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薔薇恋



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【この小説が収録されている参考書籍】
薔薇恋 (講談社文庫)

薔薇恋の評価: 2.86/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

出会えて良かったね。

こういう物語を読むと、女性作家の素晴らしさをかんじる。女性にしか描けない弱さとか、心理とか、小さな嬉しいこととか、読んでいるととても主人公が愛おしく思ってしまう。夫に虐待を受けている杏子が、家庭のある男に惹かれていくのですが、お互い家庭があっても早く二人が1つにならないかと願ってしまう。でも虐待されていても耐えていることは理解できません。それに杏子はまだ33で、十分若いのではないかと思うけれど。やはりこういう恋の潤いは、人には必要なんだと思う。だからきっと内面も外面も美しいままでいられるのだと思う。もう少しラスト続いて欲しかった。ちょっと納得いかない展開でもあった。でも杏子にとって彼は確かに運命の人だったんだと思う。出会えて良かったね。
薔薇恋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:薔薇恋 (講談社文庫)より
406273284X
No.1:
(5pt)

大人の女性にしか書けない…

「DV」できれば一生知りたくない、目を背けてしまう世界…。男性が描いたとしたら、もっとベールに覆い隠してしまうことでしょう。ここには生々しい日常が、これでもかと描かています。主人公が出口の無い世界に見い出した一筋の光、それさえも作者は、女性ならではの冷静さで夢物語に終わらせない。冷たいようでいて、同じ女性に対するエールも感じさせる作品です。大人の女性である作者の力量を、痛感しました。
薔薇恋 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:薔薇恋 (講談社文庫)より
406273284X

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