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神はサイコロを振らない
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神はサイコロを振らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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個人的にタイムスリップものは好きなので、この本を手に取りました。 ☆1の批評を見るとほぼ私の思った感想そのものでした(笑) 私が好きな作家さん(イニシャルはIK)も本作のような複数のストーリーから構成される物語が多いのですが、その作家さんの小説と比較すると少々稚拙な構成だなと思います。 登場人物を増やしすぎて1つ1つのストーリーがぐちゃぐちゃで、Aさんのストーリーが2ページくらい進んだらいきなりBさんの話になって、また数ページでCさん、Dさん、Aさん、Cさん…という展開がずっと続きます。読み手のペースを考えていないような感じが否めませんでした。 タイトルも何故「神はサイコロを振らない」にしたんだろう??一応アインシュタインの言葉というのはしっていますが。 うんざりしてページをパラパラめくっていたら最後に別作品の紹介があり、「ぼくらはみんな、ここにいる」って(苦笑) 何か暗いんだよなぁ。内容もタイトルのつけ方もセンスを感じませんね。 | ||||
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とても面白い作品です。 | ||||
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ビックリするほど面白くなかった。書店で平積みにされて、帯に「隠れた名作、刊行から14年、再ブレイク中」と書かれていて手に取ってみたが、人物描写も浅く物語の流れもブツ切りで誰が誰と会話しているのか、会話や描写の中心人物が誰なのかも分かりにくい。古本屋に持っていくのも面倒くさい…。 | ||||
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プロローグのYS-11機との遭遇シーンはこれから起こるであろう物語への期待感があったが、読み進むにつれ内容が頭に入ってこなく なった。文章に突っかかってばかりで読みにくい。これは誰と誰の会話だ?と突然登場人物が見えなくなったり、場面変更時の説明不 足が目立つ。帰還した人物や遺族たちの困惑ぶりは理解できるがもう少し人物像の描写を掘り下げたりして、臨場感あふれる筆致が欲 しかった。これ以上ページをめくることに苦痛を覚えるようになり、とうとうgive up! | ||||
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10年前、突然消えた402便の乗客たちが起こす奇跡... かなり前にドラマ化されたものを途中まで見て気になっていた作品。 改めて某書店で発見し迷わず購入。 限定販売だったらしい。 手に入って良かった。 10年後の世界に突然現れる乗客たち。 それを予言したがトンでも扱いをされ、大学を去ることになった加藤教授。 加藤教授の教え子であり、402便の乗客でもある甲斐くんとその父。 ドラマとは異なる設定ですが、最後には心に訴えかけるものが。 運命を受け入れつつも、それを利用して他人の、いや失った家族の運命を救おうと奮闘する神降氏とその甥。 タイトルの"神は..."は、アインシュタインの台詞であると共に、この神降氏にも掛かっているのかとも。 読めて良かったと思える作品。 黛氏の結婚式は涙無しには... | ||||
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文章が稚拙すぎる。専門用語を適当に散りばめとけばそれぽっい文章になるでしょ感がひどい。感動もなければワクワクもない。その割にやたら長い。時間を無駄にしました。 | ||||
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ある日、宮崎を発って羽田に向かった飛行機が、 乗員乗客68名を乗せたまま消息を絶った。 飛行機は行方不明のまま、生存者はなしとされた。 10年後、突然、飛行機が羽田に戻ってきた。 10年前にマイクロ・ブラックホールに巻き込まれた結果であり、 ある種のタイムスリップを起こしたという。 乗員乗客は、10年前のままだった。 しかし、3日後には過去に戻ってしまい、 もう二度と会うことは出来ない、という。 乗員乗客は、残された3日間をどのように過ごすのか・・。 自分の夢を実現しようとする者。 残された時間を、精一杯、有効に使う者。 未来に戸惑いながらも、現実を受け入れる者。 10年前に時間が止まってしまっていた遺族たちは、 3日間の後に、再び時計を動かすべく、 気持ちを新たに出来たようだった。 基本的には、全てが丸く収まる結果となった。 しかし、エピローグに書いてあることは、 小説の内容からして無理があると思った。 また、現実的には、人は自分の消滅を物語のようには 受け入れることは出来ないだろうと思った。 登場人物が多すぎて、話しについていけない部分があった。 | ||||
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物語の設定のうまさが、さまざまな想いをつくる。 10年という 時差が 突然 うまれる。 そして、3日後には 死んでしまう。 という設定。 飛行機が行方不明となった ということで、 乗っていた人たちの関係者は 『死』 を受け入れた。 ところが 実は 生きていたんだ ということで 『死』から 『生』にもどっても 10年は 取り戻せない。 その混乱の中で かかわり合いを 再度 みつめる。 飛行機に乗っていた人たちは 自分たちの『死』はしらない。 そして、10年間たっている という 浦島太郎 の世界。 あんたは 『死』んでいたんだと、関係者に言われる。 それを受け止めることは できないが 10年の変化の中で 認めざるを得ない状況になる。 さらに、後3日間で あなたは 『死』 を迎えると宣告される。 じょじょに 『死』を 意識し始める。 仮の『死』から 事実としての『死』。 つねに 死に向き合うことで、 生きることの意味、愛するということ、親子の関係、 そして、様々な事件に遭遇したことの痛み。 これが 東日本大震災でいわれた 『絆』 なのかもしれない。 この設定の中に 一体誰を乗客とするのか? それが 物語の 彩りを 作り上げていくのだろう。 奇跡の生還であり、飛行機に乗った人たちは 10年の歳月をしらないままに やってきたのだ。 失われた10年。 神戸大震災がおこり、サリン事件が起こった。 死んだとされて 遺族は 様々な試練を受けた。 非現実的な出来事を想像できる範囲内で描く。 リアリティがないが故に、リアルとなる。 航空会社のスタッフの献身的なサポート。 市役所の人々。縁のある人々が かさなる。 ドキュメンタリーの手法がうまく構成する。 群像がおりなす 不思議な空間。 ひとは、それぞれ 輝くときがある。 | ||||
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何年前か忘れるくらい前ですが、テレビで毎回泣き ずっと原作を読みたかった。やっと機会があり読めました。 テレビと内容は少し違いますがやっぱりよかった。通勤で読んでいましたが、電車の中でウルウルしました。 | ||||
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ドラマとどう違うのか気になったんで読んでみた。主人公の性別や登場人物が若干違ってて面白かった。物語の描写がイメージしやすかった。今度は原作を忠実に描いた作品を観てみたい。 | ||||
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忽然と消息を絶ったYS‐11機が10年経って突如、羽田空港に帰還した。しかし飛行機の中は全く時間がたっていないので、周りと10年のギャップが。。。 梶尾真治の「この胸いっぱいの愛を」と似た設定ですが、「神はサイコロを振らない」は、この「この胸・・」に加え、「黄泉がえり」の切なさも加わった、切ない感動作品です。運命とは何か、そして「運命」に直面した時、人はどう行動するのか。 悲しい話でもあるのですが、読後感悪くありません。 | ||||
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ミステリー好きにはたまらなく不可解です。 ジェット機が時空を超えるのはいいのですが、時空を超えてきたものが数日後に消滅するって・・・、意味がわからないです。 乗客それぞれに感動的な話があるのですが、登場人物が多すぎて混乱し、話についていけない。 せっかくよさげな話なので、もっと話を掘り下げるとか、登場人物を絞るとか、オムニバスの短編集とかにしてくれれば読み応えがあったのではないかと思う。 | ||||
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物語の骨子は悪くない。しかし文章が稚拙で、読むのがだんだん苦痛になってくる。もっと細やかな情景の表現や登場人物の感情を豊かに書く技量が作者にあったら...あえて言ってしまえば、これを篠田節子氏が書いていたら...全然違う読後感を得られたのではないかと思う。 | ||||
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この物語は飛行機事故によって、突然消えた人々と、その遺族。 そして、その飛行機会社の人々の話だ。 だが飛行機事故でなくても、誰にでも肉親との別れが突然訪れる可能性はある。 そう思うと、この物語の人々は幸いだったのかもしれない。 10年の時を隔てたとしても、もう一度、会い、最期の時をやり直す機会を与えられたのだから。 それぞれの人生と背景があり、変わってしまったもの、変われずにいるものがある。 それによるジレンマ、人々の喜怒哀楽。 設定が設定だから、リアリティはない。 けれど、それで、敬遠しているのはもったいないと思った。 作品の世界に引き込まれたもの勝ちだと思う。 私は中盤から最後までは、眠る時間になっても本を手放せず一気に読んだ。 寂しさと優しさの入り交じったラストはハッピーエンドではないと思う方もいるかも知れない けれど圧巻のラストだった。 これだけの人々の人生を書き切った大石さんに敬意を表したい。 | ||||
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ストーリー設定は置いておいても、 久しぶりとてもあったかい良い物語に出会いました。 こんなツライ状況がきっかけで本来の大切なコトを 思い出していく状況って結構ある。 それを上手に描いている本書。 家族のあり方、恋人とのあり方、”今”の生き方を 考えさせられる重くも柔らかい物語でした。オススメ!! | ||||
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「神はサイコロを振らない」とは、アインシュタインの言葉です。 量子の位置は確率でしか判断できないとする量子論の説を、アインシュタインが否定するために述べたものです。 アインシュタインは無神論者ですから、神の名前を述べるのは妙な事だが、これはどこまでも物理学の概念として神の名を上げただけとされます。 このアインシュタインの言葉を、何故、題名としたのか、結局、よくわかりませんが。 作品は、政治家の父親を殺そうと考えた学生とか、不倫を続けた女性とか、様々な人たちが現れ物語を作ります。 しかし彼らに残された時間は三日間 その三日間の間に彼らにあるのは何か 色々と考えさせられる内容ですが。 しかし三日後にパラレルワールドの世界に行くとか、色々と考えていたのに少々、がっくりしましたし。 何か問題を全部、強引に納めたとの印象が拭えません。 ドラマ化したと言いますが、どうにも面白くないですね | ||||
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後は、無茶な設定に人間ドラマを絡ませただけの話。 正直言って安物のお涙頂戴ドラマを見ているような気になってしまった。 | ||||
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消息不明だった飛行機の10年ぶりの帰還。迎える者たちは、喜び、驚き、 とまどいなど、さまざまな心境を抱えていた。一方で、乗客たちの幾人かは、 家族の衝撃的とも思える変化を目の当たりにする。10年という歳月は、 どちらの側にとってもあまりに長すぎた。だが、限られた時間の中でその 空白を埋めようとする人たち・・・。その姿はあまりにも切ない。 乗客たちが10年の時を超えて羽田に着陸したことや、その後の自分たちの 運命をすんなり受け入れてしまうことには疑問を感じたが、刻一刻と迫る 運命を前に、その時までをしっかりと生きようとする姿にはとても胸を打た れた。彼らにはまだまだやりたいことがあっただろうに。無念だったに違い ない。ラストは涙が出た。いつの日かまた、YS11 402便が羽田に 着陸することを、願わずにはいられない。 | ||||
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ドラマ化されていましたが、自分は観てないので観ればよかったかなと残念に思いました。 10年前に消えた飛行機が現在に着陸するなんていうありえない設定のため、観るのを敬遠したのですが、自分が思うような、ファンタジーやホラーでは有りませんでした。 いつ何が起きてもおかしくない日々だということを、忘れがちになってしまいますがこの一瞬を生きるということが大切で貴重なんだなと、改めて思いました。 悲しい出来事が主軸になっていますが、当事者の時間が動き出すのを見届けられた自分もそこにあって読後はさわやかでした。 | ||||
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戦争軍事物以外の大石さんの作品ということでちょっと不安でしたが、予想以上のできでした。 タイムスリップ物にありがちな現象そのものが主ではなく、あくまでタイムスリップは小道具で、それによる人間模様に話の重点が置かれています。 運命を知って抗う人、運命を信じずひたすら明日を信じて行動する人、運命を受け入れた上で残される人のために何かをしようとする人、そしてその人々を支援する人々、行動や思いは淡々と書かれていますが、そのためかどの人も異様にかっこよく感じられます。 (個人的には、自衛隊のパイロットの人と402便の乗員がいいです。) また、御存知の方もいるかもしれませんが、本作は既にテレビドラマ化され、放送も終了していますが、はっきり言ってテレビドラマは原作の足元にも及ばない「原作レイプ」と読んで差し支えない代物ですので、ドラマを見て「よかった。」と思った方は、御一読をお勧めします。 | ||||
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