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雁の寺
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雁の寺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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思っていたカバーの本ではなかった。 | ||||
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以前に購入した事が有ったので、本箱を探したのですが、見つかりませんでしたので、改めて購入した次第です。 | ||||
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「雁の寺」は、捨て子の少年僧が住職を殺害するに至る過程をねっちりと描いた作品。ミステリの趣がある。 幼い頃から容貌をからかわれ、惨めな思いを心に秘めた少年僧。何故、住職を手にかけねばならなかったのか。明確な動機は語られない。母親への激しい思慕が、住職の愛人に重ねられたからなのか。ラスト、寺の雁の屛風絵が、鮮烈な印象を残す。 「越前人形」は、竹細工の名工と娼婦であった妻の、愛と悲劇の物語。 二人の歪な愛が哀しい。あたかも事実のような力強さがある。久々に頁をめるくのがもどかしく。 【直木賞】 | ||||
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雁の寺は屈折した気持ち、越前竹人形は一途な気持ちが表現されていて共に面白かった。 友人に勧めたが同様な感想で好評であった。 | ||||
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40年前、高校二年の現代国語の授業に越前竹人形が使われたが話を完全に忘れていたので再読した。なぜ授業で採用されたか不思議だ。「どうしてこんな身体で生まれてしまったのか」「なぜ母親の愛情を得られなかったのか」といったM性から始まる物語は男子高校生にも十分に伝わる上質のエロだ。いや、美しく、かつ、抑制が効いた表現は授業向けだが、一方で想像力を刺激するに十分で男子高校生にはカロリー過多かもしれない。再読に至ったのはこの辺のエロが心に突き刺さっていたからかも。 一方で、この物語を今高校2年生の娘が読んだら「女性を馬鹿にし過ぎ」「男はこういう女が好きなんだ」と怒られそうな内容だ。 | ||||
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問題無し | ||||
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三島由紀夫の“金閣寺”、水上勉の“金閣炎上”を読んでいて“雁の寺・越前竹人形”の題材もそのあたりにあるということを知りました。水上勉の障がい者に対する身の寄せ方に興味を持ちました。 | ||||
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言葉が美しい、自然表現に涙。 | ||||
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「雁の寺」も「越前竹人形」も大変感動しました。どちらも悲劇ですが、そうなることが当人たちには幸せな道だったのではないのかと思います。 | ||||
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速やかに手配していただき、満足しています。賞を取った小説でしたので ワクワクしながら読むことができました。 | ||||
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少年僧の孤独と凄惨な情念のたぎりを描いて、直木賞に輝く「雁の寺」、哀しみを全身に秘めた独特の女性像をうちたてた「越前竹人形」。 | ||||
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とても悲しい物語が多いのですが、その中に「日本」が良く表現されていると感じます。一生懸命に生きる日本人の姿が生き生きと描かれている傑作短編集でしょう。 | ||||
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谷崎潤一郎も絶賛した「越前竹人形」は、竹細工師喜助と美貌の妻玉枝の美しくもはかない物語です。 妻に迎えた玉枝に亡き母の幻影を求め竹人形作りに打ち込む喜助と、体に触れようともしない喜助に淋しさを感じながらも職人の妻として寄り添う玉枝。 生来、劣等感を持って生きてきた二人の幸せは、哀しいかな、花の運命のようにつかの間に散っていきます。 その美しさ、はかなさが読者の心に深く突き刺さる名作です。 直木賞受賞作「雁の寺」は孤独な少年僧の心の闇を描いた作品、少年僧の哀しみと狂気を照らす襖絵の雁が印象的な水上文学傑作の一つです。 | ||||
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非常によくできた大衆小説である。 初読は10代の頃だったと思うが。 奇形、短躯、身体的な欠陥をもった主人公が歪んだ性格性癖をもつ。 現代ではタブーとされるようなテーマを持った小説を書き上げた作者を高く評価している。 しかし一点、残念なことがある。 それは所詮水上勉の作品群は──読まれ、評価され、優れた映画にもなったが──谷崎潤一郎の模倣に過ぎないということである。 もっとも水上自身、谷崎を真似したつもりはないと思うが、残念ながら水上勉を読むよりも谷崎を読んだ方が有効な時間を過ごせるという結論を出さざるを得ない。 | ||||
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宇野浩二の私小説を読んで、水上勉という作家を知った。 で、直木賞受賞作の「雁の寺」を読んでみたが、コンプレックスを抱えた主人公が犯罪を犯すという話が、どうしても松本清張を思い出してしまう。 話の構成はミステリになっていて、それなりに面白く読めたが、主人公の鬱屈した感情がいまいち良くわからなかった。 こういうものが、「人間がかけている」というのだろうか? | ||||
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中学生の時から念願だった石川さゆりさんのコンサートで越前竹舞いという曲の元となっている話だと聞き探していました。 前半は別のお話ですがそちらもとても気にいる作品でした。 越前竹人形は実際読んでみたらコンサートの時以上に感動し号泣でした。 | ||||
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過日商品到着しました。迅速丁寧なご対応・商品に満足しています。またご縁がありますように。 | ||||
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大変綺麗な本でびっくりしています。この本は水上さんの一番良い点が出ていると思います。 | ||||
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雁の寺 少々醜いが頭の良い小坊主の慈念、辛抱して慈海和尚の言う事を聞いてつらい修行をしてきたが、ついに殺害してしまう。 という悲しいようなつらい物語でした。胸に迫るものがあって良い作品でした。 越前竹人形 薄幸で美しい遊郭で働いている玉枝という女性の物語。 最後は涙なしでは読めぬ短編なのに素晴らしい作品でした。 | ||||
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水上作品は殆ど読んでいなかった。時間のあるときにゆっくり読みたい名作? | ||||
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