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告白



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白の評価: 3.62/5点 レビュー 910件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全562件 21~40 2/29ページ
No.542:
(4pt)

不快だけどおもしろい!

ミステリーとしての面白さより、森口先生の復讐の行方を野次馬的に追い駆けて見届けた感じです。
お話では人間の弱さや身勝手さと共に無責任な野次馬性についても書かれていますが、まさに自分はこれでした。途中、暗い気持ちや自己嫌悪感で立ち止まりそうになっても、それ以上に野次馬根性が刺激され続け、惹きつけられたまま読了まで連れて行ってもらった感じ笑 娯楽小説としてとても楽しめました
出来れば、ラストに元凶の母親が死ぬ真際に何故自分がこんな目に遭うのかを悟る、、辺りの短い描写でもあれば、俗な自分としてはもっと大きなカタルシスを得られたかも。何かよくわからないまま爆死ってなんだかなぁと
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284
No.541:
(5pt)

面白かった

最初から最後まで衝撃的な内容で、一気に読めました。
よく考えられた構成でした。
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No.540:
(5pt)

いい

面白かったです。
スラスラ読めました。
登場人物の醜い部分がとても人間らしいと感じられました。
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No.539:
(5pt)

視点を変え続けることで揺らぐ思考

つらい事件があった教師が淡々と教室で話し、粉雪が降り積もるように静かに全容が見えてくる。辛さを乗り越えるとか改心して涙の感動などではなく、人は様々な考え方をする、ということを地を変え語り尽くす。
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No.538:
(5pt)

女性って怖いな、とあらためて思う作品

教え子に幼い我が娘を殺され復讐を期する元女性教師、犯した罪に悩む少年、犯罪に気づいたクラスメート、それぞれの心情を描きながら展開していました。こんなラストになるとは思いませんでした。
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No.537:
(5pt)

復讐

んん?
先生の復讐は、まっとうできたのか?
怖いのは、直接的な恨みではなくて、正義を装った便乗したいじめみたいな方かも?
直くんは、やさしいの?
直くんのお母さんは、間違っているの?
単純にどっちでは片づけられないものがあるような気がする
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4575236284
No.536:
(5pt)

すごい怖い、でも読み進めてしまう。

同上

読み始めは怖くて、読んだ事を後悔しましが、すごい面白かったです。
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No.535:
(5pt)

すごい…

先生から始まり、
色んな人の視点から書かれた小説ですが、スラスラ読んでしまいました…
話も惹き込まれて、最後はまた予想してない終わり方でした…
素敵な小説ありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
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4575236284
No.534:
(5pt)

倫理観について考えさせられる

登場人物は皆それぞれの倫理観を目に見えるほどはっきりと持っていました。
倫理観とは、自分のみが持つ自分にしか見えない物だと私はそう思います。
だからこそ自分の持ち合わせていない倫理観を生み出しに書き出すという事の難しさ、それが小説であり醍醐味であると思い出させてくれる作品でした。
いくら考えたところで、私程の人間では倫理観とは何かの答えなど知るほどの事は有りませんが、何かその研究の一員にでもなったような、脳を全開で思考しているような、自分は人よりも頭が良いのでは無いかと勘違いさせてくれる心地よさが有りました。
脳内に入り込んでその人が見ている景色をそのまま見ていると錯覚するほど鮮明に描かれたキャラクター、没入するにはあまりに易く、のめり込んだ頃には物語の進展、ミスリード、ゾクっとするような展開に圧倒され、気付いたら読み終えていました。
文章、物語に没頭する事の楽しさをしっかりと感じられる一冊でした。
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No.533:
(4pt)

読みやすい

ザリガニの鳴くところを読んでいたんだけど、翻訳本ってめちゃくちゃ読みづらくて、挫折
そして赤と白とロイヤルブルーを読み、やっぱり翻訳本って読みづらいなと挫折

昔面白かった映画の告白を思い出し、原作の最後ってどうなったんだろと思って読んでみました。

文章が読みやすい!!1日でスラスラ読めた
やっぱり日本の女性作家の作品が一番読みやすい。

エイズの偏見の古臭さとか、やんちゃ先生がよその学校に忍び込んで牛乳すり替えるとか、結構ツッコミどころが多いし、森口先生の嫌な感じも映画の方がよく出てた気がする。
ただ、今面白いyoutubeやドラマがサブスクで無限に見られる中、文章でこれほどさくさく読ませて楽しませてくれるコンテンツとして貴重でした
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No.532:
(5pt)

小気味よく爽快な復讐劇

愛する我が子を失った女教師が理性を失って復讐の鬼と化す話です。
少年法に守られている『犯人AB』の少年たちに対して、
蛇の生殺しのようなネチネチした女の復讐劇が描かれています。
もちろん法や社会的正義の観点からすれば、許されない行為であることは言うまでもありません。
けれども、本人や関係者による告白で事件の全体像が浮かび上がるにつれて、
この女教師にも何やら同情や共感めいたものが芽生えてきました。
おそらくそれは犯人Aの少年が救いのないサイコパス人間だからでしょう。
見下しと罵倒で出来上がっている人間で、
人を見る物差しが「頭がいい」か「馬鹿」の二分法に分断されています。
他者のことを馬鹿、馬鹿と連呼して、頭がいい自分に自己陶酔しています。
感情の赴くままに他人の尊い命をあやめることにためらいがありません。
一方、犯人Bの少年のほうはちょっと同情の余地があったかな、と思いますが…
人間の内面についてちょっとくどいと思うほど丁寧に描いている王道ミステリーで、
完成度の高い作品だと思いました。
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No.531:
(5pt)

映画も見たくなった

この小説を読んで、映画ではどのように表現したのか、とても気になりました。
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No.530:
(5pt)

面白すぎて1日で読破してしまいました…!

最初の担任森口先生の話し方からまず好感が持てた。
○○君は体育で悪いことでもしたんですか?など生徒をよく観察してる人なんだと印象付けられる
それとは全く違うタイプの
新学期からの担任ウェルテルが話に出てきてから
この人が話に出てくるたびに面白くて、次は何をやらかすんだろう
せめて誰かに相談してくれよなんて思っていたけどこの人が実は一番まともだったのかもしれない
今後の彼の教員生活が少し心配です。
Aくんは読んでる途中で周りを見下し過ぎてて『君もB君と一緒なんじゃない?』と思っていたところに
先生がズバズバ正論をたたきつけてくれたところにすっきりしました。
最後の最後まで展開が読めず、次は何が起こるんだ?と考えながら読むのが本当に楽しかったです。
湊先生の本を読むのは初めてでしたが他の作品も読んでみようと思います。
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No.529:
(5pt)

青少年によませたい

この本を 各小中学校に3冊ずつ常備して、少年Aのような少し頭のいい生徒が、全員読了できるようにしておいたほうがいいのにと、思いました。
そうすれば、経験不足による過ちを 幾人かは回避できるのにと思います。
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No.528:
(4pt)

憎しみは憎しみでしかはらせないのか

教師であれ、倫理観は問えない。人間だから。でも、憎しみを持続させるのにもパワーが要るのではないか。今の時代、人間関係も希薄になってきている。親子関係に囚われているのは、ほんの一握りかもしれない。
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No.527:
(5pt)

良かった

面白い。
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No.526:
(5pt)

怖い

幼児殺人を巡る関係者の心のうちを描いた作品。全体に恐ろしいが読み進めたくなりあっという間に読める。
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No.525:
(5pt)

初めての湊かなえさんの作品

いままでなぜか読んでいなかった、、それをいま深く後悔しています。

森口先生と同じ立場なら、私は一体どうしていたかーーー考えても考えても、やはり答えは一つでした。

きっと、私も彼らを監視し、
そして何らかの復讐をしてしまうに違いない。
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No.524:
(5pt)

うわっという話でした

平凡なタイトルなので、映像化されたほどの作品とは思っていませんでした。これはこれは、という内容で、平凡なタイトルと対比して、読後の自分のvisceral reactionは予想外に興奮したものでした。一読の価値あり。
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No.523:
(4pt)

イヤミスの真骨頂!第六回本屋大賞受賞作|『告白』湊かなえ

以前ネットフリックスで映画を見て、インパクトがある作品だなあと感じていました。その後書籍で買ったのですが、本屋大賞受賞作というのは知りませんでした。語り手が入れ替わり、異なる切り口が提供されることで、広がりのある作品となっていると感じます。

・・・
5章だてで人の視点で語られるのですが、それぞれの視点はどれも真実らしく、でもちょっと嘘っぽくも感じるものでした。なお、その語り手は、教師(森口先生)、級友(委員長:美月)、母親(少年Bの母)、少年B(直樹)、少年A(修哉)。

・・・
さて、湊氏の作品でよく言われるイヤミス、そしてゆがんだ母子関係。本作でもこれらのテーマはしっかりと組み込まれており、今回も気持ち悪いところが気持ちいい?感じでした笑

子供を殺害された森口先生の学年最後の日に語る教壇でのあいさつは怖かった。先生の冷静さを保ちつつ、せつせつと理知的に事件を振り返り誰が娘を殺したのかを語るのですが、語りがやはり普通じゃありません。どこかでネジが外れたかのような狂気を含んでいます。そもそも殺人について生徒の前で語るというのが普通ではありませんよね。映画では松たか子さんが教師役を熱演ならぬ冷演?されていました。
母子関係ということですと、犯人Aとその母親、犯人Bとその母親、どちらの関係も歪でありました。

犯人Bと母親の関係は、母親の価値観押し付けパターンでしょうか。理由の説明もなしに「○○はこういうものだ」みたいな断定的固定的な価値観を子供だけでなく周囲に押し付ける親。いわゆるモンペ的なタイプで、今でいうところのエンパシーとか共感力がないタイプ。こういう親が同居するところで引きこもりになり、次第に毒されていった少年Bは最終的に母子ともども崩壊。。。

犯人Aと母親の関係はどちらかというとA少年の一方的マザコン的な建付けに見えました。周囲に認められたい、なかでも、離婚して東京で働く母親に認知してほしい・褒められたいという自己顕示欲が起こしたのが今回の事件の発端となっているように思います。最終的に少年Aも理想の母親像が崩壊し物語が終了しますが、その後どうなったのかが少し気になるところです。

・・・
ということで、すごい話でした。

小説も映画もどちらも面白かったと思います。ただ、巻末で中島哲也監督が語るように、映画と原作では少し構成が異なります。その点では名前は同じでも別な料理であると思います。どちらも特徴があり、美味しく頂くことができました。

学園もの、ミステリ、イヤミスなどを鑑賞したい方にはお勧めできる作品です。
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