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悪夢の観覧車



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)

悪夢の観覧車の評価: 4.32/5点 レビュー 31件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まずまず

クライムコメディーサスペンス、悪夢シリーズです。
今回は観覧車が舞台。
終わってみれば、なかなか手の込んだ事件の仕込みで、
もちろん非現実的ではあるのですが、
小説ならではという形で面白かったです。
ブンノシリーズにも登場する、銀爺が出てくるのもポイントでしょうか。
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)より
4344411293
No.2:
(3pt)

作者のクセがある程度わかっていると物足りないかも

悪夢シリーズ、本作の舞台は観覧車!爆弾を持った主人公が復讐を果たすために大観覧車の乗客全員を人質にとるというなんとも大味な開幕。シリアスな展開なのに一貫してコミカル色が強いのはこの作家らしいです。
観覧車が舞台ということで、「そんな隔離された狭い密室でちゃんと話は広がるのか?」と思いながら読みましたが、まあ…やっぱり小さく収まってしまった感はあります。同じような舞台ならエレベーターの方が面白かったかな。群像劇形式で進みますが、登場人物が多い弊害か全員の背景を書き込みきれずどこか散らかった印象を受けたのが残念。魅力的なキャラも何人かいただけに惜しい。
主人公の目的は復讐なのでどういった経緯で相手を恨むことになったのか仔細に語られるわけですが、やたら飛び飛びの間接的な要因のためその復讐にいまいち共感できず。むしろ復讐する相手はそいつでいいのか?もっと他に恨むべき相手はいるような…と悶々としてしまいました。復讐を果たすという目的の作品でスカッとできないのは痛い。
全体を通して意外な展開を連発してきますが、木下半太作品を読んだ経験のある方だと「ここはこうくるな」と大方の予想がついてしまうかも。しかし読みやすさは折り紙つき。既刊より描写が簡素なのでサクサク読めてしまいます。木下半太作品入門書としてはいいかもしれません。
文章の密度・ストーリーの起伏・キャラやどんでん返しの仕方など個人的にはもう少し濃い方が好みなので☆3。
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)より
4344411293
No.1:
(3pt)

う〜ん・・・

書店で興味を持った本を適当に十冊買い、これはその内の一冊であり、かつ最後に読みました。この本に至るまでの九冊が個人的には面白くなかったせいか、最後のコレは不覚にもイイかもと思いました。・・・が、冷静に考えるとどうなのかな?という疑問視がつきます。まず脱出方法は、お世辞にも斬新性があるとは言えないし、無関係だったはずの人達が実は!といったようなことが明らかになる過程も僕に言わせれば後だしジャンケン的な感じがするんですよね。
例えば、天然系の人妻が実は!を明らかにするにしても、もうちょっと伏線的なものが欲しかった。天然系の妻の言動ととるにはいささか無理がある、がOO屋と考えるにはあまりにも飛躍過ぎる、では彼女は一体なんなんだ!?的な部分が、他のキャラにも言えることだけどもっと欲しかった。
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)より
4344411293

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