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殺意という名の家畜
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【この小説が収録されている参考書籍】
殺意という名の家畜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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古い小説なので、現代の小説と比較すると、どうしても粗い部分が目立ちますね。賞を取っているので、面白いのは間違いないのですが。 原尞の「そして夜は甦る」を読んだ時と同じような感想ですが、つまり、話が複雑になり、登場人物が増え過ぎて、もう誰かの名前が出て来ても、それが過去のどの人物だったか思い出せなくなっていました。 また、この小説の肝となる事件である、車中で男女が焼死体で発見された件についても、男の方は家族が死体を見て「本人です」と言い、女の方は身元が不明だったけど、家族が「死んだ男と交際していました」と名乗り出たことで、その死体がその二人と決めつけられるというガバガバな展開でした。 普段からミステリーを読む人にしてみれば、これは遺体の取り換えトリックか?でも、それにしては、あら過ぎるから、フェイクか?と逆の疑いを抱くレベルです。 それから、犯人の犯行動機がまったく理解できません。そんな動機で殺す?しかも、自分が恨んでいる人物だけでなく、結果的には、全く罪のない無関係な人間を一人、あっけなく殺しています。この犯人の人物像からしても、ちょっと考えにくいと思いましたね。 | ||||
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