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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 41~60 3/5ページ
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| タイトルにひかれ、初めての作家の作品にチャレンジしました。このところ母と娘を扱った本を何冊か読んでいるのですが、母と子は分かり合えると思っているからなのかもしれないけれど理解しがたいことが多いです。それゆえ、軋轢を感じ、親子であるがための葛藤があり、日々の生活での生き辛さにつながっていく気がします。基本はそれぞれが自分を大切にすることなのでしょうか。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナの意味が分かり、ほっとしたのですが、すれ違いがあった親子の関係を思うととてもつらかったです。 | ||||
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| 途中まで少しやりきれなさを感じていました。 ですが最後は少しほっとするような温かさに救われたので良かったです。 クライマックスには感動したの星4つです。 | ||||
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| 現代日本文学を読まない私ですが、作者に興味を持ち読んでみましたがとてもおもしろかった!「事件」とのことでサスペンス的なものだと思っていましたが、そんなわけではなく、女同士の関係性の描写が印象に残る一冊。格差、結婚、家族、子供。。。現代女性が考えるテーマ(私が登場人物と同じ30歳なので特に分かる)も絡んでおり、「わかる、わかる」と思ってしまった。 また辻村さんの作品を読んでみようと思いました。 | ||||
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| 後味は良くないのですが、話し的には惹きつけられました。 友人に勧めてもらって注文して、すぐに届いたのでびっくりしました。 | ||||
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| 衝撃的でした。でも、本当に救われる気がしました。人それぞれ考え方は違い、家庭の育ち方も違うのだと改めて考えさせられるし、現実にこの本にあるような家庭はたくさん存在すると思いました。 | ||||
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| 女の「それ」がよく描かれている。 「それ」の中には妬み、憎しみ、劣等感、格差、その他いろいろ。 しかし、本質はいずれも「愛」があった。 最後は泣いてしまった。救われない。重かった。 | ||||
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| 考えさせられるミステリーでした。母親との関係を考え直したい女性はぜひお読みください。 作者の辻村深月さんが山梨県の出身で、直木賞を受賞(『鍵のない夢を見る』で受賞。林真理子さん以来です)していなければ、手に取ることはなかった本だと思います(長いし、30代の女性が主人公ですから)。 小説の舞台は山梨県です。山梨の大半は周囲を山に囲まれた盆地です。中央本線と中央道が閉鎖されれば、文字通り「陸の孤島」になります(2014年の大雪がそうだったように)。 盆地に生まれ育った人は2つに分かれます。 ・盆地から出て行った(出て行けた)人と、 ・盆地に留まった(出て行けなかった)人です。 主人公はそんな2人です。 盆地から出ていくためには、まず盆地の外にも世界があることを教えられなければなりません。幸運にも盆地から出られた女性は、恵まれた環境や、容貌や、才能や、運がある人だけです。そんな人は憧れと嫉妬の対象になります。 盆地から出られない女性は、経済的な問題もあってパラサイトシングルを続けざるを得ません。唯一親から自立する道は結婚だけだ、そう作者は言います。 そこには、超えたくても超えることの出来ない格差があります。 文庫で500ページ近い本の半ばを過ぎるまでは、やや重苦しく、ストーリーの中に入り込みにくかったかもしれません。 盆地を出られた人間という後ろめたさを感じたからかもしれません。一方、くっきりと描かれている女性同士の友情や嫉妬や葛藤は、男には所詮は他人ごとだな、とも感じました。 ところが、285ページの、 「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」 から、急にストーリーが濃密なります。グイグイと物語の世界に引きつけられていきます。(以下はぜひお読みください) 二組の母娘における、象徴的な母親殺しがテーマの小説です。 | ||||
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| 突如として鳴り響く弦楽器の荒々しい旋律がそうであるように、やがて迫りくる風雲を、 張りつめた静けさの中で鮮烈に暗示するプロローグは、壮大な交響曲を思わせるものです。 本筋の導入で一転する穏やかな調子はゆっくとり広がり、理性を下地に敷きながらも、 主人公に硬質で乾いた心理を持たせることで読者は一定の緊張感を維持し、 その奥行きのある世界観が刷り込まれてゆくことになります。 主人公の心の声は、親友に届くのか。 祈りとも解せるこの命題を基軸に展開される筋立てには、等身大の女性を投影するという 作者の決意と覚悟を見て取ることができ、作者の作品群の中では出色な空気をまとっています。 いつだって平気な顔でいられる凜とした女性にならねば、というぼんやりした不安と焦燥感。 決して拭うことの出来ない他者への従属と、自らの内に確かにある少女性への安住。 背反する十字架を背負うことが宿命づけられている女性の自我の発露や、本流ではない狭い コミュニティーの中での醸成を半ば強いられる女性の機微を、鋭角的な表現を多用しながらも、 しなやかで瑞々しく描き切っています。 逃避行の末に結びつく一人の女性との数奇な出会い。 わずかな時間の濃密なやり取りは秀逸で、まるでその場の闇間から固唾を飲んで二人の 会話の行く末を聴いているような臨場感に包まれ、私の心はえぐられるのです。 次第に迫力を増しながら明かされる“こと”の全容や、それに引き継がれる疾走感に満ちた クライマックスの描き出しはフルオーケストラが響き渡るように見事と言う他なく、 セピア色に染められた切ない光景を思わずにはいられません。 自立か依存かという平滑な二元に決して終わらせず、その彼岸にある生の女性の虚実を、 陰影の濃淡が美しい豊かな立体感で描き切った、数少ない秀作と言うことが出来ます。 | ||||
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| 母親殺しの容疑で失踪したチエミを追うみずほ。 その背景には親子の愛憎・女性の友情があった・・・ 著者らしい複数の登場人物が登場し、様々な視点で語り、 徐々に明らかになっていく全体像は、読む者を飽きさせない。 個人的には1部と2部のバランスが半々位であった方が、 より物語に深みが出たように感じるが、それでも良い終わり方であったと思う。 ツナグで著者を知った読者にも読んで欲しい1冊。 | ||||
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| 最後は泣いた。 いろんな出来事が繋がって、 いろんな人ひとたちの不器用な優しさが繋がって、 でも辛い結末で、やっぱりチエミちゃんは幸せにはなれなかった。 それがすごく切なかった。 お母さんと、お父さんと、親友と、恩師と、 逃亡中に出会った変わり者の大学生と、 みんなの優しさに泣いてしまった。 | ||||
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| 私は今27歳です。 この本は若い子が読んでも、男性が読んでも登場人物の彼女たちのリアルな世界観は分からないと思う。 これを読んでいて、彼女たち一人一人、自分と思い当たる節がある。 彼女たちみんなの気持ちがすごく分かる。 そして考えさせられる。女としての幸せと、矛盾と、違い。 狭い世界観に囚われて大事なものを見失ってはいけないと思った。 女とは脆い。弱い。 もしかしたら、一歩間違えば、チエミのような弱く、脆い女に誰にでもなってしまうのではないかと思った。 | ||||
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| 逃亡中の友人を探すため、手掛かりに学生時代の仲間たちを訪ねるシーンでは、自分はこの中の登場人物にどこか当てはまる部分があるのでは? と無意識に登場人物と自分を重ね合わせていた。 妬み、羨望、無意識に優劣を付けていたり・・・この年齢でおこる悩みや、女性特有の感情が上手に描かれています。 読み進めるうちに、息苦しいような悲しいような痛みも伴うけれど、最後まで一気に読め、友情や母親の愛情で涙が溢れました。 私は好きな1冊です。 | ||||
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| 初めて辻村さんの作品を読みました。 彼女と同じぐらいの年代ということもあってか、とても共感できました。 女同士の友情の難しさとか、母娘関係の脆さだけにスポットがあてられたお話の枠にとどまらず、それとは裏腹に、女性が女性に対してしか持ち得ない愛情みたいなものも同時進行で書かれていて、後半の展開に引き付けられました。最後らへんは泣きました。 内容的には決して清々しいとは言えないはずなのに、読んでる間、ずーっと透明感みたいな澄んだものを感じて、その理由は文体なのか何なのかよくわかりませんが、その空気感が好きです。 | ||||
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| 本を読むにはタイミングがあると思いますが、 私が読むにはちょっと違う気がしました。 ミステリー通なので、色々答えが分かるだけに、 負の連鎖に陥る気持ちが理解できなかった。 | ||||
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| 女子同士の友達・親子関係に於ける本音みたいなものが深く書かれていて、男子としてはちょっと怖い・・・・・。 | ||||
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| 主人公の打算的な見方がしつこいくらい文章にあったけれど、ぼんやりしているようなキーパーソンになる親友も彼女の打算を実は知っている所がリアル。 女友達の関係性についての主人公の見解にイライラしたけれど確かにあるかもしれない。 とにかく後半の犯人の語りから面白くなり、題名の理由をしって不覚にも泣いてしまった。 それは犯人の母子関係がリアルだと感じれたから。主人公と犯人両方の母子関係に深く共感してしまった。 久しぶりに良い本読んだと思った。 | ||||
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| 大好きだけれど、こんな自分の元凶であり、絶対的存在の母。女同士の友情の残酷さ。読み進んでいくうちに、登場する人たちの本音、駆け引き、愛情、友情なんかが、どんどん心に沁みてきました。最後のところで、いい年したおばさんが思わず泣いてしまった。 | ||||
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| 買ったはいいが、あんまり読む気しなくて、ずっと放置してました。 虐待シーンを期待して読み始めたんだけど、これは、そんなたいしたことなかった。何やら作者は、力入れてたようですが…(汗) 登場人物どれも嫌な人ばかりというか、ひどいです、本当に。 でも、みんな憎めない。それぞれの気持ちや言い分に納得してしまう。 ちなみに、私は、政美ちゃんが一番好きだなぁ。さすが、リーダー格なだけあって、とても頼もしい。 チエミと、同僚のケンカは見ものです。こういうこと本当にあります。 やっぱ、ケンカするのは、ロッカールームだよねぇ、みたいな(笑) 不覚にも、2回泣かされました。『母の愛は、偉大だなだな…』と。 虐待していても、愛がない訳じゃない。心に残るお話です。 | ||||
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| 作者お得意の自意識過剰女のお話です。とか書いてしまっていますが、この作者の書く世界観は大好きで、ストーリーに動きを持たせるために自意識過剰女は必要なので、個人的にはウェルカムです。 女同士の友達関係や近所付き合いって、男からしたら、めんどくさいと思うことが多いのだけど、母と娘の間にも互いに女としてのそういうのがあるんだなと思いながら読み進めた。最後はちょっと急ぎ過ぎた感があるが読んで損はないかな。 | ||||
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| ミステリー風ですが、大がかりなトリックがあるわけではありません。 地方に生きる女性の生々しい描写がとにかく印象に残り、読み終わってからも考えてしまう作品でした。 特にラストにかけてのくだりは印象的でした。 「残響がいつまでも鳴り響いているような」読後感でした。 自分は男なので、妊娠や出産のくだりはよく理解できませんでした。 みずほや亜理紗についてはある程度理解できたのですが、チエミのことは正直、よく理解できませんでした。 「そんなこと親からも学校でも教わってない」なんていい大人に言われたら・・・ 自分の同僚等であれば厳しいことを言ってしまうかもしれませんし、どう見てもばればれな「ズルイ男」は 見抜いてよ・・・と思ってしまいました。 でも、ああ、こういう人クラスにいたよなとも思いつつ。 でも心に何故か残る。そういう作品でした。 | ||||
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