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暗闇の教室
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暗闇の教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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日照り続きでダムが干上がり、そこから姿を現した水没した中学校の校舎。近くに住む中学生は、肝試しの百物語をおこなうためにその廃校と向かう。最後の一本のロウソクが消えたとき、そこに現れたものは・・・。ホラー色の強いミステリです。文庫では2冊に分かれていて、Ⅰの『百物語の夜』では中学生がおこなう百物語とそこで起こる恐怖の事件が、Ⅱの『悪夢、ふたたび』では、20年後、日照りで再び姿を現した廃校に集まった当事者に、またしても襲い掛かる恐怖が描かれています。『沈黙の教室』に続くシリーズの2作目、『沈黙』の登場人物も顔をみせますが、これ一作で十分に楽しめる内容になっています。語り手が次々と目まぐるしく入れ替わり、そこに百物語の怪談も加わって、さらには過激派の女闘士や連続婦女暴行魔まで入り混じり、どんどん錯綜していきます。それが読み進むにしたがって真相が少しずつ少しずつ見え始め、最後に一つにまとまっていく快感といったら!もう言葉では言い表せません、ぜひ読んで快感を感じてください。アッと驚くミステリがないか探している方、本書をお試しあれ。 | ||||
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干上がったダムの底から現れる廃校舎、外は台風で大嵐。暗闇で百物語を始めるためにそこに集まる学生達。百物語の内容に呼応して引き寄せられるかのように集まる連続殺人犯、過激派の女リーダー、体罰教師。舞台設定だけでも十分恐いです。ちょっと懐かしいような、でもコワイ。ビクビクハラハラして一気に読めます。謎解きは後編に持ち越しですが、この巻だけでも面白いです。 | ||||
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