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ヒートアイランド
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ヒートアイランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 21~40 2/4ページ
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ストリートギャングが主人公ですが そもそもそこから付いていけません。 アクションシーンだけは妙に迫力がありましたね。 どんな読者を対象に考えたんでしょうかね? | ||||
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読んでから、濃密な大気が疾走していくような感覚を覚えました。出てくる奴は、クソみたいな奴ばっかりですが、不思議と魅力があります。勧善懲悪で物語が進みますので嫌なモヤモヤ感は残りません。僕は非常に清々しい気持ちになりました。 | ||||
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すぐに届き状態もよく大満足 内容もとても面白い 垣根涼介氏のこのシリーズはオモシロイです。 | ||||
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垣根良介の本は軽快で、また何が起きるかわからない展開のため非常に面白い!続きも期待大(^_^) | ||||
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とにかく早いストーリー展開に圧倒される。 読み始めたら止まらないので、週末や連休に読むことをお勧めします。 映画化もされてますが、異なる配役陣でもう一度映画化して欲しい作品です。 | ||||
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前半のリアリティ これがあるからこそのクライマックスの エンターテイメントぶりに脱帽しました。 この世代の男を描く小説家としては ナンバーワンだと思います。 | ||||
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最近では「君たちに明日はない」(新潮文庫)が話題になっていたので、著者の事は知っていましたが、実際に作品を読んだのは初めてでした。 城田優主演の映画版も数年前ですが観た事があります。 渋谷で4つのギャングチームのリーダーを務める若者を束ね、「雅(みやび)」を組織し、大人顔負けの企画力&行動力でファイトパーティーを開き、荒稼ぎを続けるアキとカオル。 ある日、雅の仲間タケシとサトルが渋谷のバーで騒ぎを起こし、中年の男・折田を暴行、持っていた鞄を強奪してしまう。 だが折田はただの会社員ではなく、裏金強奪を行うチームの一員で、バッグの中身は3000万以上の「ヤバイ金」だった。 この小説は、元々の大金の所有者である暴力団松谷組、それをカジノより強奪した折田の仲間、大金の横取り&ファイトパーティーからも金をせしめようと目論む別の暴力団・光栄商事、そしてアキたち雅の数日間に及ぶ息詰まる攻防を描いたミステリーです。 お話の舞台もほとんど渋谷から出ず、僅か数日間の出来事でありながら、非常に濃厚で、450Pを超えているのに、読んでいて飽きない物語でした。 前半の「集積」と後半の「放熱」に分かれているのですが、役者が次々に登場し、アキやカオル、裏金強奪チームの桃井などの身の上が語られ、段々と現在においてその各々が絡まってゆく前半と、アキとカオルを中心としながらも前半以上に目まぐるしく視点を変え、一気に渋谷というヒートアイランドの熱が爆発する様な後半の怒涛の展開は、映画とはまた少し違ったお話で、目が離せなくなります。 車や銃に関する非常に詳しい描写、そして一部の性描写は男性向けかなあとも思うのですが、この作品が持つ熱や、疾走感、そして時折描かれるアキとカオルのさりげない友情は、女性の自分も多分に惹かれるものがありました。アキの母親の為に、大学生の振りをするカオルとか。ラストの「あのシーン」とか。 他の方も比較していますが、石田衣良のIWGPシリーズ、あと私は高村薫の作品が好きな方は、この物語も特にオススメです。 もう10年近く前に刊行され、解説の大沢在昌の予言通りシリーズ化された本作は、現在4巻まで刊行されています。最新刊では遂にあの人とあの人が再び出会っているので、このお話を読んで気になった方はそちらもゼヒ。 | ||||
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このシリーズは「ゆりかごで眠れ」に次ぐ、作者の代表作です。ぜひ読んでみて下さい。 | ||||
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値段が高いのが気に入りません。発売されてからかなり経過する本ですので、もう少しリーズナブルな価格設定にするべきだと思います。 | ||||
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友人に勧められて何気なく読んだ「ヒートアイランド」。最初はあまり期待はしていなかった。だが、読むにつれ、緊張感のあるストーリー、迫力のある文構成に次第に飲み込まれていった。この本には続編があるが、何といっても第1作の衝撃は大きかった。ここでは書き表せないほどのものがある。 現代の若者、読書好きにはたまらない作品だと思う。 ぜひこの本を読んでたくさんの面白い場面を探して欲しい。 | ||||
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読後に何を思うわけでもないし、何も残らないけど、読んでいる間は夢中で読んだ。「ワイルドソウル」の主人公たちと比べると背負っているものが違うので、こちらの方がどうしても軽く感じてしまう。それでも続編もすぐに注文しようと思わせるだけのものはある。 | ||||
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ワイルドソウル、君たちい明日はない、 を読んだ後にこのヒートアイランドを読みました。 なので余計にですがストーリーができすぎてる感がありました。 映画向きだなぁ、と考えてたら、実際に既に映画化されてたんですね。 19歳やそこらで考えつく内容とは思えないところが現実離れしてるのと、 登場人物がやや多すぎるからか、誰のシーンなのかが分らなくなりそうな ところがあり、ちょっと読み続けるのに気後れしました。 一気読みしないといけない作品ですね。 追いかけて読むには面白い展開で読む者を引きつけるハラハラ、ドキドキが味わえる作品ですね。 | ||||
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スピード感があり。写実的で現実感、生活感が感じられる。 映画も見たが、小説の方が面白い。 | ||||
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ストリートギャングvsヤクザvs武闘派強盗団の、知略をめぐらせた戦い。 この三者が大金をめぐり、それぞれの思惑と利害が交錯する。 物語にぐいぐい引き込む描写と、スピード感溢れる展開は、読んでいて楽しいです。 基本は知恵で戦い、必要な時だけ力を使う、仲間と組織を重んじるギャングのトップが主人公です。 そこに、絵に書いたようなヤクザと、義理深い強盗団が複雑に絡み合っていきます。 ケンカやドンパチ合戦だけの、軽い物語ではありません。 ギャングの友情、ヤクザのメンツ、強盗団の義理といった、己のプライドをかけた戦いです。 個人的に、強盗団は好感が持てましたが、主人公にあまり好感は持てませんでした。 仲間を救うためとはいえ、主人公の実行した作戦はあくどく、末恐ろしさを感じさせます。 その智謀によって犠牲になった一部の人間が不憫でした。 最初は、こんなに人間が出てきて、どうやって物語を終わらせるつもりだ? と不安でしたが、杞憂でした。 絡み合う複雑な物語が、緊張感を保ちながら、終盤で一気に収束に向かいます。 物語も、最初に敷かれた伏線がラストで見事に生かされて、納得のいく終わり方でした。 『ワイルドソウル』を先に読んでいたので、それと比べると内容は少し落ちてしまいます。 しかし、上記の作品を彷彿させる迫力のある垣根ワールドで、お勧めできます。 | ||||
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垣根涼介を一躍人気作家まで持ち上げた代表作。 のちのちシリーズ化される作品で、そっちを先に読んでいたのですが、ようやく原点も読みました。 いやぁ、面白い。 要約すると、渋谷の兄ちゃんが知恵と腕っぷしだけでヤクザと抗争を繰り広げるという話です。(そこにプロの仕事人が加わって事態は大変なことになります) このストーリーテラーぶり、さらに人物設定の面白さ、作者が力をフルに出し切ったという感じです。 ところどころに漂うユーモアも抜群。 読むときっと中に出てくる誰かが気になる本だと思います。 ※続編を読んだ上での感想です。 カオルはきっといつか再登場すると思いました。 | ||||
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レビューでの評価が高かったので購入しました。 頭脳派と体力派の主人公二人は魅力的で、 話のテンポもいいのですが、大きな盛り上がりがありませんでした。 主人公二人と対立する三人組、どちらに重きを置くのかが不明確で、 話がスッキリしなかったと思います。 ワイルドソウルには遠く及ばないです。 | ||||
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『ワイルド・ソウル』と双璧の、垣根涼介の最高傑作。『ワイルド・ソウル』のほうがスケールは上だが、欠陥も感じられた。こちらは隙がなく完成度が高い。この作家は才能がある。読ませるすべを知っている。遠からず間違いなく日本を代表する娯楽作家になるだろうと思わせられる一作。(ただしその後の展開をみると、この期待は裏切られ続けている。) ストリートギャングを束ねて、ストリートファイトをビジネスにしているアキとカオル。そのグループ雅のメンバーがひょんなことから、やくざのカジノから裏金を強奪した3人組の金を手に入れたことから、雅と強奪犯、さらに二組のやくざが絡んだ息詰まる争奪戦が始まる。 非常に劇画チックではある。主要人物は強すぎたり賢すぎたり。でもそれが痛快。そして、能力が優れているだけでなく、彼らが敵味方を超えて非常に魅力的なのも、作家の力量だろう(なんと言ってもアキだろうが)。ジャンルとしてはハードボイルドだろうが、解説の大沢在昌が書いているように、そこには暗さがない。人物は破滅に向かわない。まっとうだ。その点、ある意味安心して読める。 しかし、暗さはないといっても、垣根の書くものでは常に人物たちは、社会と呼ばれる巨大システムに虐げられ、不満を持つ者たちだ。自身が結果的に犯罪者であっても、基本的にそれに対する正義感ともいえる怒りが、彼らを真っ当にし、魅力的にしている。見方によっては単純である。たとえばカオルの生き方。カオルは、デビュー作『午前三時のルースター』の高校生に似ているが、その辺はだからまだ青臭いのかもしれない。しかし逆にその明るさが魅力なのも確かだ。 解説に言うように、物語は、その不満な彼らが持て余す男のエネルギーを噴出する展開を取る。当然暴力のアクションが絡むが、同じぐらい、あるいはそれ以上に頭脳のアクションがあるのが特徴的でもあり、魅力でもある。かなり頭のいい作家であるのは間違いない。 とくに見事なのは、立場の違う4者の関わりあい方の描写と展開、そしてそれぞれの思惑での「計画」とずれ。『午前三時のルースター』の素人っぽさがずっと遠く思えるような、本格的な小説になった。終わりのまとめ方は、そのまとまりの良さにおいて『ワイルドソウル』よりも優れている。 そしてこうなると、たしかに大沢の解説が言うように、続編があってもおかしくはない。このまま終わっても魅力的だが、その後が描かれるのも同じぐらい魅力的だ。そこでは柿沢の過去もより明らかにされるだろう。だが、アキの今後の生き方を描くのは難しいかもしれない。アウトローになって終わるのがいいとも思えないからだ。開いたままにして、むしろこの問題は別の小説で考えるのがいいのかもしれない。と、あれこれ考えるまでもなく、まもなく続編が書かれるのだが、これは失望。やはり書かない方がよかった。だがそれは別の話。 「ヒートアイランド」という象徴も、その意味での東京渋谷という場所設定もいいと思う。 | ||||
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最初から、いかにも現代風の雰囲気。主人公たちは、一種のケンカのイベントとストリートファイトで金を稼いでいる。そんな彼らがある日、大金を手にする。しかし、それは少しヤバい金だった。 クライムノベルなど、今までたくさん書かれている。ありふれた設定では、読者を引きつけられるはずもない。だから、このストーリーは少しひねりを加えている。文体は読みやすく、不良の若者同士の会話も自然である。ケンカの表現も上手い。その光景が自然に浮かぶ。 ひょんなことからヤクザの金を手にした主人公たち。その金を取り戻そうとする強盗グループ。同じく、自分たちの金を追うヤクザ。三者の思いが絡み合い、舞台はヤクザの組事務所へ−。 この本は確かに面白い。しかし、個人的には主人公のアキとカオルより、強盗グループを応援したくなってしまう。彼らは、スマートに仕事をこなす。その態度が、怪盗ルパンを思わせる。彼らはかっこいい。ケンカパーティーで生きている主人公たちよりも。 しかし、アキたちは、危機的状況を一気に解決できる妙案を思いつく。はたして、その結末は… なかなかよくできている。型どおりのクライムノベルではないが、アクションシーンなどもふんだんに盛り込まれており、すらすら読める小説に仕上がっている。 | ||||
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渋谷でファイトパーティーを開き、トップにのし上がったストリートギャング“雅”。ヤクザの経営する非合法カジノから、裏金強奪のプロフェッショナルの男達が強奪した金を、ふとした事件をきっかけに“雅”が手に入れてしまう。幾重にも交錯する思い、そしてその攻防の先にあるものとは…。 ある信念に基づき、社会に対して、一定の距離を保ちながら生きるということ。普通であるという事を捨ててまでも、手に入れたいものがあり続ける限り、それは続いていくのでしょう…。 「生まれてきたことに、もともと意味なんかない。自分を自分だと意識する心が、勘違いさせるだけだ。死ねば、そんな自意識も消える。やがては今おれたちの目を通して見えているこの世界も、灰になり、土に戻る。着地点は誰でも同じだ。ただ早いか遅いかだけだ。自分を必要以上に特別だと、思わないことだ。そうすりゃ、少しは気楽にいける」 | ||||
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テンポがよく、読みやすいです。 アキがかっこいい。 続編も絶対読みます! | ||||
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