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告白
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告白の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全584件 581~584 30/30ページ
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| 表紙と帯に惹かれて、この「告白」を買いました。 ある中学校教師が、自分の娘をクラスの生徒に殺された復讐を果たすお話です。 職業柄、もしこのようなことが自分の身に起きたら、という思いで読み進めていきました。 復讐というのはどんな場合でも、肉体的なものより精神的なものの方がよほど残酷であるということを痛感しました。 肉体を傷つけてもやがては治る。ところが、心に残った傷は消えることはないのですね。 私も、ホームルームで毎日生徒に何か話をしていますが、その一言一言が生徒に何らかの影響、思い、傷を抱かせる可能性があることを考えると、言葉を選ぶのにとても慎重になってしまいます。 体罰が禁止された教育現場で、生徒たちの心に罰を与えることこそが生徒の更正につながるのか。読後、ふとそんなことまで考えさせられてしまいました。 新人作家の手による作品ですが、最後までグイグイと読ませる力があり、途中ページをめくる手を止められませんでした。 ラストでは驚愕といってよい展開が待ち受けており、それは東野圭吾にも宮部みゆきにも匹敵するのではないかと思います。 今年に入り20冊ほどのミステリー小説を読みましたが、この「告白」は私の中で、目下最高、最恐の1冊です。 | ||||
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| 素晴らしいと思いました。まず、疲れる難しい本は嫌!という若者にも是非オススメしたいです。大変読みやすいです。しかし、読みやすいのに読み応えが充分です。 第一章を読み終えた瞬間から体に鳥肌が立ちました。そこからは、もう一切止まることなく一気に読みました。主な登場人物全員の視点からお話が成り立っているので、思わず感情移入してしまいます。ラストには本当に震撼しました。こんなラストを誰が想像できるだろうか、と考えてしまったほどです。今でも何度も読み返してしまいます。これがデビュー作とは本当に信じられませんね・・・!是非ドラマや映画化にしてほしい作品です。 | ||||
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| 読後にジワジワと考え込まされたり、ふとした時に思い出したりする小説が、 私にとっての「良い小説」なのですが、これはそんな一冊になりそうです。 ニュースを見ていると、いじめ、犯罪の低年齢化、無差別殺人、モンスター ピアレンツ、と耳を塞ぎたくなるような事象ばかりで、世の中そんな やっかいな人ばかりなのか?と落ち込んでしまいそうになりますが、 大多数が普通の人です。 そういう事件を起こす人が目立つだけで、何も事件を起こさない人はニュースに ならないから、普遍的な倫理観を持ち合わせている人が少ないように感じられて しまうだけかな、と。 ところで自分の倫理観というのがどこから来ているのかと考えてみると、 なんだかハッキリしないのです。 モノを盗まないとか、人を傷つけないとか、理不尽なことを他人にぶつけない、 などの意思をどうやって育んだかと問われたって困ってしまいます。 ということをこの小説を読んで考え込んでしまいました。 この小説にはツッコミどころ満載の人物ばかり登場するのですが、読んでて ウンザリしないのは、1人だけ一刀両断してくれる登場人物がいるからです。 その人の主張は冷徹なまでに論理的なのですが、その論理の是非については また考えどころなのです。 とりあえず、読後に自分に跳ね返ってきて逆に問われるような話が 好きな人にはぜひ読んでいただきたい1冊です。 そういう本が好き、という方が多いと救われる気がします。 | ||||
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| 愛する娘を教え子に殺された女教師。 その教え子を終業式の日に告発し、去っていく・・・ という衝撃の第1章から物語の幕が開く。 そして、「犯人」として告発された生徒たちは、クラスメート達に 嫌悪され、敬遠され、教室で居場所を失っていく。新しい担任のもとで 狂っていく教室の磁場。クラスメートたちのひりつく神経・・・ ミステリーの新刊の棚に並んでいるけれど、怖さは充分ホラーとしても成立している。 スプラッタなシーンがあるわけでもないし、筆致もさらりとしているのだけど、 平凡だったはずの人々が狂い、人を痛めつけ、そして自分をも傷つける・・・という 最悪の方向に走っていくその逆送ぶりがひたすら恐ろしい。加速する憎しみの連鎖が 新たな事件や死を招いていく悲惨なドミノ倒しだ。救いとか痛快な 「あーすっきりした」みたいな気分をまったく味わえない、鉛色の余韻がすごい本。 帯のあおりには「宮部みゆきのような面白さ」みたいなことが 書いてあったけれど、私は、この、後味の悪さと(よい意味で)濃い世界観は 桐野夏生を読んだときの感じに近いな、という印象だった。 | ||||
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