者から評論家へのメッセージなの?
≠の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:≠の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826948
No.1:
(5pt)

さすがTR大卒業生! 古典的なネタの新展開

前作と若干被るので星四つにしようかとも思いましたが、ええいサービスだ!
石崎幸二って、もはや「ちゃんとした本格推理を書く作家」ってブランドじゃないかな。この作でも、○○の十戒、××の十則になんども採り上げられた古典的な題材を使って、新しい切り口をみせています。犯人の見当は最初のうちからつきます。でもまさか、あのネタをこう料理するとは… 推理が論理的に構成されているのはもちろんですが、文章の可読性が大変高く、誤解の余地のない記述からなりたっているのも石崎作品の隠れた美点です。おまけにさんざん言われて来た「人間が書けていない」ネタをメタフィクショナルな自虐ネタとして使い、しかもそれがヒントになっているという…
しかし、考えてみれば作中の石崎さんは幸せですねえ。緩そうな会社だし、旅行行けるし、旅先では面白い事件が起こるし、美人女子高生三人と女性刑事がいつも周りにいて、まったくもってうらやまshどどうして刑事が警棒持ってるんですか斉藤さ(殴られた筆者が昏倒する音)
≠の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:≠の殺人 (講談社ノベルス)より
4061826948

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