サンブンノニ
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シリーズ4作目です。 ジャンルとしては、コメディクライムサスペンス。 過去3作品の登場人物が勢ぞろい、 いろんな立場、形で絡んできて、 とても楽しませてくれました。 | ||||
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著者の作品「サンブンノイチ」の続き。 破魔と渋柿、新キャラの名取を相手に、シュウ・コジ・健の3人が直接対決するという内容。 中盤までは何というか生ぬるい展開が続く。 「ゴブンノイチ」や「ナナブンノイチ」で登場したキャラクターも主要メンバーとして登場する。別に読んでいなくても支障はないが、読んでいると更に面白い。 著者らしく、やはりどんでん返しを狙った作品である。結末は普通に面白かった。 ただ、それまでの展開などが少しくどく感じる。 ただ、「サンブンノイチ」の続編が出たということは単純に評価できる。今まで関係無い続編のようで続編でない作品が出ていたので、普通にうれしい。 前半はもう少しあっさりした内容でも良かったのではないかと思う。 | ||||
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帯も付いていて、表紙も綺麗な状態でしたが、底から見ると、若干の汚れと折れが見えます。 読んだ時に指が当たっていた小口の部分が汚れていたのが不満でした。 | ||||
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「サンブンノイチ」の正式な続編。前作を読んだばかりなのでタイムリーでした。ススキノを取り仕切る新規勢力を加え、お馴染みの面々が復活!エンタメ性もパワーアップして個性溢れる登場人物たちが帰ってきました。 本作は簡潔に言えば川崎のテリトリー争い。前作がハニーバニー内という閉じられた世界観だったのに対し、本作は北海道まで行動範囲が広くなりグッと物語上の世界観が大きくなってます。そして前作は3人のダメ男が主役でしたが、本作では特に主役を張るような人物はおらず、言ってしまえば群像劇。全員が主人公です。著者の作品では「悪夢のドライブ」が雰囲気として似てるかもしれません。前作の3人が主体となった活躍を期待している方は注意。他のキャラが強烈すぎて正直3人の影はかなり薄いです。 最初の1ページからノンストップで読者を引っ張っていくリーダビリティ、無数の起伏で読み手を飽きさせないストーリー、モブすら無個性なキャラが一人もいない人物造形、なにより複雑な群像劇をまとめる構成力、木下半太作品の中でも上位に食い込む出来だと思います。次のページを捲る手が止まらないのに読み終わりたくない、そういう気持ちを小説で久々に味わいました。 しかし既存キャラの新しい一面が本作で垣間見えることになるので、人によってはがっかりするかもしれません。特に川崎の帝王と川崎の魔女。前作のような血も涙もない冷血ぶりが印象に残っている方は肩透かしをくらうと思います。いい意味でも悪い意味でも、帝王も魔女もやはり人間だったか…というような感想を抱くことになるかと。 総合的に言えば非常に楽しめたのですが唯一欠点を上げるとするなら最後のまとめ方がかなり強引だったことでしょうか。まとめきれなかったというよりは、尺が足りなかったのかな?という感じ。非常に駆け足です。決着のつけ方としてはいいのですが、せっかく重要な幕引き部分なのだからこれをあと30ページくらい足して濃く描写してほしかった。 ☆4か☆5で迷いましたが間を取って☆4.5くらい。前述の通り、本作は「サンブンノイチ」の正式な続編なので最低でも本作を読む前に「サンブンノイチ」は読んでおいてください。本作単独では話の通じない部分が多々出てくるかと思います。おそらく他の「○ブンノ○」作品、他の木下作品からも出張してきていると思われる登場人物が数人出てきます、が、前作だけでも既読であればとりあえず混乱することはないと思います。 | ||||
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簡潔な文体。 短めののチャプターで、次々と場面が切り替わって、飽きさせません。 たくさん登場する人物が、どれもこれも一癖あって、おもしろい。 川崎の魔女、川崎の帝王、札幌を支配する奇妙な男、と三巨頭のはざまで、主人公のシュウが引きずり回される。 いい意味でのB級アクション映画を観ているようで、堪能しました。 印象的だったのは、女ながらに無敵で無口なペコが、最後にひとことだけしゃべるところ。 いやあ、かわいらしいです。魅せらせました。 ただ、川崎の帝王、破魔翔が、途中でアレになってしまうのは、なんだか違和感があって、納得できなませんでした。 | ||||
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