私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全367件 121〜140 7/19ページ
No.247
(4pt)

みなしご同士の父娘の禁断の愛

みなしご同士の父娘の禁断の愛。
それは必然だった。
親の愛情や温もりを受けられなかった二人は、つながれずにいられなかった。
心も体も。
暗澹たる雰囲気の中展開するが、読み進められずにはいられない物語。

血の繋がり。
体の匂い。
切れ長の目。
クックッという笑い方。
初めて会ったその時から、家族だった。
離れたくなかった。
そして、罪を犯して、さらに、深まった。

題名にして、「私の男」
娘・花が中心の視点。
そこに、花婿・美郎、義父・淳吾、義父の元カノ・小町の視点
の物語が遡りながら展開され、この父娘のかもしだす暗澹たる雰囲気
になった過去を掘り下げる。

二人で、穏やかにひっそりと暮らしたい。
冬の厳しい北の海のように。
しかし、社会通念、おせっかいが父娘を阻む。

父娘の禁断の愛。
しかし、圧倒的な著者の表現力に、この本を読むと、それはなるべくしてなった、
むしろ、両親の愛が欠損したみなしご同士がやっと家族の愛を得られた
のだと、安心する。
第138回直木賞受賞作
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.246
(4pt)

理解不能な愛を知りたくなりハマってしまいます

理解不能な愛だなあ。
これが普通の人の感想だと思います。
普通の人間はここまで愛に飢えてないし、
ここまで歪んでいる愛を知らないと思います。
しかし、理解不能だからこそ
この愛をもっと知りたいとこの本に
ハマってしまうのでしょう。
話の流れが現在から過去へと遡っているのも
歪んだ愛をどんどん深掘りしていくような
憎い演出となり、ハマること間違いなしです。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.245
(4pt)

不思議な小説

背徳的なセックス描写があって、読んでいて気分が悪いです。ちょっと興奮してしまう自分がよけい気持ち悪い。
物語は時間を遡る形で書かれているので、ラストシーンは一番最初ということになります。そこでもう一度最初から読むと不思議なカタルシスを感じることができるのです。
近親相姦という極端なシチュエーションに感情移入して読んだあと、我々の価値観に近づいた2008年の花ちゃんはほっとします。
家族とは、親子とは、依存とか自立とか。そういうテーマだけがきちんと心に残る不思議な小説です。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.244
(5pt)

心が波立ちました。

怪しい気持ちになります。
性描写ではなく、父娘の淫靡な愛情に心が波立ちました。
映画はすべてを壊しました。
是非原作を読んでいただきたい
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.243
(4pt)

心の描写に引き込まれました。

最後まで読んでからもう一度読むと、さらに深く二人の世界を感じられたように思います。
「親子」の愛ならば、個人的には一線は超えないでいて欲しかった気もしますが、
殺人という行為に相当する境界であり、二人の孤独を表す上では相応の交わりだったのかもしれません。
その部分は女性として、ちょっとひいてしまいましたが、、
心の描写は繊細で本当に素晴らしいなと感じました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.242
(2pt)

暗い感じは出ている

プロットと構成は良いが描写が一辺倒。
テーマも、狙いすぎな感じが辛い。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.241
(1pt)

気持ち悪かった

映画化されて話題になっていたので、原作を読んでみたが気持ち悪かった。
気持ち悪さから、最後まで読まなければという感じであった。
近親相姦、死体と何年も同居、死体の人物のお化けも出てくるし、
おまけに北海道の冬の海の描写が暗いイメージになるし、主人公の喫煙マナーの悪さがキャラクターなのだろうが、とても不愉快であった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.240
(5pt)

初桜庭一樹体験です。

これから読む方のことを考えて詳しくは書きませんが、もっとも苦手なテーマであるにも関わらず、一気に読んで舌を巻きました。きっとヒロインの腐野花が能動的だからなのと、この名前に見られるように、どこか現実感が薄い夢見がちな表現力に救われているのだと思います。各章で違う人物を主人公に立てた構成や、人の心情の描き方など深くて上手い! 初桜庭一樹体験でしたがファンになりました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.239
(1pt)

いいと思えなかった

桜庭さんの本は何冊か読んだことがありますが、この本はテーマがよくわからなかった。エロティックなシーンもエロさを感じなかったし、文章も稚拙。何がいいのか全くわからない作品でした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.238
(2pt)

困りました。

結構期待して読み始めましたが、のっけから、わたしの男、わたしの
お父さん。逃げ出すの。離れられない。そんな訳のわからない文章に、
かなり戸惑いました。
 少しづつ、進んでいくうちに、ようやく内容がわかり始め、なるほど、
それで。と呟きながら、破滅的、自殺的な世界に少しづつ、ちょっとづつ
近づいて行ったのですが。残りページ、僅かになっていくのにお話の、
結末は如何に。
 この終わり方ですか。
 
 なんか、得体のしれない九本くらい尾のあるキタキツネに化かされた
みたいな感覚でした。
 狐は可愛らしく近づいて、寄生虫を忍ばせて、やがて人を滅ぼす。
 因果関係とは言いますが、親と子と、殺人と、絡まりあう、二人の
肉体と、精神は、この新たな出発と、未来に同じ運命をもたらすので
しょうか。

 40点。
 全てが一人称で語られる、一つ一つの物語が、その織りなす一言
一文が、女性のところがとてもしっくりくる。この方ひょっとして女性?
と思っていたら、そうみたいですね。
 大好きな街、紋別の風景がやっぱりいいんですけど、ちょっとねえ。
困りました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.237
(3pt)

まさしくタイトル通り「私の男」の話

一章から息苦しくて沼の底に引きずり込まれて底に住んでいる人なのか妖怪なのか分かんない生き物に「私の一生を聞いてくれ」って言われてる気分だった。
表現やストーリーの進め方は凄く巧みなので余計に、花の大人らしさと子供らしさが入り混じった語り草がいつまでもしんどい。
平仮名使いが多かったり、冷めた感情をぶつけたり、嫌悪感を覚えるほど拒絶しているのに恋しがったり。
ただひたすらに求め合う姿は真っ当からは外れているけど、手探りで重ねていく二人を逆行して見れたことで徐々に重石が外れて行くような気がして読み進められました。
過去に逆行することで「こういう理由があるから歪んでるんですよ」って納得するんじゃなくて、過去にさかのぼることで二人の雪解けの様子を見たような。
重苦しい二人を取り巻く空気はこうやって濃くなったんだなぁと感じられた気がしました。

淳悟の愛が歪んでいようと肉欲だろうと愛情をただ欲しかったであろうと花の生活面の面倒を(食事面とか身の回りとか)きちんと見ようとしていた光景が見れたのが唯一の救いでした。

こんなに感想が纏まらない本は初めてだ……。

登場人物全てに感情移入できなくて、淡々と雪国の風景を見てるようでした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.236
(4pt)

純愛か虐待か

謎めいた女性と,その養父.
2人の間の秘密と2つの罪が,過去にさかのぼる形で明かされる.

女性心理の描写がとにかく濃密である.
なんだか薄気味悪い背徳感と,それでいて引き込まれる魅力がある.
奥深くで結びついた関係性の描写と,
そのよって来たる所以の秘密が小説のテーマとなっている.

この関係にリアリティがないと感じる方には合わないのだと思うが,
後味の悪さに対して評価を下げるの筋違いだろう.
まさにそれを狙った小説なのであり,
忘れられない嫌なものを見てしまったような強い印象を受けてしまったら,
作者の勝ちである.
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.235
(3pt)

くさり

娘と父。
ひどく歪んだ家族の形を描いています。
少し爪の甘い部分(花の結婚生活、死体の処理、淳吾の行方等々....)もありますが、
この作品の重点はリアリティではないのだと思います。
色んな登場人物の目線から物語を描き、
時系列を逆さまにして過去を遡らせる構成にした事によってぐっと2人の関係性や愛に目を向けることができます。
妙に大人っぽい花の受け答えや情念深い小町とのやりとりも女性ならではだと感じました。
ですが、読者を選ぶ作品ではあるので星3つを選ばせていただきます。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.234
(4pt)

なんでも読むので

良いと思いました。一人称で綴られる文体は癖がありますが、読み進むうちに気にならなくなりました。著者の作風なのでしょうか?何冊か買いましたがこの作品が好きです。映画化され見たいと思いましたが、原作を読んだ後だと大概ガッカリするので多分見ないでしょうw普通に面白かったので星よっつーーーー。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.233
(2pt)

後味悪し

「生きろ」と言ってくれた義父の言葉を真摯に受け取れない花が哀れ。
肉の繋がりでしか愛を実感出来ない二人が哀れ。
津波、流氷、オホーツクの描写は上手いと思った。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.232
(1pt)

好きにはなれない

若ければ、肉体的であれば、華という感じが、気持ち悪い。全体的にカサカサしていて、文学の香りとか、熱気とかがなく、物足りない
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.231
(5pt)

小説ならではのエンタテイメント

見てはいけないものを見た、といった感じです。
でも小説だからこそ、そんな世界を見るのもありだと思いました。

賛否あるとは思いますが、読んだ時間というコスト以上の価値がありました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.230
(2pt)

つまらない

最初の数ページ読んでも惹かれるものがなく、その後を読むのを止めた。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.229
(4pt)

 何だかねーてっ感じです。映画は駄目みたい…

良かったのかと言うより、個人的嗜好の飲んだ医だと思いました。映画も見ましたがガッカリしました。絶対に原作を読むことをお勧めします。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.228
(1pt)

作者が伝えたいことが不明瞭

結論を申し上げますと、本作は、作者が伝えたいことが不明瞭であるように思われる作品でした。

レビューの多くは、本作の近親相姦というテーマが、そもそも道徳的・生理的に受け入れらないという論調が多い中で、敢えて異なる観点から感想を申し述べるのであれば、このような重いテーマを題材に取り扱うのであれば、作者はさらに深く洞察を掘り下げる必要性があったように感じられます。

本作においては、近親相姦に至った動機を、登場人物である淳悟と花の、心理学的な共依存に原因を求めていますが、そもそも淳悟と花が共依存の精神構造を持つに至るプロセスの描写が不十分であるように思われました。

淳悟と実母との関係性、花と奥尻島の両親との関係性を詳細に説明して、共依存の精神構造を持つに至るプロセスを詳細に著述できていたならば、本作における作者のメッセージが、より明確になったように思われます。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302