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赤い竪琴
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赤い竪琴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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2005年に集英社から出た単行本の文庫化。 ノン・シリーズの長編恋愛小説である。創元推理文庫に入っているものの、ミステリ要素はまったくない。 30代の女性イラストレイターと、ちょっと年下の楽器職人の恋である。女性の側からの視点で描かれ、しがらみやためらいに重点が置かれている。 男性像は、こういう相手には否応なく恋してしまうだろうなと思わされるもの。 そういうのが好きな人なら……。 | ||||
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これは、津原泰水さんでなくても書けるような作品だと思います。 勿論文章は洗練されてて、彼以外なしえないものになってますが。 ストーリーがイマイチ。 耿介に魅力というか、主人公が惹かれた理由がよくわからない。 僕が女だったら好きにならないな、というか。 それからいい年こいて中高生みたいな純愛を描かれても、と。 敢えてかもしれませんが。 ブラバンの方がどうしようもない感じがあって好きでした。 恋愛がメインではありませんが。 | ||||
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この筆者が書くんだから、恋愛小説といってもただごとではないだろう。きっと「赤い竪琴」はややこしい代物で、いや、実は「赤い竪琴」というのはある地域の別称でもあって、その土地と主人公の祖母にまつわる因縁が・・・なんて小説に違いない、と少し大げさに思って買ったら、わりと普通に恋愛小説でした。 アウトローチックな楽器職人はけっこうカッコいいんだけど、やっぱりこういった恋愛そのものがテーマ、な作品が苦手な私は、やっぱりこういった評価をするしかないわけです。 「津原泰水氏のなんだか異様な雰囲気が好きなの」な人は、少し考えてからのほうがいいかもしれない。 | ||||
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津原作品に限らず、久しぶりに読む恋愛小説に体が馴染まないのか判りませんがストーリー自体には感動できませんでした。何か、浅い感じがします。ただ、空気がとても洒落ていてカッコ良かったりあっさりした文章に何故か細やかな心理描写を感じたり登場人物のキャラクターがしっかりとあって面白く読めたことは確かです。端的に言えば、この人の書く文章はとても好き。でもこの本に関して言えばストーリーはイマイチ。といったところでしょうか。 | ||||
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