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贖罪



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【この小説が収録されている参考書籍】
贖罪 (ミステリ・フロンティア)
贖罪 (双葉文庫)

贖罪の評価: 3.50/5点 レビュー 247件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 41~43 3/3ページ
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No.3:
(2pt)

手ぬるい。あまりに。

湊かなえの単行本第三作は、正直に言えば手ぬるい作品と僕の目には映った。
読後に漂う人間の腐臭は弱くなっている。作者のこのパターンでの技術の完成を目的とした、およそ中・長編では実施してほしくない復習(復讐ではない、念のため)のための作品と感じられる。
それでも、まあまだ三作品目だし、復習に付き合うにしても、もう少し陳腐でないテーマはなかったのか。
登場人物やシチュエーションが陳腐なのは狙いなのかもしれないが、三作も重なると本気で書いてこの程度なのかと錯覚させられる。これでは、文芸少女の作品を深読みしたみたいで、ちょっと自分が恥ずかしくなる。
なぜ物語に中途半端な救いの手を差し伸べたいのかも、まるで理解できない。
基本的に三作のプロットの面白いところは意外性ではない。落ちの方向はベストセラーミステリーを読む人々には簡単に見通せる。肝心かなめの部分は「やりすぎ」にあるわけで、凡夫たるわれわれが知らず設定した、人間性との「落とし所」を大きく逸脱している所に暗い愉しみがあるのだ。
僕は、宮部みゆきや東野圭吾の複製がほしいんじゃない。彼らは基本的に質の高い小説を量産できるから、模造品の入る余地はないのだ。
豪快なホームランが持ち味のバッターのシュアバッティングを見せられた気分で、「そうじゃないだろ」という突込みばかりが頭をよぎる。もっともっと、フィクションは人間性を蹂躙できるはずだ。
贖罪 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:贖罪 (ミステリ・フロンティア)より
4488017568
No.2:
(1pt)

「お話」も同じ、「手」も同じ

告白/湊かなえ が、思ったよりもなかなか素晴らしかったので、著者次の刊行ということで、手に取ってみる。
同じ。
「お話」も同じ、「手」も同じ。
「お話」とは、コンセプト。「手」とは小説の書き手手法ね。
それでも、面白くなくはない。のが救いだ。
考えようによっては、こっちのほうが(告白よりも)面白いとも思える。
さて、次はどうする(どうなる)のかなあ。
二度あることは三度ある、では笑い物になるか、少なくとも飽きられる。
赤川次郎じゃないのだから。
三度もの正直、で本当に書きたいこと、書きたいものが出てくることに期待。[喋る本の虫]
贖罪 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:贖罪 (ミステリ・フロンティア)より
4488017568
No.1:
(1pt)

「お話」も同じ、「手」も同じ

告白/湊かなえ が、思ったよりもなかなか素晴らしかったので、著者次の刊行ということで、手に取ってみる。

同じ。
「お話」も同じ、「手」も同じ。
「お話」とは、コンセプト。「手」とは小説の書き手手法ね。
それでも、面白くなくはない。のが救いだ。
考えようによっては、こっちのほうが(告白よりも)面白いとも思える。

さて、次はどうする(どうなる)のかなあ。
二度あることは三度ある、では笑い物になるか、少なくとも飽きられる。
赤川次郎じゃないのだから。
三度もの正直、で本当に書きたいこと、書きたいものが出てくることに期待。[喋る本の虫]
贖罪 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:贖罪 (双葉文庫)より
4575515035

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