(短編集)

墓標なき墓場



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初公開日(参考)1962年01月
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高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)

2008年02月01日 高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)

大学在学中、雑誌『宝石』の懸賞に「X橋付近」を投じ一位入選、江戸川乱歩の絶賛を受けデビューする。以来、「賭ける」「淋しい草原に」「ラ・クカラチャ」などの傑作を発表し、日本ハードボイルドの礎を築いた伝説の作家の作品を集成する『高城高全集』。第一巻は、北海道で勃発した天陵丸沈没事件の謎を、不二新報の支局長・江上武也が追う、著者唯一にして幻の長編。初文庫化。 (「BOOK」データベースより)




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No.6:
(5pt)

昔の作品ですが情景描写がリアルで素晴しい

昔の作品ですが情景描写が素晴らしい
高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)より
4488474012
No.5:
(4pt)

日本が失くしたもの

この作者の作品は初めて読んだ。北海道を舞台にした小説が読みたい一心からだ。期待は良い方に裏切られた。55年前、北海道東部で起きた不可解な輸送船の遭難に隠された陰謀が描かれている。そここにヒントはあるのだが、結末が露わになるまで、読書子の犯人探しは右往左往する。特に殺された被害者の周りに現れる者たちの様々な人物像が、否応なく推論を惑わせる。
インターネットも携帯電話も無い時代、情報収集や通信手段は全て人間の目、耳、口、手、足で集められる。現代に比べれば遅々として進まない調査が続く。それを補うのは人間が持って生まれた感性と、経験の蓄積による判断力である。便利な世の中に浸りきった我々にとって、昭和三十年代初めの全てが不自由な時代背景を知ることは大切なのではないだろうか。
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No.4:
(4pt)

時代背景が新鮮

正直、ぐんぐん読めるタイプの小説ではなく、読み切るまでに時間をかけてしまった作品ですが、今とはまったく異なる時代背景といわゆるマスコミのこの時代の裏側が興味深かったです。
なんとなく本当にありそうなストーリーだとも感じました。それだけリアリティがあったのかも。
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No.3:
(3pt)

雰囲気は良いが推理はイマイチ

確かに独特の雰囲気を持つ作品ですが,推理本として、見た場合は幼稚です。あまりに、ひとりよがり過ぎます。もう少し文が柔らかければ、優れた読みものになったのでは。確かに氏の若い頃の作品なので、差し引いて考えるべきかもしれませんがー。
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No.2:
(4pt)

詩情

かつて旧「宝石」からデビューし、大藪春彦、河野典生とともにハードボイルド三羽烏といわれた高城高の現在まで唯一の長編。
昭和30年代の釧路を舞台に、海難事故に秘められた謎を新聞記者が追求するストーリーは著者が謙遜するような、低い水準の出来ではなく、むしろこの錯綜したプロットを活かすにはこの倍の分量が欲しかったところだ。
それは登場人物の描写にもいえることで、スクープと引き替えに左遷された主人公の鬱屈と再生をより丹念に描けば、80年代の志水辰夫や北方謙三の同種の作品の先駆になり得たのにと惜しまれる。
しかし厚い霧が立ち込める港町の描写の硬質な詩情性や、簡潔できびきびした文体は過剰さが持て囃される現代作品の多くに閉口する者としては心地よい。
引き続き上梓される短編集が楽しみだ。
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