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沈黙の教室
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沈黙の教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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面白かったです。 | ||||
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折原ワールド全開で読み応えあります。 長編ですが時間を忘れて一気に読みました。 | ||||
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どこが傑作? いろいろ言いたいことはあるが、(元凶が)超幸せエンドってのが長文読まされた結果でゲンナリ これが好きな人はマゾの方? ただ、他のは読んでない(読みたくない)から、そこに何かあっても知りませんが | ||||
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折原氏の日本推理作家協会賞受賞の氏としては今のところ唯一の賞受賞作品となっている。 クラス会を契機に記憶喪失の男と謎の復讐者のパートと過去の中学のクラスの謎の恐怖新聞事件がカットバックで描かれる。 いじめ問題をモチーフにしても全く重苦しい社会派作品にならず、いつものあの独特の胡散臭い折原ワールドになってしまうのが、折原氏の作家としての強烈な個性を感じさせる。 真犯人の正体などは折原作品としてはストレート過ぎるくらいの感じだが、怪しい人物が入り乱れての全体の事件の構図が明らかになる様は圧巻である。 折原氏の代表作と言えるだろう。 | ||||
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犯人が誰なのかな~という単純な推理モノとしては普通に楽しめたのですが、最後の結末のまとめ方が最悪です。 復習者によって大した罪もない人間が殺されたのに、一番の諸悪の根源である人物が、何の咎めも受けず、それどころか登場人物の中でもっとも報われる展開、幸せの絶頂で物語りはフィナーレです。 この人物が影で操ったいじめのおかげで、クラスメートに自殺者や転校を余儀なくされた者までいるのに、更にはクラスメートの女子を襲って妊娠までさせているのに、この小説では、若気の至りだった、もう20年も昔の話で許され、済まされてしまいます。 この小説が書かれた時代はこれでも違和感なかったのかも知れませんが、これだけ学校のいじめが社会問題化されている今現在の感覚で読むと、これはちょっとなあ・・・という気がします。 この著者について、登場人物を都合の良い駒のごとく配置・動かすきらいがあるというような趣旨のレビューを見かけたことがありますが、本書においてもそれは同感です。 取ってつけたような恋愛描写もありますし、全体的に登場人物の言動に心がない印象でした。 | ||||
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面白かった。確かに意外性はあまりないけどサクサク最後まで飽きずに読めました。犯人だけでなく何人もの人の思惑やしでかしたことが重なって謎を複雑にしてるので最後もうまく収束したという感じもないけど、読み応えもあって楽しい読書でした。 | ||||
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叙述といえば「思いもよらない伏線」「意外性のある犯人」 を期待するものですが、本作はそういったひっかけのない、 推理要素もあまりない教育問題サスペンスものです。 ストーリーラインは面白く、視点の変わる構成もテンポがよく、 必然性や論理に破綻もないのでジャンル関係なく楽しめるかと思います。 以下ネタバレに触れる話ですが、 学校に恨みを持つ復讐者や記憶喪失の男、粛清者の正体は、 作者自身も隠すつもりがあまりなかったんじゃないかなと思いました。 怪しい人物が最初からおり、裏をかいて意外な人が犯人だろうと思ったら なんとその怪しい人が犯人でした、というストレートさなので、 ラストの犯人判明部分は蛇足のような気がします。 ちなみにこの話の中で一番怖いのは副委員長でした。 | ||||
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記憶喪失の男は一体誰なのか? 記憶喪失の男は殺人者なのか?殺人は実行前なのか? 20年ぶりの同窓会を復讐の場にしようとしているのは誰か? 恐怖新聞を配布していたのは誰か?粛清をしたのは誰か? これらの謎を解明するためにはこの分厚い本を読まなくていけません。 個人的には中盤ダレた感じが否めませんがなかなか面白かったです。 粛清の犯人に確証をもてませんでしたがだいたい合っておりました。 あらゆる事件の実行犯の動機は非常に単純そのもの。 「中学生とは大人と子供の間」というような感じの文章がありますが それが非常に印象的でした。世間で起こっている事件をかんがみると 善悪の分別が一番付きにくい時期なのかもしれませんね。 最後に解けない謎があったので改めて読んでみたいと思います。 | ||||
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作者自身も、この本は、そんなに好きではないと、別の本の解説で語っています。確かに、作者としてはこの小説と違う作品で、賞をもらいたかったのだろうと思います。そう言う意味では、彼の代表作ではないと思います。小説の結末や、犯人に、そんなに意外性はないし、読後感もそんなによくありません。…でも、そういいながら、この本は、面白く、引き込まれるように、どんどん読みました。それは、最初に記憶喪失の男を登場させ、それと恐怖新聞の支配する過去の学校がどうかかわるのか?記憶喪失の男の招待は?という、導入部の設定が謎にみちていて興味深いからだと思います。読んで損はない本だと思います。 | ||||
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個人的には作者の最高傑作だと思う。20年前の小学校の同窓会の通知が復讐劇の始まりとなる。そのクラスは正体不明の"恐怖"に支配され、その"恐怖の支配者"に逆らう者は"粛清"される。なにしろ"恐怖新聞"が配られるのだ(つのだじろうみたいだ)。そうした過去の忌まわしい出来事が「百物語」の形式で語られる。この過去の描写は圧巻である。 それとカットバックして現在の連続殺人事件が描かれる。いやが上にも緊迫感が高まる。過去と現在の謎が錯綜する中、結末に近づいても犯人の正体を掴ませない作者の卓越した技巧。異様な程に息詰まるサスペンスと本格の味とが見事に融合した現代ミステリの傑作。 | ||||
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題名がまずおもしろそうで買いました分厚いので読めるか心配でしたが 読み終える頃にはどっぷりとつかり、折原ワールドにはまりました続編も早速 購入してるので引き続き はまりたいと思いますこの方の本はまだ三冊目ですが 独特な書き方で読者を唖然とさせますよね~ホントに上手いです!! | ||||
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『恐怖新聞』meets『魔太郎が来る』?どんな叙述トリックかと期待していたら、あまりにもそのまんまで拍子抜け。あるべきパーツがあるべき場所に収まるだけなので驚きも何もない。 | ||||
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同窓会をおこなってる現在と過去が入り乱れる作品。倒錯のロンドをテクニックの作品とするならばこちらは力の作品。結構ホラーとしても楽しめるのでは? | ||||
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分厚い文庫本なのでマンガばっかりの私は読む気になりませんでしたが、とりあえず読みました。ところが・・・!びっくりするほどおもしろかった!真相がわかったときは思わず声をあげました。徹夜しました。小説がこんなにおもしろいなんて!新しい趣味を開拓出来た感じです。折原ワールドにただ今ドップリはまってます。 | ||||
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