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ヒートアイランド
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ヒートアイランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 61~76 4/4ページ
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軽快なストーリー展開に先を読ませない物語性、そして魅力的な登場人物、それらを様々な登場人物の視点から表しながらゴールへ導き出す展開は秀逸!「午前三時のルースター」では軽快さはあったものの登場人物が弱かった。その点が改善されており、気持ち入り込み度高しの作品です。ひとつだけだけマイナスがあるとすれば、物語設定にいささか現実離れしていて首をひねる場面が多少あり、物語が軽く感じられてしまうところかな…ただそんなことは関係なく読みやすく面白い! | ||||
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人物の描き方がとてもうまい。どの人物にも感情移入でき、この内の誰かが不幸なことになると思うといやだな。と思うほどいい登場人物ばかりがいる。どの人物もしっかりキャラが分かれていて個性がある。人物の行動もしっかり性格に見合ったことで良く出来ている。なんの違和感も無く最後まで読める作品は少ないと思う。 色々な人物の視点から書かれているが、ぶれることなく全て繋がっている。 この作者はどこを取っても技術が高く、うまい。しっかり男のツボというのを突いてくる。 最後の結末は続編への期待感を募らせる。続編の評価は低いみたいだけど。 | ||||
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垣根涼介さんの本としては、「午前3時のルースター」に続き、2冊目。私にとっては、この「ヒートアイランド」の方が、完成度、のめり込み度、サスペンス度、どれも上回りました。 にっちもさっちも行かなくなった時、アキが考えついた計画とは、、!?っていうところが、サスペンス満点。まぁ、計画がすすむにつれ、その内容は見えてくるのだけれど、手に汗握りますよー。 でも、なんといってもほし5つの理由は魅力的なキャラクターたち。特に、アキとカオルは、ファンになっちゃった!アキのその後が読みたーい、と思ったら、ありますね。「ギャングスターレッスン」。読みます。 いっきに読みたい、すぐれエンターテイメント本です! | ||||
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抜群のリーダビリティとエンターテイメント性を保ちつつ、 ディティールや人物描写が結構丁寧に書かれていたのが印象的でした。 確かにこれは大沢在昌作品に通じる所がありますね。 今最も注目されている作家の一人というのも納得です。 ただ、最後の方のある場面が個人的にちょっと気に入らなかったので 星一個減らさせて頂きました。 | ||||
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「君たちに明日はない」が面白かったので、読んだ。渋谷のチーマー軍団と、暴力団と、暴力団が経営するクラブから大金を盗み出したプロの窃盗団がそれぞれの利害にしたがって追いつ追われつするハードボイルド。二者対立の構造の話はよくあるのだが、三者対立の構造になっており、しかもそれぞれの視点からバランスよく、しかもスピード感を保ちつつ話を展開するのはなかなか難しかったのではないか。登場する人物の多くが、最初から悪い(世間的には悪いと判断される)活動を生業としているわけではなく、それぞれの成育環境から仕方なくやっており、実はなかなか純粋な気持ちを抱いているところが読者の共感を呼ぶ。「君たちに明日はない」と同様、夜更かしして一気に読んでしまった。 | ||||
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まるで映画を見てるみたいに文章が頭の中で映像化された。とくに銃撃シーンはよかった!自分の想像力もまだまだ捨てたもんではないかも♪この作者さんの文章力がすごすぎるのかも♪とにかく入りこめた。tkselementさんのレヴューを見て買いました。よい本の紹介ありがとうございます☆ | ||||
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正直、垣根作品の中ではこれが一番面白いと思います。 アンダーグランドを舞台にしたハードボイルドぽっい小説ですが、こ気味よいテンポと、数々の魅力有るキャラクターがブラックマネー強奪をかけてぶつかるストーリーはまさに目が離せません。ストーリーもよく練られており、二転三転する後半の大乱戦に興奮。キャラクターも良い味出しており、特にギャングマネー強奪団の柿沢、桃井の描き方がカッコイイ。その後の彼らを描いた「ギャングスター・レッスン」「サウダージ」でも彼らの活躍が描かれています。この小説の主人公であるアキも登場しもこの本が気に入ったかには合わせてお勧めです。 アキとカオルの名コンビがこの小説でしか楽しめないのは残念。カオルのその後を描いた小説も垣根さんにリクエストしたいところですね。 | ||||
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この小説を映像化するなら・・アキ・・・・・長瀬智也カオル・・・・松本 潤柿沢・・・・・浅野忠信桃井・・・・・高杉 旦(マイナーだなあ・・) その他やくざに、寺島進、白竜、など濃い顔を集める。 さて、いかが。 | ||||
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垣根涼介の作品は、大沢在昌が好きな人は本当好きだと思う。私は個人的にハードボイルドが趣味じゃないんで★3ですが、作品としては丁寧に書かれて、構成もかなり温めて書かれているのが読後の印象です。読んでいて、七転八起の展開に一気に最後まで読みました。日常から離れ、束の間小説の世界に没頭させてくれる作品。ハードボイルドが好きな人なら★5になりますそして、読後皆主人公アキになってそう・・・ | ||||
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アキとカオル。最高のコンビ。わくわくしながら本を読めた。彼らは自由である。お互いの長所を最大限に活かせるコンビ。人生の中でそういう人とコンビを組みたい。 | ||||
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似てるという人が多いけど、池袋ウエストゲートパークと比較するのはナンセンス!石田衣良がストリートのリアルを描くなら、垣根涼介の描く世界は、アンダーグラウンドのリアルだ。熱くも冷たくもない、客観と冷静の入り混じる文章にすごく引き込まれる。ハードボイルド入門にもいいかも。 | ||||
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男の魅力を肝の据わり方と決断力で評価している部分が良いですね~、薄っぺらな男は年齢問わず、見下したような表現もとても爽快で思わずうなずきたくなります。大藪春彦ファン・大沢在昌ファンの私が、2者の全作品を読破して、次に進むべき作品がヒートアイランドの作者である垣根涼介の作品だと確信しました。バイオレンスと男の美学に乾杯! | ||||
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内容は渋谷を舞台にしたストリートギャングの話です。と聞いて、池袋ウエストゲートパークを思い出す方も多いかもしれませんが、本作は亜流ではなく別の話です。ストリートギャング、プロの犯罪者、そしてヤクザ。この三者の三つ巴がどういうところに落ち着くのか飽きさせません。 特に主人公であるアキとカオルのキャラ造詣が絶妙です。この文庫版では解説を大沢在昌氏が執筆していますが、「かなり評価してるのだなあ」ということが見てとれます。垣根涼介氏のファンのみならず、大沢作品のファンにもお薦めです。 星4つの評価は人を選ぶ作品であること、アキとカオルが年の割りに少し大人びて(むしろ老成か?)いる点を考慮し、星を一つ減らしました。 | ||||
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第三作目「ワイルド・ソウル」がブレイク中の垣根氏の、第二作目の作品です。発表した当時はまだ知名度が低かったせいか、埋もれてしまっている本作ですが、なかなかどうして素晴らしい作品です。渋谷のギャング vs ヤクザ(×2)vs スマートな強盗グループ の三つ巴で、金と利権をめぐる駆け引きが繰り広げられるのですが、それぞれが狡猾で腕っぷしが強く、魅力溢れるキャラクターであるのに加え、ストーリ展開もスムーズで疾走感に溢れています。一体誰が勝者となるのか、後半の騙しあうゲーム展開は、馳星周の「不夜城」に近いものを感じましたが、本作はそれをもっと軽快な雰囲気にして、話も分かり易くしたと言えば良いでしょうか。最近のベストセラーよりも断然面白いですよ。ワイルド・ソウルにも勝るとも劣らないエンターテイメントに仕上がっています。文庫版も発売されたみたいですので是非。 | ||||
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物語のキーワードをあげると…。渋谷。ストリートギャング。暴力。裏金強奪。ヤクザ。車。銃。罠。そして青春。金や形式的な名誉に執着するオトナたちの生き方に疑問を呈し、自分の生き方を探しあぐねている19歳のふたり、アキとカオルを中心に、ストーリーは、スリリングにノンストップで展開します。どれだけその本に夢中になれるか。そんなきわめて主観的な思い入れによると、この本は文句なしの星5つ。次はどうなるのかと、その展開に目が離せなくなり、ヒートアップすること確実です。でも、読後感は、やっぱりやり過ぎかなぁ、なんて思ったり、ちょっと都合良すぎるかなぁ、なんて思ったりもして、星1つ減じてしまいました。とはいうものの、これは、シリーズものの第一作ではないのか、!と思わせるほど、キャラクターの魅力が光ります。その後を読みたくなります。 | ||||
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「午前3時の~」とは異なるアクション色豊かな作品。映画ファイトクラブとガンアクションの合体。やや、荒唐無稽だが、かなり面白い!是非、読んで欲しい。表紙の写真もイケてる。続編に期待したい。 | ||||
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