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≠(ノットイコール)の殺人
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≠(ノットイコール)の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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軽い本格。これに尽きます。 一応論理的には納得できるのですが、孤島物ならば解決編まで島の中で終わらせてほしかったですね。 その辺が消化不良気味なので、厳しく☆3つです。 | ||||
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石崎氏の女子高生シリーズの一編で、今回もDNAがトリックの鍵となっている。閉ざされた孤島の館で双子の姉妹が・・・・ともう古典的なガジェットを確信犯的に使用しています。双子が出てくる時点でもう大まかな犯行トリックは誰でも予想付きますし、真相もその通りなのですが、本作はフーダニットよりワイダニットを強調した作風です。このシリーズの作品としてはやや事件の不可能趣味が希薄でやや出来は落ちると言わざるを得ないが、標準以上のクオリティは保っており、ファンなら読んでも納得の出来である。 | ||||
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シリーズなのに、関係なく途中から読んでしましました。 出だしのユリの「この事件を語ろうと思う〜」のくだりは正直めんどくさって感じでしたが、 女子高生のやりとりがテンポ良く読みやすい!! 読んだ後の感慨とかはないけど、あっさりしてて面白い。 シリーズ読破してみます。 | ||||
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石崎さんは挑む! あらすじ 水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたパーティー。 御曹司平森が主催するだけあり会には有名人が招待されていた。 そんな宴の夜、招待客の一人が無残な死体となりはて・・・ 感想 いかにもなミステリーがやりにくくなった昨今。 その理由の一つにあげられるのが発展著しい科学捜査。 そんな中、科学捜査を利用した作品を書き上げるのが石崎さん。 今作では科学捜査の限界が提示され それを踏まえた上で探偵役の推理が真相に迫ります。 今作を読んでの感じたのは 科学捜査も推理も真相解明の手段なのだから やりようによっては本格との相性が悪いわけではないということ。 その分、作者の負荷が強まるのでしょうが・・・ おそらく、石崎さんは今後も現状とミステリの接点で踏ん張る そんな力強い作品を発表してくれるのでしょう。 読んでからの一言 自虐(自覚)ネタは作者から評論家へのメッセージなの? | ||||
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女子高生&サラリーマンによるシリーズの第6作目。今回の舞台も前回と同じく孤島。シリーズを通して、ここまで孤島の頻度が突出して多くなると、今後も半ばお約束的にどんどん孤島を舞台にして欲しい気もする。今作を読んだ印象として、これは前回とも共通するが、女子高生(今回は)トリオらによる会話(というか,ほとんど漫談)は確かに面白いと思う。若干やり過ぎ感はあるが、それでもこれがこのシリーズの魅力でもあるし、なくてはならないものだとも思う。ただ、その一方で、ミステリ的な部分が弱く感じるのも、これまた前作と同じ。余りにヘビーなものを求める気もないが、メインキャラたちの会話の印象が強い分、その印象ばかりが残ってミステリ的な部分の印象があまり残っていない。それが悪いとはいわないが、やはりそれでは本末転倒だと思う。他にはない面白さを持っているのだから、そのストロングポイントを活かしつつ、更に面白いものを作って欲しい。 | ||||
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女子高生&サラリーマンによるシリーズの第6作目。 今回の舞台も前回と同じく孤島。シリーズを通して、ここまで孤島の頻度が突出して多くなると、今後も半ばお約束的にどんどん孤島を舞台にして欲しい気もする。 今作を読んだ印象として、これは前回とも共通するが、女子高生(今回は)トリオらによる会話(というか,ほとんど漫談)は確かに面白いと思う。若干やり過ぎ感はあるが、それでもこれがこのシリーズの魅力でもあるし、なくてはならないものだとも思う。ただ、その一方で、ミステリ的な部分が弱く感じるのも、これまた前作と同じ。余りにヘビーなものを求める気もないが、メインキャラたちの会話の印象が強い分、その印象ばかりが残ってミステリ的な部分の印象があまり残っていない。それが悪いとはいわないが、やはりそれでは本末転倒だと思う。他にはない面白さを持っているのだから、そのストロングポイントを活かしつつ、更に面白いものを作って欲しい。 | ||||
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本格味と、石崎、ミリア、ユリのオトボケ・トリオ(+仁美)が繰り広げるユーモア溢れる言動が見事に調和した本シリーズを私は愛好している。"孤島での不可思議な殺人"に拘る姿勢も好ましい。今回は沖縄沖の孤島の研修所(実は高級ホテル並み)が舞台。研修所を持つ会社の社長と仁美の父親は同業の社長どうし。そして、跡取り息子の英一は石崎の大学時代の友人だった。そんな縁で、石崎達はパーティに招かれた。英一の妹の美冬と美雪は一卵性双生児。 今回はGeminiをテーマにしたようだ。美冬と美雪の一卵性双生児と言う設定は勿論、研修所は中央塔を挟んで東塔・西塔を持つ山型の構造。美冬と美雪は公平に扱われる事に執着し、二人は定期的に東西の居室を交換したり、居間にある本やアンティークは公平を期して全て二つ揃っている。そして、石崎達が研修所を訪れた晩、招待客の一人、野球選手の井沢が上述の居間で殺される。遺体の状況や部屋の様子は対称性を壊すものだった。対称な世界の中での非対称な殺人と言う趣向か。その後、英一の看護をする沢田が姿を消し、美雪が「井沢を殺したのは私」と叫んでベランダから身を投げる...。 今回は何時にも増してユリ達のボケの時間が長い。時折、ミリアが鋭い発言をするのでドキッとする。しかしその分、犯人の設定やトリックに新規性が感じられない。この舞台設定でそれはないでしょう、と言う印象。デビュー以来、本格としてのアイデアが段々薄れて来ているように思う。反比例するように、ボケに対する執念は一作毎に高まっているようだが。それはそれで楽しいのだけれど。 | ||||
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前作と若干被るので星四つにしようかとも思いましたが、ええいサービスだ! 石崎幸二って、もはや「ちゃんとした本格推理を書く作家」ってブランドじゃないかな。この作でも、○○の十戒、××の十則になんども採り上げられた古典的な題材を使って、新しい切り口をみせています。犯人の見当は最初のうちからつきます。でもまさか、あのネタをこう料理するとは… 推理が論理的に構成されているのはもちろんですが、文章の可読性が大変高く、誤解の余地のない記述からなりたっているのも石崎作品の隠れた美点です。おまけにさんざん言われて来た「人間が書けていない」ネタをメタフィクショナルな自虐ネタとして使い、しかもそれがヒントになっているという… しかし、考えてみれば作中の石崎さんは幸せですねえ。緩そうな会社だし、旅行行けるし、旅先では面白い事件が起こるし、美人女子高生三人と女性刑事がいつも周りにいて、まったくもってうらやまshどどうして刑事が警棒持ってるんですか斉藤さ(殴られた筆者が昏倒する音) | ||||
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