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魔性
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魔性の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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推理小説はよくよみます、犯人がすぐわかってしまうのですが、なかなかわかりにくく楽しめました。 | ||||
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決してスラスラ読める軽い感じの小説ではありません。 このスラスラ読める軽い感じではないというのはとても いい意味でのことなので誤解しないでもらいたい。 トリックがどうとか、そういうものではなく ひとりひとりジックリ探っていくかんじの文章がよかったです。 この作品で一番好感を持てたのは主人公の感情がこれでもか!と言うほど 詳細がキッチリしてますよね。だから物語の進行は決して早くはないですが、 時間をかけて、一行ずつゆっくり、じっくり読んでほしい作品です。 | ||||
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著者の本は、他に読んだことがありません。この「魔性」という新作は人から勧められて読みました。推理小説としては特に優れたものとは言えません。しかし読んでよかったと思いました。主人公のものの考え方や移り変わる心理があまりに自分とは違い、それでいて「こうもありうるだろうな、人間は」という感慨を強く抱きました。500ページある本を何日か持ち歩いて電車の中などで読み続け、飲み屋のカウンターではバイト嬢に「何読んでるの」と聞かれました。あらすじを説明すると、「けっ」という顔をされるのですが、主人公が自宅の掃除を始め、ゴキブリの死骸を捨て、やっと床が見えてくるあたりをかいつまんで話すと「読んでみようかな」と言い出しました。女性(の全部ではなく一部)に、タナトスをうまくうっちゃる天賦の才があるのではないか、それが描写の細部に現われているのではないか、と感じます。そうでなければ、読者はこのストーリーとプロットだけで長編を読み通せるものではありません。 | ||||
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