私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全367件 41〜60 3/19ページ
No.327
(4pt)

実際にはあり得ないけど…。

あまり深く考えずに映画から見て、興味が湧き原作を読みました。原作は私自身と父親からしたら絶対にあり得ないです(笑)。ですが、この二人はたった二人の家族。家族に恵まれず、一人ぼっちで生きてきた二人。淳悟は花の事をずっと気にかけていた。花は自分の両親や兄妹に違和感を感じていた。淳悟は震災の最中ようやく花を抱きしめ、二人で暮らせるようになる…。原作の結果から言うと、淳悟がどこに行ってしまったのか気になります。非常に。二人は一つになりたくて、二人だけの世界に溺れます。ですが、花の成長や、起こしてしまった殺人によってそれぞれの考え方が変わり、心は少しずつ離れて行きます。花は淳悟と一緒に落ちていくのが怖かったのでしょうか?逃れたかったんでしょうか?でも私は二人の濃い血は決して離れないと思います。映画の血が降るシーンは、2時間前後の映像の中で、二人の関係を表すには良かったのかと思います。
性描写は、思ったより軽かったのか、私には嫌悪感はありませんでした。かつて山田詠美が、どの作品だったか忘れましたが、「ピアスの穴にも汗が通るのがわかる」と書いていて、ピアスを開けた後の私は「そんなのわかるかい!」と思ったので、桜庭さんの方がリアルに感じました。淳悟は浅野忠信の雰囲気がぴったりだと思うし、花はもうちょっと二階堂ふみより、色気がない子の方が良かったのかなと思いました。
あと、映画の中で、淳悟がもっと花の名前を呼べばよかったと思います。原作には花と呼んでいるシーンがたくさん登場し、愛しているのがよく伝わりました。
とにかく、よくも悪くも心に残る作品です。こんな面白かったともつまらなかったとも言えない不思議な小説は初めてでした。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.326
(4pt)

実際にはあり得ないけど…。

あまり深く考えずに映画から見て、興味が湧き原作を読みました。原作は私自身と父親からしたら絶対にあり得ないです(笑)。ですが、この二人はたった二人の家族。家族に恵まれず、一人ぼっちで生きてきた二人。淳悟は花の事をずっと気にかけていた。花は自分の両親や兄妹に違和感を感じていた。淳悟は震災の最中ようやく花を抱きしめ、二人で暮らせるようになる…。原作の結果から言うと、淳悟がどこに行ってしまったのか気になります。非常に。二人は一つになりたくて、二人だけの世界に溺れます。ですが、花の成長や、起こしてしまった殺人によってそれぞれの考え方が変わり、心は少しずつ離れて行きます。花は淳悟と一緒に落ちていくのが怖かったのでしょうか?逃れたかったんでしょうか?でも私は二人の濃い血は決して離れないと思います。映画の血が降るシーンは、2時間前後の映像の中で、二人の関係を表すには良かったのかと思います。
性描写は、思ったより軽かったのか、私には嫌悪感はありませんでした。かつて山田詠美が、どの作品だったか忘れましたが、「ピアスの穴にも汗が通るのがわかる」と書いていて、ピアスを開けた後の私は「そんなのわかるかい!」と思ったので、桜庭さんの方がリアルに感じました。淳悟は浅野忠信の雰囲気がぴったりだと思うし、花はもうちょっと二階堂ふみより、色気がない子の方が良かったのかなと思いました。
あと、映画の中で、淳悟がもっと花の名前を呼べばよかったと思います。原作には花と呼んでいるシーンがたくさん登場し、愛しているのがよく伝わりました。
とにかく、よくも悪くも心に残る作品です。こんな面白かったともつまらなかったとも言えない不思議な小説は初めてでした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.325
(4pt)

堕ちた父娘の過去に遡る

amazon内容(「BOOK」データベースより)以下、

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。
家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?
この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―。
黒い冬の海と親子の禁忌を圧倒的な筆力で描ききった著者の真骨頂。

2008年、第138回直木賞を受賞。

 ※

映画化されてたみたいだが、観たくはないな。
読み物として、楽しもう。
楽しい内容とは真逆だが。

章ごとに年月が遡り、語る視点が変わり、場所が東京から北へ移り、
親子による近親相姦を軸に、殺人や地震による孤児、なんかをちらつかせている。
インパクト、あんどインパクト。引き込まれていけそうだね。
普通、物語って起承転結、事の始まりから進行していくわけだが、
現在(未来)から過去へ、遡っていく。未来へと進むでなくて。
未来へと進む為には過去を振り返らねばならないが、
それを知ってると、過去に何があっても結果オーライ、明るい未来だといいねと話の最後で思えた。
切望だと思うが。

物語を作ると、初めに読者を引き込む為にインパクトのある文章を書きたいものだが、
ちらちら気になりそーな事を述べながら、さて一体どういう事かな~っと読んでいく。
過去への遡り(以前、同じ様な手法を読んだな、どこかで…)で、この進め方が上手いね! と押そう(何を)。過去を語りながら未来へと、だね。

時々、泣けそうな感じは受けた。似た者同士と全く逆の立場。
親子の絆って深い。何故、禁忌なんだっけ。調べてね。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.324
(4pt)

堕ちた父娘の過去に遡る

amazon内容(「BOOK」データベースより)以下、

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。
家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?
この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―。
黒い冬の海と親子の禁忌を圧倒的な筆力で描ききった著者の真骨頂。

2008年、第138回直木賞を受賞。

 ※

映画化されてたみたいだが、観たくはないな。
読み物として、楽しもう。
楽しい内容とは真逆だが。

章ごとに年月が遡り、語る視点が変わり、場所が東京から北へ移り、
親子による近親相姦を軸に、殺人や地震による孤児、なんかをちらつかせている。
インパクト、あんどインパクト。引き込まれていけそうだね。
普通、物語って起承転結、事の始まりから進行していくわけだが、
現在(未来)から過去へ、遡っていく。未来へと進むでなくて。
未来へと進む為には過去を振り返らねばならないが、
それを知ってると、過去に何があっても結果オーライ、明るい未来だといいねと話の最後で思えた。
切望だと思うが。

物語を作ると、初めに読者を引き込む為にインパクトのある文章を書きたいものだが、
ちらちら気になりそーな事を述べながら、さて一体どういう事かな~っと読んでいく。
過去への遡り(以前、同じ様な手法を読んだな、どこかで…)で、この進め方が上手いね! と押そう(何を)。過去を語りながら未来へと、だね。

時々、泣けそうな感じは受けた。似た者同士と全く逆の立場。
親子の絆って深い。何故、禁忌なんだっけ。調べてね。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.323
(4pt)

一読の価値はある

内容が内容ですので、好き嫌いはあると思います。「気持ち悪い」「気分が悪くなる」と受け入れがたい人もいると思います。反対に「至高の愛」と読む人もいるかもしれません。
好き嫌いを別とするなら、構成力も文筆力もたいへん優れており、こういう小説もあるのかと、読み終えてみて一読の価値はあったと思います。個人的には「好きではないけれど、すごい小説に出会った」と受け止めています。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.322
(4pt)

一読の価値はある

内容が内容ですので、好き嫌いはあると思います。「気持ち悪い」「気分が悪くなる」と受け入れがたい人もいると思います。反対に「至高の愛」と読む人もいるかもしれません。
好き嫌いを別とするなら、構成力も文筆力もたいへん優れており、こういう小説もあるのかと、読み終えてみて一読の価値はあったと思います。個人的には「好きではないけれど、すごい小説に出会った」と受け止めています。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.321
(1pt)

読後感のカタルシスのまつたくない作品

文学として倫理観とか現実味がない、という評価は横に置いておいて、やたら文章の運びが巧いので、気持ち悪いなぁ‥と思いつつとりあえず最後まで読んでしまった。
読み進むごとに[私の男]と女主人公から呼ばれる男のタバコのヤニが纏わり付いたようなイヤーな感じが増してゆく。
吸い殻を執拗なまでに踏みにじる、そのヤニが広がる気持ち悪さが口のなかに広がる…
なのに性行為の描写が空想の域を出ない甘ちゃんな稚拙さで笑った。
章の運びを逆さまにしたら、少しはあざとさ消えるかなぁ、とか男が太っててビジュアル悪かったら成立しないな、とか考えていたら作品自体が作者の自慰的行為に見えてきた。
いくらご自身の美意識に叶わないからといってあの二つの殺人は乱暴過ぎるし処理の仕方がホラーチックで一気に覚める。
唯一、拓殖銀行の小町さんの章だけが血の通ったものに感じられた。
こちらも作者の悪意?でビジュアル大幅に変えられてはいたが…笑
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.320
(1pt)

読後感のカタルシスのまつたくない作品

文学として倫理観とか現実味がない、という評価は横に置いておいて、やたら文章の運びが巧いので、気持ち悪いなぁ‥と思いつつとりあえず最後まで読んでしまった。
読み進むごとに[私の男]と女主人公から呼ばれる男のタバコのヤニが纏わり付いたようなイヤーな感じが増してゆく。
吸い殻を執拗なまでに踏みにじる、そのヤニが広がる気持ち悪さが口のなかに広がる…
なのに性行為の描写が空想の域を出ない甘ちゃんな稚拙さで笑った。
章の運びを逆さまにしたら、少しはあざとさ消えるかなぁ、とか男が太っててビジュアル悪かったら成立しないな、とか考えていたら作品自体が作者の自慰的行為に見えてきた。
いくらご自身の美意識に叶わないからといってあの二つの殺人は乱暴過ぎるし処理の仕方がホラーチックで一気に覚める。
唯一、拓殖銀行の小町さんの章だけが血の通ったものに感じられた。
こちらも作者の悪意?でビジュアル大幅に変えられてはいたが…笑
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.319
(5pt)

「父子」とは何か。

年の差十六歳という、端から見ても奇妙な義理の父子関係が、どのように形成されたのか、過去に遡る技法で読者に明かされていく。二人とも重い罪を背負っており、いつしか濃密な情愛関係を築くことになるが、それは、決して、いやらしさもなく自然な形で描写されているのは、作者の筆力所以だろう。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.318
(5pt)

「父子」とは何か。

年の差十六歳という、端から見ても奇妙な義理の父子関係が、どのように形成されたのか、過去に遡る技法で読者に明かされていく。二人とも重い罪を背負っており、いつしか濃密な情愛関係を築くことになるが、それは、決して、いやらしさもなく自然な形で描写されているのは、作者の筆力所以だろう。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.317
(4pt)

官能小説で家族小説

腐野花(くさりの・はな)の結婚式の日だ。養父である淳悟が、盗んだ女物の傘を手に祝いに駆け付ける。
淳悟は花が十歳の頃からの父であり、男であり、唯一の家族だった。

因縁と愛欲の物語が時間を逆行しながら語られる。周辺人物が交代で語る趣向がストーリーに厚みをもたらす。
花の婚約者・美郎が語るバブル恋愛の薄っぺらさは、陰鬱な花ファミリーの半生と好対照だ。
スペックは高いのに幸福をつかみ損ねた小町は、女の業を感じさせる。
冒頭で提示されたカメラの秘密は、終盤で明かされる。

体液と汗が匂い立つような官能描写が続く。嫌悪を感じる人もいるだろうが、私は惹きつけられた。
完成度の高い官能的犯罪小説といったところか。
面白いけど、単なる家族の遍歴と言えなくもない。
フィクションを通して社会のリアルが浮かび上がるような力は、本作にはない。
桜庭さんなら「砂糖菓子」か「赤朽葉家」のほうが受賞にふさわしいと思う。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.316
(4pt)

官能小説で家族小説

腐野花(くさりの・はな)の結婚式の日だ。養父である淳悟が、盗んだ女物の傘を手に祝いに駆け付ける。
淳悟は花が十歳の頃からの父であり、男であり、唯一の家族だった。

因縁と愛欲の物語が時間を逆行しながら語られる。周辺人物が交代で語る趣向がストーリーに厚みをもたらす。
花の婚約者・美郎が語るバブル恋愛の薄っぺらさは、陰鬱な花ファミリーの半生と好対照だ。
スペックは高いのに幸福をつかみ損ねた小町は、女の業を感じさせる。
冒頭で提示されたカメラの秘密は、終盤で明かされる。

体液と汗が匂い立つような官能描写が続く。嫌悪を感じる人もいるだろうが、私は惹きつけられた。
完成度の高い官能的犯罪小説といったところか。
面白いけど、単なる家族の遍歴と言えなくもない。
フィクションを通して社会のリアルが浮かび上がるような力は、本作にはない。
桜庭さんなら「砂糖菓子」か「赤朽葉家」のほうが受賞にふさわしいと思う。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.315
(1pt)

作者が計算した以上の生理的嫌悪感

実体験の少ない女性(性愛)作家の描くセックスシーンは、
ほとんど妄想で描くので、筆がすべり、
イヤな感じに露骨で汚らしく、
その割にリアリティーが全くない。
オッサンからみると、逆に生理的に気持ち悪いんだよな。
窪美澄とかにも同じようなものを感じたな。
逆に男性経験豊富な女性作家、
たとえば、瀬戸内寂聴とか、山田詠美とか、
森瑤子とか、内田春菊とかあたりの
セックス描写って、
絶妙な抑制が効いていて上手いんだよな-。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.314
(1pt)

作者が計算した以上の生理的嫌悪感

実体験の少ない女性(性愛)作家の描くセックスシーンは、
ほとんど妄想で描くので、筆がすべり、
イヤな感じに露骨で汚らしく、
その割にリアリティーが全くない。
オッサンからみると、逆に生理的に気持ち悪いんだよな。
窪美澄とかにも同じようなものを感じたな。
逆に男性経験豊富な女性作家、
たとえば、瀬戸内寂聴とか、山田詠美とか、
森瑤子とか、内田春菊とかあたりの
セックス描写って、
絶妙な抑制が効いていて上手いんだよな-。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.313
(3pt)

実写映画のビジュアルは見ず、文学作品として受け入れれば◎

「私の男」と聞くと、寒さの厳しい雪国とあの部屋の情景がぱっと思い出されます。情景を見てもいないのに脳裏に焼き付いてしまいました。凄まじい力を持つ書き手、作品だと思います。
話が現代から過去に遡っていく中で謎がどんどん紐解かれていく構成も面白かったです。

ただどうしても、作品の核である淳悟の思考が理解できませんでした。
また、自分の中にふわっとあった文学さを含んだイメージが、実写映画のビジュアルを見たことをきっかけにすっかり身近なイメージへと差し替えられてしまい、淳悟と花の情事や関係への気持ち悪さが強まりました。

そのため、桜庭一樹さんのファンではありますが本作は何度も読みたいとは思えません。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.312
(3pt)

実写映画のビジュアルは見ず、文学作品として受け入れれば◎

「私の男」と聞くと、寒さの厳しい雪国とあの部屋の情景がぱっと思い出されます。情景を見てもいないのに脳裏に焼き付いてしまいました。凄まじい力を持つ書き手、作品だと思います。
話が現代から過去に遡っていく中で謎がどんどん紐解かれていく構成も面白かったです。

ただどうしても、作品の核である淳悟の思考が理解できませんでした。
また、自分の中にふわっとあった文学さを含んだイメージが、実写映画のビジュアルを見たことをきっかけにすっかり身近なイメージへと差し替えられてしまい、淳悟と花の情事や関係への気持ち悪さが強まりました。

そのため、桜庭一樹さんのファンではありますが本作は何度も読みたいとは思えません。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.311
(5pt)

魅力的な人物……淳悟。

北海道紋別が舞台の養父との禁断の愛。おたがいひみつはけっしてくちにしない。読んでいて私も淳悟に愛されたいっておもいました。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.310
(5pt)

魅力的な人物……淳悟。

北海道紋別が舞台の養父との禁断の愛。おたがいひみつはけっしてくちにしない。読んでいて私も淳悟に愛されたいっておもいました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.309
(1pt)

読後感は最悪

北海道の冬の暗い海とさびれた街が背景になっている。要は近親相姦の物語。自分の娘が9歳のときに引き取り、自らの心の闇(何故そのような闇を持ったのか読み取れない)を埋め尽くそうと異常な愛欲で「オレの女」にしてしまう。娘はその男を父親とも知らず「私の男」と慕い、二人だけの生活世界から抜け出せない物語。希望も何もない。愛欲シーンはへどが出るように醜い。やたらにタバコを吸うので読んでいても本の中からたばこの匂いが染み出てくるようだ。時間をさかのぼって物語は進むが、別にそうする理由はない。後ろの章から前へ向かって読んでいってもいいと思う。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.308
(1pt)

読後感は最悪

北海道の冬の暗い海とさびれた街が背景になっている。要は近親相姦の物語。自分の娘が9歳のときに引き取り、自らの心の闇(何故そのような闇を持ったのか読み取れない)を埋め尽くそうと異常な愛欲で「オレの女」にしてしまう。娘はその男を父親とも知らず「私の男」と慕い、二人だけの生活世界から抜け出せない物語。希望も何もない。愛欲シーンはへどが出るように醜い。やたらにタバコを吸うので読んでいても本の中からたばこの匂いが染み出てくるようだ。時間をさかのぼって物語は進むが、別にそうする理由はない。後ろの章から前へ向かって読んでいってもいいと思う。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302