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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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登場人物がほぼ全て女性。女子の関係、母娘の関係。 男性には共感しづらい。 タイトルも途中で想像がつきました。 | ||||
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個人的にあるあるな家庭像が描かれていて自分を重ね合わせながら読んでいた。 ただ、いろいろ説明しなければならないのでどうしても第一章が長くなりがちだけれど、もっと第一章思い切って削って第二章の分量を増やしたほうがよかったと思う。 | ||||
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この作家さんの作品を読んだのはこちらで2作目ですが なぜか前半が読みづらいです。スラスラいかないのは なぜでしょう。ただ後半になるとスピードアップできます。 そして最後に感動が待っています。 この本は母と娘の愛情物語という感じですね。 普通に感動しました。という程度の感想です。 | ||||
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気持ち悪い親子関係だなと思ったが、知らないだけで以外とこんな家族は多いのかもしれない。母子、友達など女同士の関係性が詳しく描かれていて、共感できるだけに目を背けたくなるような不快さがあった。読み終えて、満足感はない。おもしろみが無いわけではないが、ミステリーとしてはいまいちな気がする。 | ||||
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人はあくまでも主観的だし、自分が正しいと思っている。 だからぶつかったり、非難したり、軽蔑したり。 でも男の私にとってこの本でのやりとりは女性ならではなのか、よ くわからなかった、というよりわかりたくなかった。 男であれば組織の中での遠回しないじめ、嫉妬、仲間はずれと似て いるのだろう。女性ではそれがちょっと形が違う。 それだけ生々しいし、心情が吐露されているように感じ、時に目を そむけたくなった。 リアリティがあるのかないのかは、よくわかないけれど何ともいえ ないいごごちの悪い感情を抱いた。 ハッピーではないけれど、こんな本もあっていいと思う。 | ||||
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アラサー世代の、揺れる乙女心がリアルに緻密に描かれています。 おそらく、この本を読んだ女性は、作中に出てくるエピソードに対し、 「こんな感情を持ったことあったな」と懐かしく思い出すのではないでしょうか。 「恋愛中は周りの、特に反対意見を受け入れられなくなってしまう」など。。 ラストは泣けます。 チエちゃんは本当はとても恵まれているのに。 それに気づいたときは時すでに遅し、、、、。 続きがあるとするなら、みずほさんの母が占い師にあてた手紙を、みずほさんが読んだ事を知った母の気持ちを知りたかったです。 どういう顔をしたのだろう。。。。 それほど「母娘の確執」みたいなことは描かれていません。 | ||||
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読み始めはわりと面白そうだな〜と思ったものの、途中から物語の展開が単調に。主人公とその他の人との会話の繰り返し。会話の内容は、女同士のリアルな感じで良かったです。 あとは、主人公だけが汚れた気持ちのない人って感じに書かれていて、なんか白けました。他の友達は結構あけすけに悪いことも思ったり言ったりする人で、人間らしく描かれているように思ったけど、主人公はそれを批判的に見ているだけで、主人公自身の感情とかそういったものがなく、いまいち感情移入できず、でした。 | ||||
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母親殺しの疑いをかけられて失踪した女性とそれを追う友人. 事件の真相と失踪の目的は? 事件とそれを追うライターという2組の親子関係から 母と娘の関係を描いていくという意欲作,ではある. 事件の真相と失踪の目的という2つの謎をテーマに 読み手を飽きさせない程度のクオリティはあるので 一気に読み通せる作品ではあるが・・・. はっきり言って,失踪する女性像に魅力がなさすぎる. 主体性がなく,依存的で,男性にも仕事にも筋の通った考えができない. ひょっとするとこのような女性は案外多いのかもしれないが, まったく共感できないので,言動のすべてがうっとおしく感じられる. また,ストーリー上もいくつかの点でツメの甘さがみられる. 例えば,事件のきっかけにしてもちゃんと確認するのが先だろうし(一応の言い訳は書かれているが) このような事件を起こしてしまったあとでは,失踪したの目的にもリアリティがなくなってしまう. こういった合理性のなさ,エキセントリックさも含めて あやふやな母子関係の表現の一部なのかもしれないが, 辻村氏の他の作品と比べてややディテールの甘さは否めない. | ||||
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どんどん読み進めることができるが、はっきり言って女同士の楽しくない現実が描かれている。 母娘に起きた悲劇がテーマであるなら、なぜ第1章で主人公の地元の面倒な女社会を描くのか。 悲劇の起きた母娘の関係よりも、地方都市の狭い女社会を克明に描いてはいるが 本来描くべきは母娘の葛藤であるべきだろう。 30歳になる主人公の友人の幼さも気になる。 いくら気立ての良い人物像であってもこれでは二十歳位の女の子ではないか。 また、娘の告白で狂乱する母親の姿は、まるで2時間ドラマのよう、 この母親は人生50年を生きていると思われるが、いくらなんでもこんな行動はとらないのでは?と思う。 すっきりしない読後感は作者の意図する所なのだろうか、 人生50年以上生きている読み手にとっては今ひとつ物足りない結末であった。 | ||||
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この作者の本は初めて読みました。 最初は新鮮だった文章も、慣れてくると 疲れてきました。 確かにほかのかたもおっしゃるとおり理屈っぽい 文章が多いので、共感するよりも、その余地が ないほど、細かい表現の連続でした。 ただ、一端に評価させていただきますと、 将来性の高い作家さんだなと感じました。 ほかの本も読んでみたいなと思います。 | ||||
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母親殺しの疑いをかけられ行方不明になった娘を追うため、 娘の幼馴染の女友達が周囲の聞き込みを通じて真相を明かしてゆきます。 こう書くと推理もののようですが、違います。 この話をおそらくすべての女性にとって他人事とは思えないものに しているのは、母と娘、女友達の、ガラスのようにもろい「女vs女」の関係です。 どんなに頑張っても、娘の生き方は決して母親に100%は認められないこと、 合コンを通した女友達の微妙な仲間関係、 結婚というゴールをつかむまで・つかんだ後の女友達の微妙な空気の変化、 自分にないものを持つ友達に対する憧れと対立心・・・ そんないろんな感情が渦巻く中、でも結局は味方同士、似たもの同士。 根底には暖かい愛情があるのです。ラストは少し、ほっとさせてくれました。 タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」は最後にそれを証明してくれる数字です。 | ||||
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母親殺しの疑いをかけられ行方不明になった娘を追うため、 娘の幼馴染の女友達が周囲の聞き込みを通じて真相を明かしてゆきます。 こう書くと推理もののようですが、違います。 この話をおそらくすべての女性にとって他人事とは思えないものに しているのは、母と娘、女友達の、ガラスのようにもろい「女vs女」の関係です。 どんなに頑張っても、娘の生き方は決して母親に100%は認められないこと、 合コンを通した女友達の微妙な仲間関係、 結婚というゴールをつかむまで・つかんだ後の女友達の微妙な空気の変化、 自分にないものを持つ友達に対する憧れと対立心・・・ そんないろんな感情が渦巻く中、でも結局は味方同士、似たもの同士。 根底には暖かい愛情があるのです。ラストは少し、ほっとさせてくれました。 タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」は最後にそれを証明してくれる数字です。 | ||||
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最近気に入っている作家さんで、この作品が直木賞候補になったこともあり、 楽しみにしながらこの本を手に取った。 辻村さんは地方で高校生活を送った女性の閉塞感、焦燥感を描くのがうまい。 私は辻村さんと同じ高校、私のほうが2コ上。 同世代、同じ土地で過ごしたこともあり、辻村さんが描く女性は リアルに感じ、微妙な心理表現に共感できる。 でもそれは、この作品だけではなく「凍りのくじら」「太陽の坐る場所」でも描かれている。 主人公の人物設定は「凍りのくじら」、地方で生活している女性の閉塞感は 「太陽の坐る場所」と被っている。この二つの作品の延長でしかない。 新鮮味に欠ける作品であった。 また、全体的に文章の構成がまとまっていない。 基本的に辻村さんの作品は読みやすく、スイスイ読めるんだけど、 これに限っては、特に前半文章のもたつきが気になり、 全体的にも現在、過去の視点の移り変わりがスムーズではない感じがあった。 この作品で直木賞を受賞しなくてよかった。 新たな境地の作品を期待する。 | ||||
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最近気に入っている作家さんで、この作品が直木賞候補になったこともあり、 楽しみにしながらこの本を手に取った。 辻村さんは地方で高校生活を送った女性の閉塞感、焦燥感を描くのがうまい。 私は辻村さんと同じ高校、私のほうが2コ上。 同世代、同じ土地で過ごしたこともあり、辻村さんが描く女性は リアルに感じ、微妙な心理表現に共感できる。 でもそれは、この作品だけではなく「凍りのくじら」「太陽の坐る場所」でも描かれている。 主人公の人物設定は「凍りのくじら」、地方で生活している女性の閉塞感は 「太陽の坐る場所」と被っている。この二つの作品の延長でしかない。 新鮮味に欠ける作品であった。 また、全体的に文章の構成がまとまっていない。 基本的に辻村さんの作品は読みやすく、スイスイ読めるんだけど、 これに限っては、特に前半文章のもたつきが気になり、 全体的にも現在、過去の視点の移り変わりがスムーズではない感じがあった。 この作品で直木賞を受賞しなくてよかった。 新たな境地の作品を期待する。 | ||||
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母と娘、女友達同士、という、たいていの女性が(母親が健在であれば) 避けて通れない2大厄介な人間関係を軸に描いたミステリー仕立ての1本。 母に愛されすぎた娘と、母に愛されそびれていた(愛されてなかったわけでは、たぶんない)娘。 頭が良くてきれいで生きていきやすい女性と、愚鈍で冴えない、目立たない女性。 分かりやすい対比、誰にでも心当たりのありそうなエピソード。なのに、文章力が 追いついていない。表現したいテーマはとても興味深いし共感ポイントが多いんだけど まどろっこしい、わざとミスリードしてほしそうな文章が、なんだか気取ってるけど逆効果、 みたいに感じで、作品全体がぼやけてしまった印象。 すっきり気持ち良い文体を手に入れないと、この作家さんはここから先に行けないと思う。 | ||||
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母と娘、女友達同士、という、たいていの女性が(母親が健在であれば) 避けて通れない2大厄介な人間関係を軸に描いたミステリー仕立ての1本。 母に愛されすぎた娘と、母に愛されそびれていた(愛されてなかったわけでは、たぶんない)娘。 頭が良くてきれいで生きていきやすい女性と、愚鈍で冴えない、目立たない女性。 分かりやすい対比、誰にでも心当たりのありそうなエピソード。なのに、文章力が 追いついていない。表現したいテーマはとても興味深いし共感ポイントが多いんだけど まどろっこしい、わざとミスリードしてほしそうな文章が、なんだか気取ってるけど逆効果、 みたいに感じで、作品全体がぼやけてしまった印象。 すっきり気持ち良い文体を手に入れないと、この作家さんはここから先に行けないと思う。 | ||||
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母が娘を支配的に教育するというのは、確かに痛々しいが、そこに作者がどっぷりひたりこんでいるようで、鼻白む思いだった。ミステリー仕立てだが、失踪した若い女友達を追う緊迫感が伝わってこなかった。視点人物が一人で大騒ぎしているようで、なんだかなあ、と白けてしまった。 すみません。そんな読者もいたということで許してください。 | ||||
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母が娘を支配的に教育するというのは、確かに痛々しいが、そこに作者がどっぷりひたりこんでいるようで、鼻白む思いだった。ミステリー仕立てだが、失踪した若い女友達を追う緊迫感が伝わってこなかった。視点人物が一人で大騒ぎしているようで、なんだかなあ、と白けてしまった。 すみません。そんな読者もいたということで許してください。 | ||||
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これまでの作品同様ストーリー展開がうまく、飽きることなく最後まで一気によめた。 母娘の関係、女友達の関係、と女性だったら共感できるエピソードが多い。 しかし、“賢い主人公とその友達”の構図は『凍りのくじら』と被ってみえてしまった。 主人公が友達に対して抱いている感情やそれに対する自己分析にも『凍りの〜』と同じような印象を受けた。 赤ちゃんポストのエピソードも、あっさりと本筋に回収されて意外性はない。 期待が大きかった分少しがっかりしたことは否めないが、普通に面白い小説だとは思います。 | ||||
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これまでの作品同様ストーリー展開がうまく、飽きることなく最後まで一気によめた。 母娘の関係、女友達の関係、と女性だったら共感できるエピソードが多い。 しかし、“賢い主人公とその友達”の構図は『凍りのくじら』と被ってみえてしまった。 主人公が友達に対して抱いている感情やそれに対する自己分析にも『凍りの〜』と同じような印象を受けた。 赤ちゃんポストのエピソードも、あっさりと本筋に回収されて意外性はない。 期待が大きかった分少しがっかりしたことは否めないが、普通に面白い小説だとは思います。 | ||||
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