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Nのために
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Nのためにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 21~40 2/5ページ
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実写ドラマとはまた違っていて、とても面白く……でも、逆にドラマでは何であの二人に?なんて妄想を膨らませ楽しく読みました | ||||
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窪田正孝と榮倉奈々、小出恵介で再生されました。ドラマが逆にかなり丁寧に再現されていたようです | ||||
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何冊か読んだ湊かなえ作品の中で、最も好み。 ストーリー展開が想像を超える回転の良さ そして物語に深みがある。 | ||||
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気にいる又気に入らないは関係無いです。ただ読みたいと思って購入しました。 | ||||
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タイトルのNとは誰なのか、と言う謎を初め、一筋縄ではいかないテクニカルな作品。「純愛」とうたってるが、アブノーマルさを感じさせる「純愛」なので、変に期待しない方が良い。あえて擁護すれば俗っぽさのない「文学的な」純愛と言えるだろうか。 さて同じ事件の関係者4人が、それぞれの思惑で証言をするが、なかなか真実が見えて来ない趣向はミステリとしてとても面白い。おまけにそれぞれの語る大切な「N」も、同じ人物ではないようで、ストーリーは混迷を極める。個人的には技巧に走り過ぎて、ついていけてない感がしたが、作者として標準的な出来にはあると思う。 | ||||
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えーっと、2読目です。 タイトル通り「灼熱バード」になんとなく惹かれて再読しました。 1度目に読んだ時もそれなりに満足した読後感ではあったんですが、2読すると全体像がはっきり見えますね。 尤も、粗も見えてしまいましたが。 「Nのため」という事の真相を追っていくと、色々と整合性の取れない粗が気になってスッキリしなくなってしまいます。 ですが、これを4人それぞれの独立した私小説という風に読めば面白かったです。 それぞれの小さな気遣いが事件を歪めてしまったというところはまさにバタフライ・エフェクトというべきもので 運命のいたずらというものを感じずにはいられませんでした。これがテーマだったのかも? 立体的な小説にしたかったという作者の試みは、恩田陸さんの「ドミノ」や伊坂幸太郎さんの「ラッシュライフ」といった作品を 目指そうとしたのかも知れませんが、思うほど立体的に組み上がってはいません。 ですが、立体構造の不完全さが故に、ちょっとした事が結末を左右するという「運命の不条理さ」を際立たせる結果に なったと思います。 運命のいたずらに翻弄された各人の、当時の事情と十年経った後の回顧の心情と、それらはとても甘美なものでした。 それぞれリンクする部分はあるけれども、独立した物語という感じで、美味しく頂けました。 だから無理に立体にする必要はなかったと思います。 残念だったのは、5章の回顧録。ここは西崎のパートの筈なのに何故か杉下の独白となってしまっています。 十年後に西崎が一体どんな回顧をしたのか、スルーされてしまったのは甚だ残念でなりません。 また、こういった構造の乱れが読者の混乱を招いた一因かなと個人的には思います。 女性作家の限界を感じさせる点ですね。 ただ逆に女性作家特有の情緒情緒したところが無かったのは逆に良かったです。 この作者では一番好きですね。 | ||||
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話題になってた時に見逃してAmazon prime videoでまさかの発見!!心踊らされて原作購入。 これから読むのが楽しみです。 prime会員で良かったわ! 期待値込めて星5 | ||||
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謎解き要素はあまり無く最後に、「こうだったのか!」というビビッとする感じはありませんでしたが 様々な過去を持つ4人の視点から一つの事件が描かれていて面白かったです! | ||||
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本自体の状態もとてもきれいでしたし、本の内容もとてもおもしろかったです。 | ||||
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あれ?こんな話だったっけ?というのが本心で 原作のほうが登場人物の考えてることがわかり 余計に考え込んでしまいました。 それにしても理解できたのは悲しいけど愛には いろいろな形がありそしてもう一つこの物語に 重要な鍵となる炎にもいろいろな形がありました。 希美の過去が一番読んでて辛かったです。 | ||||
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それぞれのNがそれぞれのNのためを思って起こした行動が、ある一つの事件を発生させる。そして、それぞれのNは他のNの気持ちを理解できていないため、真実にたどり着くことができない。 作者が意図した立体パズルを俯瞰できるのは読者だけである。この構成がかえって読者を作中により入り込ませるという効果があるのは面白い。 湊かなえ氏は人が抱える心の闇を描写することが非常に上手だと思う。湊氏のいわゆる根暗的な部分に共感を覚える。 | ||||
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読みやすく、スラスラ読めて楽しめた。 しかし、第五章の西崎により語られる事件の真相を読んで、落胆。なんやこの陳腐なオチは。ダサいなあ。 しかし、その後のラスト、杉下希美の独り言を読んで、また評価が変わった。 杉下希美は、病院のベッドの上で、真相が知りたいと思っている。 西崎の語った物語が真相ならば、希美にわからないことはほとんど無いはずなのに。 つまり、第五章で語られた物語は西崎の創作だったということか? ご丁寧に五章の最初は西崎の創作だし、つまりそのまま五章の物語は全部創作だとしてもおかしくない。 最後まで読者に真相を知らせない推理小説?だとしたらすごいと思う。 ここからは私の想像だけど、二人を殺した犯人は希美だったんだろう。希美は少し精神を病んでるようだし、突発的に二人を殺したあと、その辺りの記憶をなくしたんじゃないか。 あとから来た成瀬と、西崎が話し合って、事件は第一章のように解決したけど、真相を知りたがる人間のために、そこから先の物語は作られた。 すべてはN(希美)のために、なんて話だったらいいなあ。 こんな風に、読者に想像の余地を与えてくれる良作でした。 | ||||
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作者がプロの作家になってから、書き始めた最初の小説だそうです。 その以前から書かれている小説と作風は同じ、複数の目線から 1つの事件を紡いでいき、読者を引き込んで行くという、作者の得意 とする小説です。 テーマは 「究極の愛」とは「罪の共有」 とのこと。 主人公たちがそれぞれ相手を思う嘘をつき、決して見返りを求めない、 そんな、切ない小説に仕上がっています。 やるせない後味が残ります。 | ||||
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全部解決、ああすっきりした!というミステリー小説の醍醐味とも言える爽快感は皆無、なんとも言えない複雑な読後感に包まれる。 登場人物全員が真実を知り得ないまま幕が降ろされ、読者である自分だけが全てを知ってしまったもどかしさが後を引く。 温かいような切ないような苦しいような、けれど心の奥に小さく小さく灯るロウソクのような優しい余韻がいつまでも残る。 父親に家を追い出され、精神を病んだ母親と共に苦渋の高校生活を過ごし、故郷を出て誰にも頼らず1人で生きていく決断をする杉下と、幼少期に母親から受けた残虐な虐待を母親の愛の形だったと証明しようと小説を書き続ける西崎。心の奥底に癒えない深い傷を負った2人の、自分はけっしてかわいそうな子ではないのだ、誰にもかわいそうな子だとは思われたくない、という切ない心の叫び声からは、人間の純粋かつ醜い深層心理が描き出される。 究極の愛とは、罪の共有。誰にも知られないように、本人にすら気付かれないように、愛する人の罪を半分引き受け、身を引くことが究極の愛だと語る杉下と、愛する人の全てを受け入れることが究極の愛だと信じる西崎を含む4人の登場人物の様々な想いが交錯する中で事件が起こるーー。 登場人物4人それぞれが愛する人を守るため、嘘をつき、誰にも知られないように罪を犯す。罪の共有、見返りを求めない献身的な愛ーー、しかし果たして本当にそうなのだろうか。西崎が、杉下が、安藤が、そして成瀬が真実を隠した本当の理由は、誰よりも大切な自分自身を守るためではなかっただろうか。Nのために、愛するあなたのために、嘘をついたと4人は信じている。しかしそのNとは、4人それぞれの愛する"自分"だったのではないだろうかーー。どこまでも続く終わりの見えない迷路のような余韻に浸りながら、気が付けばまたページを開き直す自分がいた。 | ||||
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不倫、束縛、それぞれの想い、といった 登場人物の感情が手に取るように分かる内容でした。 あっという間に読み終えることができました。 | ||||
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先にドラマを見てしまったので先入観ありでしたが、本筋は変わっていないのでドラマではわからなかった登場人物の心情などがわかってよかったです! | ||||
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読みやすくて面白かったです。秋の夜長にいいです。またよろしくお願いします | ||||
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状態 非常に良い の評価通り 美品でした また 購入したいと思える 商品で 大満足です ありがとうございました。 | ||||
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常軌を逸してしまった人ばっかり(野口家はどっちも異常でしたが)。 誰のエピソード見てもシンドイ話ばかりでしたが、あの辺の狂気描写は 男の作家では描けないものの様な気がしました。 もう、生理感覚から違うみたいなね。 関係者で唯一まともな女性と思ってた杉下希美も、結局あっち側の住人だったと。 構造としてはそこがミソなんだけど、同じ話を4人分反復させられるので その点がタルいと言えばタルい。 ドラマ見てみようかな。 | ||||
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"凝り固まりすぎない文章で 読みやすく、人間性豊かな著者に心打たれました 一気に読んでしまいました。 この本は映画四本分程の内容です ぜひ、一読おすすめします。 " | ||||
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