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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 61~80 4/5ページ
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| 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』って、不思議なタイトル。 著者とほぼ同年代の女性2人が主人公。 私は辻村さんの作品を初めて読んだけれど、構成がとてもうまい。 あれ?あれってどうなったっけな、って思うところはあるのです。 でも、それ以上に読ませる本に仕上がってます。 主人公みずほがかつての親友チエミを探す過程で、 彼女たちを取り巻く「ジョシ」達との20代の他愛無い青春の日々を振り返る。 女性というほど成熟していない、ジョシ達の友情という見せかけの付き合いの中にある 微妙なさまざまな気持ちを書き表している。 自分自身への焦りもあってか、他者への憤りになったり。 そう、友情と一口に言ったって、純粋に情だけじゃなかったりするんだ。 女にとらわれた女と過ごすのってめんどくさい。 そんなことを思い出したりした。 気になっていた、タイトル。 ず〜っと取り上げられません。 最後にようやく分かるの。 でも、その意味が分かると、「あぁ、なるほど」って思う。 オススメです。 | ||||
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| 自分も地方出身者だし、女ですから、この小説に出てくる登場人物たちは、 リアルにわかるという気がしました。 いるなー、こういう人、とほぼすべての登場人物に対して思いました。 全員が、私だったら関わりを持たないように避けるような人たち。 というか、こういう関わり合いが嫌だったから、都会に来たというか。 気持ち悪いけど、真に迫って、読みやめることが出来なかったという感じかな。 こういうのが書ける作家さんって、本当にすごいと思います。 | ||||
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| 自分も地方出身者だし、女ですから、この小説に出てくる登場人物たちは、 リアルにわかるという気がしました。 いるなー、こういう人、とほぼすべての登場人物に対して思いました。 全員が、私だったら関わりを持たないように避けるような人たち。 というか、こういう関わり合いが嫌だったから、都会に来たというか。 気持ち悪いけど、真に迫って、読みやめることが出来なかったという感じかな。 こういうのが書ける作家さんって、本当にすごいと思います。 | ||||
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|---|---|---|---|---|
| すごくメッセージ性の高い物語を書く人だと思います。 人間が無意識で作ってしまう格差 格差というほど大げさなものではないかもしれないけれど、人をバカにするという行為 見下した人間、あなたがバカにした人間はあなたが思うほどバカでもないし下でもない、その人にとっては普通のことであなたとなんら変わりはないのだ と言ってるように私は思いました。 あくまでも私個人の感想なのですが・・・。 理屈っぽいとか色々言われているみたいですけど簡単に表現できないことを言葉で表すことができるのはすごいことだと思います。 この先も楽しみです。 まとまりのない文章で申し訳ありません。 | ||||
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| すごくメッセージ性の高い物語を書く人だと思います。 人間が無意識で作ってしまう格差 格差というほど大げさなものではないかもしれないけれど、人をバカにするという行為 見下した人間、あなたがバカにした人間はあなたが思うほどバカでもないし下でもない、その人にとっては普通のことであなたとなんら変わりはないのだ と言ってるように私は思いました。 あくまでも私個人の感想なのですが・・・。 理屈っぽいとか色々言われているみたいですけど簡単に表現できないことを言葉で表すことができるのはすごいことだと思います。 この先も楽しみです。 まとまりのない文章で申し訳ありません。 | ||||
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|---|---|---|---|---|
| 様々な選択肢が与えられるようになった現代の女性。自由に未来を決めることができなかったかつての女性たちから見ると、今、私たちは夢のように自由に自分勝手に楽しく生きていると思う。けれども、その一方で多くの選択肢を与えられているからこその息苦しさもあるのだ。なおかつ、多くの選択肢が与えられているように見えて、まだまだ女性は多くの制約、目に見えない何かに縛られていると感じる瞬間もある。特に地方在住者にはその縛りが現実的に存在するのだと思う。この作品では、それらの現実がほんの少しデフォルメされて描かれている。ただ、地方在住者の私にとっては、「現実」として起こりうるかもしれない、と思える作品だった。読み終わってしばらく、結局のところ、彼女たちにとっての「幸せ」は何だったんだろう、私にとって「幸せ」って何だろうと考えさせられた。 | ||||
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| 様々な選択肢が与えられるようになった現代の女性。 自由に未来を決めることができなかったかつての女性たちから見ると、今、私たちは夢のように自由に自分勝手に楽しく生きていると思う。けれども、その一方で多くの選択肢を与えられているからこその息苦しさもあるのだ。なおかつ、多くの選択肢が与えられているように見えて、まだまだ女性は多くの制約、目に見えない何かに縛られていると感じる瞬間もある。特に地方在住者にはその縛りが現実的に存在するのだと思う。 この作品では、それらの現実がほんの少しデフォルメされて描かれている。ただ、地方在住者の私にとっては、「現実」として起こりうるかもしれない、と思える作品だった。読み終わってしばらく、結局のところ、彼女たちにとっての「幸せ」は何だったんだろう、私にとって「幸せ」って何だろうと考えさせられた。 | ||||
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| 母を刺殺した容疑で失踪するチエミと、そんなチエミを探すみずほ。短大を卒業してから地元に残り、時事もろくにわからない独身OLのチエミに対して、高校から進学校に通い、名の知れた東京の大学を卒業してフリーライターとなり、一流企業に勤める男性と結婚したみずほ。大人になるにつれ二人に距離が出来てしまう心情や、女子グループ内の友人関係のじっとり感、結婚・出産などのライフイベントに対する焦り。どれも、主人公2人と同じ30代前半の私には思い当たるもので、女子にとって汚い一面かもしれないけど誇張のない真実味のある描写だと思った。ストーリーは、序盤は複数の話題が平行して走るので、いったいなんのことかと思ったが、途中ですべてがつながる。中盤の、話の筋がつながり始めたところからがとても面白くて、一気に読んだ。最後まで予想できない展開だったし、親を想う心・子を想う心に感動して話に引き込まれた。読後に皆さんのレビューを見ると、批評も多く見られますが私としては単純に、気持ちよく読み切る事が出来ました。 | ||||
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| 母を刺殺した容疑で失踪するチエミと、そんなチエミを探すみずほ。 短大を卒業してから地元に残り、時事もろくにわからない独身OLのチエミに対して、 高校から進学校に通い、名の知れた東京の大学を卒業してフリーライターとなり、 一流企業に勤める男性と結婚したみずほ。 大人になるにつれ二人に距離が出来てしまう心情や、 女子グループ内の友人関係のじっとり感、結婚・出産などのライフイベントに対する焦り。 どれも、主人公2人と同じ30代前半の私には思い当たるもので、 女子にとって汚い一面かもしれないけど誇張のない真実味のある描写だと思った。 ストーリーは、序盤は複数の話題が平行して走るので、いったいなんのことかと 思ったが、途中ですべてがつながる。 中盤の、話の筋がつながり始めたところからがとても面白くて、一気に読んだ。 最後まで予想できない展開だったし、親を想う心・子を想う心に感動して 話に引き込まれた。 読後に皆さんのレビューを見ると、批評も多く見られますが 私としては単純に、気持ちよく読み切る事が出来ました。 | ||||
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| 失踪した望月チエミを尋ねる、幼なじみのノンフィクションライター=神宮司みずほの物語です。 チエミに何があったのか。今、どうしているのか。 みずほがチエミの消息を訪ねていく過程で、彼女の友人や母親との関係が解き明かされていきます。 著者と同年代の境遇=作中で対比に使われる酒井順子著「負け犬の遠吠え」とは異なる、バブル崩壊後に地方の学校を卒業して世に出た女性たちの代弁になっていると思いました。 ただし、この物語は、単なる同世代への理解にとどまっていません。 物語の謎解きに関わる部分なので、詳しくは書きませんが、僕はみずほが奇跡を起こしたと思いました。 それは、例えば経済的に恵まれた環境にあるからと言って出来ることではなく、恵まれていないからと言ってあきらめられる事ではなく、 みずほが「チエミを助けたい。」と強く願って、出来る限りのことをした結果だと思いました。 人を救いたい、と僕も思うことはあるのですが、それでは実際に人を救ったことがあるのか、と考えると、ほとんど無いことに気付きます。 では、どうすれば、人を救うことが出来るのか。それを具体的な例としてみずほに示されたように感じました。 | ||||
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| 失踪した望月チエミを尋ねる、幼なじみのノンフィクションライター=神宮司みずほの物語です。 チエミに何があったのか。今、どうしているのか。 みずほがチエミの消息を訪ねていく過程で、彼女の友人や母親との関係が解き明かされていきます。 著者と同年代の境遇=作中で対比に使われる酒井順子著「負け犬の遠吠え」とは異なる、バブル崩壊後に地方の学校を卒業して世に出た女性たちの代弁になっていると思いました。 ただし、この物語は、単なる同世代への理解にとどまっていません。 物語の謎解きに関わる部分なので、詳しくは書きませんが、僕はみずほが奇跡を起こしたと思いました。 それは、例えば経済的に恵まれた環境にあるからと言って出来ることではなく、恵まれていないからと言ってあきらめられる事ではなく、 みずほが「チエミを助けたい。」と強く願って、出来る限りのことをした結果だと思いました。 人を救いたい、と僕も思うことはあるのですが、それでは実際に人を救ったことがあるのか、と考えると、ほとんど無いことに気付きます。 では、どうすれば、人を救うことが出来るのか。それを具体的な例としてみずほに示されたように感じました。 | ||||
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| 田舎で両親暮らすOLのチエミの家で母親が死亡し、娘のチエミは行方不明。重要参考人として警察がチエミを捜す中、子供の頃からチエミを知っており、都会でフリーライターをしているみずほは、チエミを探すためにチエミの地元の関係者を訪ねてまわる。 序盤はイマイチ盛り上がらなかったが、中盤から後半にかけてチエミとみずほの幼少時代の出来事や二人の母親との関係が繊細に描かれていて最後まで一気に読めた。全く分からなかったタイトルの意味も、終盤で明らかになるのだが、そこには優しい気持ちが隠されていた。ただ、物語の重要なポイントになっていた赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった。 | ||||
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| 田舎で両親暮らすOLのチエミの家で母親が死亡し、娘のチエミは行方不明。重要参考人として警察がチエミを捜す中、子供の頃からチエミを知っており、都会でフリーライターをしているみずほは、チエミを探すためにチエミの地元の関係者を訪ねてまわる。 序盤はイマイチ盛り上がらなかったが、中盤から後半にかけてチエミとみずほの幼少時代の出来事や二人の母親との関係が繊細に描かれていて最後まで一気に読めた。全く分からなかったタイトルの意味も、終盤で明らかになるのだが、そこには優しい気持ちが隠されていた。ただ、物語の重要なポイントになっていた赤ちゃんポストの話が中途半端になってしまったのが残念だった。 | ||||
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| 同質な人たちの中にいることが楽に思うようになったのはいつからだろう。 経済力、学歴、成育歴、家族構成など自分とは異質な人に出会ったとき、 好奇心が満たされ、刺激され、自分も変われる。 あるいは、自分は自分、自分でよかったと改めて見直す機会にもなる。 そんな風にとらえていた頃があったのに。 「違い」を「格差」と感じて、コンプレックスや嫉妬、違和感、嫌悪感にとらわれるばかりで そういう人や場所からは離れたほうが楽だと感じるようになったのはいつからだろう。 人や場所を避けて、気がつくと深く話せるのは夫くらい。ルーティーンな毎日を過ごす40代後半の私。 この本を読んで、今、友達がいない原因に思い当たったような気がした。 友達がいなくて、いないほうが楽に思える原因。 でも、時々さびしくて、その寂しさの原因。 何故かなと考えてもはっきりつかめなかったこと、それが文章化されていた。 だから夢中で読んだけれど、余計悲しくなった。 こんなに細分化されたミリ単位みたいな階層差に 優越を感じたり劣等感を感じたり。 高校受験直前の娘や周囲をみていても、それはこれからも続きそうな感触をもつ。 日本の社会特有なのか? うっとおしい。 地方出身の私が30代に初めて首都圏で暮らしたとき、 子育てサークルで出会った母親たちの 出身校が有名私立であることが全く珍しいことではなかったときの ちょっとした驚きも思い出した。 あ、地方と首都圏の違いを初めて知ったような。 | ||||
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| 同質な人たちの中にいることが楽に思うようになったのはいつからだろう。 経済力、学歴、成育歴、家族構成など自分とは異質な人に出会ったとき、 好奇心が満たされ、刺激され、自分も変われる。 あるいは、自分は自分、自分でよかったと改めて見直す機会にもなる。 そんな風にとらえていた頃があったのに。 「違い」を「格差」と感じて、コンプレックスや嫉妬、違和感、嫌悪感にとらわれるばかりで そういう人や場所からは離れたほうが楽だと感じるようになったのはいつからだろう。 人や場所を避けて、気がつくと深く話せるのは夫くらい。ルーティーンな毎日を過ごす40代後半の私。 この本を読んで、今、友達がいない原因に思い当たったような気がした。 友達がいなくて、いないほうが楽に思える原因。 でも、時々さびしくて、その寂しさの原因。 何故かなと考えてもはっきりつかめなかったこと、それが文章化されていた。 だから夢中で読んだけれど、余計悲しくなった。 こんなに細分化されたミリ単位みたいな階層差に 優越を感じたり劣等感を感じたり。 高校受験直前の娘や周囲をみていても、それはこれからも続きそうな感触をもつ。 日本の社会特有なのか? うっとおしい。 地方出身の私が30代に初めて首都圏で暮らしたとき、 子育てサークルで出会った母親たちの 出身校が有名私立であることが全く珍しいことではなかったときの ちょっとした驚きも思い出した。 あ、地方と首都圏の違いを初めて知ったような。 | ||||
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| 第142回直木賞の候補作品である(2010年1月13日の現在で)。 作者の描く世界はおそらく多くの女性読者の共感を得るのだろうと想像する。 女友達のある部分で希薄である部分で濃厚な人間関係を母殺しという事件を中心に描いている。 全体の謎解きの基幹に関わることをレビューすることは避けるが物語の主題のとりかたもうまい。 しかしながら、物語の始まり部分になにかもたついた印象を受けるのは私だけだろうか。 | ||||
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| 第142回直木賞の候補作品である(2010年1月13日の現在で)。 作者の描く世界はおそらく多くの女性読者の共感を得るのだろうと想像する。 女友達のある部分で希薄である部分で濃厚な人間関係を母殺しという事件を中心に描いている。 全体の謎解きの基幹に関わることをレビューすることは避けるが物語の主題のとりかたもうまい。 しかしながら、物語の始まり部分になにかもたついた印象を受けるのは私だけだろうか。 | ||||
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| 最初に読み始めたとき、またこのパターンかと感じた。 田舎の事件、見栄、ヒエラルキー、いじめ、虐待、歪んだ母親。 結婚というテーマを取り入れたとは言え、キーワードが過去の作品と全く同じではないか。 特に、女の黒さを描くところは「太陽の坐る場所」と被りまくりではないか、と。 たしかに悪意をリアルに描いているが、悪意に満ちた人間ばかりで逆にリアリティがない。 と思っていたら、終盤大逆転。 悪意の描写がしつこかった分、ラストの展開が引き立てられています。 「チエミ」ももしかして、またあのトリックかと思っていたら、違いました。 大まかな伏線はわかりやすく、意外な展開は少ない。 しかし、このへんてこなタイトルに込められた意味がわかったときには興奮しました。 この作者にはこのような、人間のいい部分を描いた作品をいっぱい書いてほしいです。 | ||||
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| 望月チエミが、母を刺し姿を消した。幼なじみだった神宮司みずえは彼女の行方を追う。 チエミと関わりのあった人たちを尋ね、何とか手がかりを得ようとした彼女だったが・・・。 チエミは、なぜ母を刺して命を奪ったのか?あんなに仲が良かったのに。みずほはチエミの 知り合いたちを尋ね、話を聞いていく。そこから浮かび上がるチエミと家族との絆・・・。 第3者から見て、それは異常とも思える仲の良さだった。逆にそのことが、チエミと母との 間に溝を作ってしまったのか?絆の深さの分だけ、溝も深くなってしまったのか?一方、 みずほと母の関係は決していいとは言えないものだった。みずほは常に、母との間に距離を 置こうとしている。仲が良くても悲劇は起きる。仲が良くないことも悲劇だ。けれど、チエミと みずほ、どちらの生き方にも是非を問えないような気がする。どんな場合でも、母と娘の関係は 特殊で微妙だ。ラストは、胸が締めつけられるようだった。読んでいて、私も無性に母に会いたく なった。母は、いつでもどんな時でも娘を愛している。母とはそういうものなのだと、強く心に感じた。 | ||||
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| 望月チエミが、母を刺し姿を消した。幼なじみだった神宮司みずえは彼女の行方を追う。 チエミと関わりのあった人たちを尋ね、何とか手がかりを得ようとした彼女だったが・・・。 チエミは、なぜ母を刺して命を奪ったのか?あんなに仲が良かったのに。みずほはチエミの 知り合いたちを尋ね、話を聞いていく。そこから浮かび上がるチエミと家族との絆・・・。 第3者から見て、それは異常とも思える仲の良さだった。逆にそのことが、チエミと母との 間に溝を作ってしまったのか?絆の深さの分だけ、溝も深くなってしまったのか?一方、 みずほと母の関係は決していいとは言えないものだった。みずほは常に、母との間に距離を 置こうとしている。仲が良くても悲劇は起きる。仲が良くないことも悲劇だ。けれど、チエミと みずほ、どちらの生き方にも是非を問えないような気がする。どんな場合でも、母と娘の関係は 特殊で微妙だ。ラストは、胸が締めつけられるようだった。読んでいて、私も無性に母に会いたく なった。母は、いつでもどんな時でも娘を愛している。母とはそういうものなのだと、強く心に感じた。 | ||||
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