夜より黒きもの



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    初公開日(参考)2015年05月
    分類

    長編小説

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    夜より黒きもの

    2015年05月11日 夜より黒きもの

    昭和六十年代の札幌・ススキノ。やがて消えゆくバブルの時代、かりそめの街で敏腕黒服・黒頭が邂逅する五つの物語。抜群のディテールで描く、『夜明け遠き街よ』の続編登場!(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    闇の夜はススキノばかり月夜哉※

    ハードボイルド小説の連作(全5篇)。
    舞台はバブル時代のススキノ。

    主人公は、キャバレーで働く「黒服」。主人公の名は黒頭(くろず)悠介。黒服の黒頭(目がチカチカする…;)

    黒服自身は客に直接サービスすることはないが、ホステスたちが最高のパフォーマンスを発揮できるように万端を整えるのが役目だ。
    ホステスたちが働きやすい環境を整えることは、しかしホステスたちのためというより店の稼ぎのためだ。店の稼ぎのために他店の有能なホステスを引き抜くのも黒服の仕事だ。

    作品の長さに比べて登場人物の数が多い気がする。それらの人物との関係の中で黒頭は、的確なフットワークでアクシデントに対処していく。

    といっても、華麗というより味わいは苦い。ハードボイルドも浪漫主義のひとつだが、苦味が嬉しい。
    黒頭は酒も飲めず、派手な恋愛模様も描かれてはいない。
    しかし、女のプライドとか覚悟がキラリと垣間見られるシーンもある。

    ※闇の夜は吉原ばかり月夜哉
    其角のこの句、泡坂妻夫「椛山訪雪図」(『煙の殺意』所収)のマジカルな解釈が印象的なので、もじってみました。
    「おもしろうてやがて悲しきバブルかな」(ほんとうは「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」)と言ってもいいようなものだけど、でも過ぎ去ったものというより、その中で滑ったり転んだりの人間模様はいつの世も変わらないとも思います。
    夜より黒きものAmazon書評・レビュー:夜より黒きものより
    4488027474



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