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贖罪
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贖罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 61~80 4/7ページ
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読み終えて 「ドラマ化インタビューってドラマ化してたの!」 とそこではじめて知った。 映像化したほうが面白そうな感じはする。 フランス人形、思い出せない人影、などなど…。 原作とドラマと比べたらどう感じるだろう? そう思いつつ 原作のほうがいいとか勝手に確定していた。 | ||||
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作者の作品には凄い巧拙があるというか好き嫌いがありますがこれは気に入りました。 | ||||
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これまでの作品のイメージから『追い詰め』感がゆるい気がします。 湊さんの作品って、『追い詰め』感がドキドキして気に入ってます。 | ||||
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キョンキョンが、主演でドラマをしていた時に予告だけ見て、 「随分ひどい母親だな〜」と思っていて、内容が気になっていました。 次々と悲しくて残忍な事件が起こって行くので、本を読みながら想像してハラハラしました。 | ||||
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「告白」を読んで、次にこの本を読みました。 ほかの本をまだ読んでないので何とも言えませんが、両作品ともに湊かなえさんの描く語り口調の文章には、人を引き込むものを感じます。それは、登場人物の口調に"狂気"のような何かを見え隠れさせていて、それが暗に物語の先に何かがある、と思わせる手法なのかな、と思います。 先が気になって一気に読めましたが、ストーリーとしては少し納得いかない部分もあったかも。でも十分満足できる内容でした。 | ||||
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内容がキツイのですが一気に読んでしまい集中しすぎて頭痛くなりました。それほどオモシロイと云うことです。 | ||||
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私の初の湊かなえさん作品です。 あらすじを見て一番気になったので選びました。 読み終えてからAmazonレビューを拝見しましたが、批判的なものが多いようで残念。 私はとにかく読み進めずにはいられないこの文章力に驚きました。 事件に巻き込まれた「少女たち」が語る、あの日のこと。そして今。 真実は関わった人間の中にあり、真実に正解はないということ。そう思って読めば、ストーリーの粗探しはしないですむはずです。 | ||||
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湊かなえは、娘に誘われて「告白」の映画を観ていました。 「夜行観覧車」のドラマでハマり、そこから、すべての文庫本を購入しましたが 今のところ、どの作品も、時間を忘れて読み入ってしまいました。 ドラマ化、映画化されているのも納得です。 湊なかえはミステリーの天才だと思います。 | ||||
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あまり本を読むことがなくなってきたのですが、 今回、なか見!検索で始めの部分だけ読んでいたら、どうしても続きが読みたくなって購入しました。 告白と同じく、今回もあっと言う間に読んでしまいました。 湊かなえさんの文の作り方が、私にはとても読みやすく感じます。 内容も、近場にあるかのような生々しい部分はありましたが、私は悪くなかったと思っています。 ドラマは見ていませんが、次は夜行…を読みたいです。 | ||||
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とても、考えます。 読んでいて、先がとても気になる本です。 最後まで一気に読みましたが、何度も 読み返して、やはり考えてしまいます。 | ||||
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今回選んだ本は、湊かなえ、贖罪。 そう、あの告白で有名な作家の作品である。 告白の衝撃はなかなかだった、。ひとり語りの物語なのだが、全然退屈しないのと、ラストがあまりにも衝撃的なので、かなりの高評価を与えたし、 それがのちのち松たか子で映画化されたのも不思議ではない。 とはいえ、映像を見ていないので、見てみたいと思うわけだが。 そんな今回の作品もやはり基本一人語りである。 こういう作品形態が好きなんだろうな、多分。 相変わらず読みやすくて引き込まれる。 今回もすごい、なんか6話のオムニバス展開なんだけど、それぞれが贖罪=トラウマによる人殺しを完遂してしまう、ということ。 ただよくわからないのが、最後の1人の告白にて、犯人の殺害に言及されていないこと。 これがあれば作品は自分的にはスッキリと片付いたような気がするのだが、どうだろうか? | ||||
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超有名作「告白」と、書簡形式なことや母親の心理に重点があるというところなどが似ていますが、やはりプロットの構成などとても上手だなあと思いました。田舎町の閉鎖的なところ、憧れ、子供の微妙な心理など、興味深く読みました。 映画版は未見なので比較できませんが、かなり微妙な心理を演じる事になるので、高度な演技力が必要だと思いますし、またどうやって映像化したのかなあと思います。ストーリーに興味のある方は、やはりまず文学で読むのが一番いいかもしれません。こちらは文庫になりましたし、おすすめです。 | ||||
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都会から遠く離れた田舎町。 外部から遮断され、混じることがないとは、綺麗な空気だけではなく、 閉鎖的な人間関係を育んでいく。 似たり寄ったりの生活レベルと文化的背景。 そこへ突如、全く違う価値観を持った都会の人間が入り込み、悲劇が 始まる。 徐々に解明される連鎖の根源。それは、やはり都会の裕福なお嬢様と 実直な地方出身者との間の出来事。 この対立軸がぶれずに一貫している点が、物語にまとまりを生み、 殺人の動機に説得力を持たせているのだと思う。 何人もの人間の命が故意に失われても、希望を感じさせる終わり方が 印象的だった。 | ||||
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とある殺人事件に関わった、4人の小学生の女の子たち。十数年後、大人になった彼女らの視点から当時の殺人事件を眺める。 4人それぞれのまったく違う思いと、その4人に関わるキーマンが一人。事件の真相がどんどん明らかになっていく・・。 という概要ですが、結構のめりこんで楽しめました。 著者が女性だからなのか、小学生の女の子の心情がよく描けていると思いました。 自分は折原一の大ファンでもあるのですが、ちょっと小説の作り方が折原一っぽいなと思えた。 ラストにどんでん返しが!とか、謎解きを堪能するといったミステリとは違うタイプです。 ラストを重視する人には、ちょっと評価が低くなるだろうと思います。 この小説は登場人物の彼女らの心情のプロセスを眺めて楽しむものであり、 ラストには期待しない方が無難です。 | ||||
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よく告白と比較され、告白の方が良いという意見がありますが、これはこれで読み応えがあると思います。 作品の傾向が同じなので、やはり先行作品のインパクトには負けるのだと思います。 ただ、だからといってこの作品にはこの作品の良さがあり、過去の事件に関わった人たちのそれぞれの抱えた悩み、それぞれが直面した問題など飽きずに読むことができました。 途中から段々と気持ちが重くなってきましたが、最後少しほっとしました。 | ||||
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作者はこの作品を通して何を学んでほしかったのか、自分なりに考えてみた。 それは「物事の本質を見誤ってはいけない」ということだと思う。 感情的になりすぎるあまり間違った答えを出してしまうということはよくある。 だが、それではいけない。 常に本質は何なのかを理論的に考え、見誤らないこと、その重要性を見なおすための作品だったのではないかと思う。 紗英、真紀、晶子、由佳、麻子の言動を見ているとそれを痛感させられる。 自動車学校に行っていた時、ゲームセンターにあるレーシングマシンみたいなのでロールプレイング実習をしたことがある。 自分は確かそこでは何人も轢いてしまった気がするが、教習所の先生には「ここでは何人殺してもいい。実際にそうならないために」と言われた気がする。 それと同じで、悲劇の連鎖を実際に起こさないためにも本書は多くの人に読んでほしい。 | ||||
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「不思議なことに嫌な事は続く」といった経験は誰しもあるのではないでしょうか。「大厄の年」に不運が続くこともよく聞く話です。もちろん、殺人や強姦とは無縁の些細な不運が大半だと思いますが、もしかしたら、心の奥底で抱えている自分の「不安」がそれらの不運を呼び寄せているのかもしれないなと思います。 そうだとすると、4人の少女たちが目撃した衝撃的な光景は、少女たちのそれぞれの心に、4人とも違った形で「不安」が刻まれ、その上、お母さんの言葉で「不安」がさらに増長し、数年後、大人になった少女たちに、それぞれの「不安」が事件という形で現出化したとしても、それは単なる偶然ではなく、少女たちの「不安」が呼び寄せた事件なのかもしれません。私はそのように、この作品を捉えました。 「告白」ほどの衝撃はなかったですが、最後に救いがある点が「告白」と違い、良かったと思います。 | ||||
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告白に似てるので、もうタイトルは酷薄にして姉妹作という事でいいじゃないかというツッコミはさておき、期待を裏切らないドス黒い作品になりました。 殺人やレイプのシーンをあえて書かずに読者に想像させるあたりは相変わらず上手いですね。終章は無くても良かったんじゃないかとは思いました。読者がお口直しを求めているとは思えないからです。次回作は全然違うスタイルでやるのか、それともこの告白調のスタイルを続けるのかは分かりませんが、大丈夫、まだ面白いです(笑)。 | ||||
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「少女」,「告白」伴に原作を読んでいて大好きです. 今回の「贖罪」も期待をはずさず,ハラハラしながら一気に読みました. やっぱり,こういうのを書かせたら,湊さんは最高ですね. ただし,こういう作風もそろそろマンネリ化気味かな.もうちょっと違う方向の 作品も読んでみたいです. | ||||
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「告白」「少女」と読んで面白かったので、今回文庫になった「贖罪」を読んでみたが、やっぱり面白かった。作品の構成は、前に読んだ2作と似たような感じ、作者の得意な書き方なのだろう。そして、登場人物は、みんなサラッとした闇を持っていて考え方はいたって冷静、だが実際に起こす行動は冷静とは言い難い。ステレオタイプのキャラクターではないのが良い。途中まで読んで、これは★5をつけてもいいかなと思ったが、4人の女性のエピソードが長くて読んでてダレたのと、推測できないくらい説明を端折っている部分があり、この人物がなぜこんな行動を起こしたのかわからない箇所があるので-1★。 | ||||
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