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丹波家の殺人



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丹波家の殺人の評価: 3.56/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

黒星シリーズ異色のシリアス路線

折原氏のデビュー作にて登場した黒星警部ものの長編作品で、本来ドタバタユーモア系作品として位置づけられているが、本作は「鬼面村の殺人」や「猿島館の殺人」でコンビを組んだ女性ルポライターとは組まない作品。この女性ルポライターとのお色気交じりのドタバタ模様が作品を引っ張っていたのと比べ、本作はそもそも黒星警部の存在感がかなり薄く、ドタバタ描写はほとんどない。
本作はいわば折原版の横溝正史へのオマージュとして書かれたようで、遺産相続を巡る連続殺人事件が展開していく。幕間のワープロ打つ描写などに折原叙述作品の面影はあるが、全体としては非叙述系の本格推理もの。このシリーズの特徴である密室ネタが今回も充実しており、最後まで飽きさせない。折原作品としてはあまり癖のない正統派の推理ものとなっている。
丹波家の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:丹波家の殺人 (光文社文庫)より
4334736823
No.2:
(5pt)

めずらしく骨太&本格的

黒星警部シリーズの大ファンである私が、最後に読んだ「黒星モノ」です。

不評も多いようですが…

確かに、このシリーズの持ち味&醍醐味であるハチャメチャな「キテレツ感」(?) がだいぶ薄くて、あきらかに「いつもと違う感じ」を受ける作品ではあるんですけど…

しかし、個人的には、逆にそれがツボでした。

この作品は、ひとことで言うと…「シリアス」。

いつもおちゃらけている黒星警部…じゃなくて「黒星警部シリーズ」(注.黒星警部本人は今回も相変わらずのマヌケぶりです笑)が、珍しくクールなカッコよさを見せてくれた・って感じで、

読後の満足感も、かなりのものがありました。

ここのレビュー(の星の少なさ)を見て、購入を躊躇してらっしゃるような方々にも、ぜひオススメしたくて

星5つをつけさせて頂きました。
丹波家殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:丹波家殺人事件 (講談社文庫)より
4061856669
No.1:
(5pt)

めずらしく骨太&本格的

黒星警部シリーズの大ファンである私が、最後に読んだ「黒星モノ」です。

不評も多いようですが…

確かに、このシリーズの持ち味&醍醐味であるハチャメチャな「キテレツ感」(?) がだいぶ薄くて、あきらかに「いつもと違う感じ」を受ける作品ではあるんですけど…

しかし、個人的には、逆にそれがツボでした。

この作品は、ひとことで言うと…「シリアス」。

いつもおちゃらけている黒星警部…じゃなくて「黒星警部シリーズ」(注.黒星警部本人は今回も相変わらずのマヌケぶりです笑)が、珍しくクールなカッコよさを見せてくれた・って感じで、

読後の満足感も、かなりのものがありました。

ここのレビュー(の星の少なさ)を見て、購入を躊躇してらっしゃるような方々にも、ぜひオススメしたくて

星5つをつけさせて頂きました。
丹波家の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:丹波家の殺人 (光文社文庫)より
4334736823

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