私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全367件 21〜40 2/19ページ
No.347
(4pt)

タブーを扱っているものの、それほど嫌な感じはしない

父娘のタブーを扱った作品。

衝撃的なテーマだが、それほど嫌な感じがしないのは、主役の二人(特に父親)に湿度が希薄だからだろうか。

物語は、現在から、過去に遡って親娘それぞれの罪が明らかになるという趣向である。花嫁となる娘の今、父親による殺人、彼女による殺人、そして極寒のオホーツクでの二人の暮らし…。まるでアルバムを捲るように、出来事がよみがえる。

語り手が変わるので、映画では分からない登場人物たちの心模様が明らかになる。徐々に真相が紐解かれていく楽しみは、時系列を遡る小説版の方が大きいだろう。名作である。

【直木賞】
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.346
(4pt)

タブーを扱っているものの、それほど嫌な感じはしない

父娘のタブーを扱った作品。

衝撃的なテーマだが、それほど嫌な感じがしないのは、主役の二人(特に父親)に湿度が希薄だからだろうか。

物語は、現在から、過去に遡って親娘それぞれの罪が明らかになるという趣向である。花嫁となる娘の今、父親による殺人、彼女による殺人、そして極寒のオホーツクでの二人の暮らし…。まるでアルバムを捲るように、出来事がよみがえる。

語り手が変わるので、映画では分からない登場人物たちの心模様が明らかになる。徐々に真相が紐解かれていく楽しみは、時系列を遡る小説版の方が大きいだろう。名作である。

【直木賞】
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.345
(5pt)

内容に反して読みやすい

分かりやすい内容だけど、非常にセンシティブ。
時系列が逆なので、この何とも言えない終わりを知りつつ、2人のそれまでの人生を見て行く流れがとても重い…。
でも二度読みしたくなる感じ。

浅野忠信と二階堂ふみで映画化されていて、2人とも気合いで演じている。
原作を読んだ人にだけ伝わるシーンがたくさんあるので、観ると面白いかも。
ちなみに映画は、花の子供の頃からスタート。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.344
(5pt)

内容に反して読みやすい

分かりやすい内容だけど、非常にセンシティブ。
時系列が逆なので、この何とも言えない終わりを知りつつ、2人のそれまでの人生を見て行く流れがとても重い…。
でも二度読みしたくなる感じ。

浅野忠信と二階堂ふみで映画化されていて、2人とも気合いで演じている。
原作を読んだ人にだけ伝わるシーンがたくさんあるので、観ると面白いかも。
ちなみに映画は、花の子供の頃からスタート。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.343
(5pt)

全編通して雨と灰色

読書好きには共感する人もいると思うんですが、私は本を読むと情景が映像で浮かぶ性質です。
で、タイトルにも書いている通りこの作品読んでる間の映像、常に雨と灰色なんですよ。
何度場面が変わっても同じ背景。作者のとんでもない情念を感じました。
内容が内容なので人を選びますが、一度は読んで損しない作品です。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.342
(5pt)

全編通して雨と灰色

読書好きには共感する人もいると思うんですが、私は本を読むと情景が映像で浮かぶ性質です。
で、タイトルにも書いている通りこの作品読んでる間の映像、常に雨と灰色なんですよ。
何度場面が変わっても同じ背景。作者のとんでもない情念を感じました。
内容が内容なので人を選びますが、一度は読んで損しない作品です。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.341
(2pt)

結局なんだったのか

現在から過去に向かっていくと言う話の作りは物珍しかったけど、結局何も解決しない。書かれている以外の過去と未来は読者のご想像にお任せします的な話なのかもしれないけど、それにしたって想像の余地が全くない。情景描写だけは詳細で美しくはあったけど、映像化を見越して書いてるのでは?と、思ってしまう。実際映画化もされているし。
腐野が母親に執着する理由も、花の出生も全くわからず終わる。ラストが気になって一気に読んだけど、自分には合わない話だった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.340
(2pt)

結局なんだったのか

現在から過去に向かっていくと言う話の作りは物珍しかったけど、結局何も解決しない。書かれている以外の過去と未来は読者のご想像にお任せします的な話なのかもしれないけど、それにしたって想像の余地が全くない。情景描写だけは詳細で美しくはあったけど、映像化を見越して書いてるのでは?と、思ってしまう。実際映画化もされているし。
腐野が母親に執着する理由も、花の出生も全くわからず終わる。ラストが気になって一気に読んだけど、自分には合わない話だった。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.339
(3pt)

ほどほど感・基本気持ち悪いと思います

…恋愛期間中に「お前は俺のものだ」とか言われると舞い上がる時期ってあるよな…
知恵がついてくると気付いてしまうものだけど
異質な存在が家族からはじき出されて生き残るのがいかにもありそうな状況で
みなしご争奪戦をされるほど欲しがられてた子がなぜ弾き出される家庭内で育てられてんだろう
土地の実力者に一度は孫の嫁にと思われた子なのに、突出した「良い子」の描写もないからピンとくる部分がなくてその辺のニュアンスが分からなかった。「不憫」寄りで「嫁は下からとれ」みたいな感じなのかな?「天使」程にかわいいならラスト3Pのトコじゃなくてもっと前に出しといてくれれば分かり易いのに
これ程外で大っぴらにいちゃついてたら、ピンポイントに小町と大塩だけが気付くというのもヘン。あっという間に「公共の秘密」にならないか?
ミステリじゃないから整合性にうんぬん言うのもなんだけど、辻褄合わない部分がちょろちょろ気になって気持ち悪さから気が逸れがちだった
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.338
(3pt)

ほどほど感・基本気持ち悪いと思います

…恋愛期間中に「お前は俺のものだ」とか言われると舞い上がる時期ってあるよな…
知恵がついてくると気付いてしまうものだけど
異質な存在が家族からはじき出されて生き残るのがいかにもありそうな状況で
みなしご争奪戦をされるほど欲しがられてた子がなぜ弾き出される家庭内で育てられてんだろう
土地の実力者に一度は孫の嫁にと思われた子なのに、突出した「良い子」の描写もないからピンとくる部分がなくてその辺のニュアンスが分からなかった。「不憫」寄りで「嫁は下からとれ」みたいな感じなのかな?「天使」程にかわいいならラスト3Pのトコじゃなくてもっと前に出しといてくれれば分かり易いのに
これ程外で大っぴらにいちゃついてたら、ピンポイントに小町と大塩だけが気付くというのもヘン。あっという間に「公共の秘密」にならないか?
ミステリじゃないから整合性にうんぬん言うのもなんだけど、辻褄合わない部分がちょろちょろ気になって気持ち悪さから気が逸れがちだった
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.337
(3pt)

極寒の地の描写が美しい。

オホーツク海に面した流氷の到来する町の描写が美しくてつい繰り返し読んでいます。ただ物語自体はずっと暗いし、嫌いな人も少なくないと思います。
以下ネタバレ含みます。

恋愛と言って良いのか?な男女の愛のお話ですが、この2人の関係上、どう頑張ってももう明るい世界で一緒に生きることは無理でしょう。真面目に考えてしまうと、性的虐待とそれに洗脳された娘だよな、と思いました。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.336
(3pt)

極寒の地の描写が美しい。

オホーツク海に面した流氷の到来する町の描写が美しくてつい繰り返し読んでいます。ただ物語自体はずっと暗いし、嫌いな人も少なくないと思います。
以下ネタバレ含みます。

恋愛と言って良いのか?な男女の愛のお話ですが、この2人の関係上、どう頑張ってももう明るい世界で一緒に生きることは無理でしょう。真面目に考えてしまうと、性的虐待とそれに洗脳された娘だよな、と思いました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.335
(1pt)

肩透かしを食らった

GOSICKが面白かったので読んでみましたが、正直後悔しています。
他の方々が散々指摘している不快な描写もさることながら、辻褄の合わない部分が多く見受けられたり、ヒロインの『父親』の元カノの行動や玩具会社の御曹司がなぜヒロインを結婚相手に選んだのかとか色々と説明不足な点もあったり、挙げ句の果てにはヒロインが自分の結婚を機に他人の命を犠牲にしてまで執着していた『父親』をあっさり捨ててしまう結末にモヤモヤした読了感しか残りませんでした。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.334
(1pt)

肩透かしを食らった

GOSICKが面白かったので読んでみましたが、正直後悔しています。
他の方々が散々指摘している不快な描写もさることながら、辻褄の合わない部分が多く見受けられたり、ヒロインの『父親』の元カノの行動や玩具会社の御曹司がなぜヒロインを結婚相手に選んだのかとか色々と説明不足な点もあったり、挙げ句の果てにはヒロインが自分の結婚を機に他人の命を犠牲にしてまで執着していた『父親』をあっさり捨ててしまう結末にモヤモヤした読了感しか残りませんでした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.333
(5pt)

救えない

私は好き
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.332
(5pt)

救えない

私は好き
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.331
(5pt)

傑作

ずっと北海道の凍てつく冬をさ迷っていたせいで、腐野花という少女の心情に打ちのめされていたせいで、読後から自分を包みこむような現実の空気感と作中のそれとのあまりの落差に混乱しながら、今レビューを書いています。

レビュー欄には「気持ち悪い」から低評価をしている方が少なくありませんでしたが、私はこの作品の「気持ち悪さ」こそに魅了されたと言っても過言ではありません。

そもそもこの作品は、性描写に限らず、終始ほとんどの場面が「気持ち悪い」と言っても良いかと思われます。人間の本当の欲望なんてみっともなくて目も当てられない。近親相姦というショッキングなテーマが非現実的で信じられないようですが、みんな自分が幸せであれば他はどうだって良いと思ったことはないのでしょうか。

弱冠9歳にして家族の中でも自分は除け者だと本当のところは寂しく思っていた花ちゃんに、普段は冷たいような印象のあった父から貰った「生きろ」の深遠な意味が分かるわけがないじゃないですか。彼女はそれを「憎い」と思ったのは、直後に出会った老婆の思想にも影響されたかと思いますが、やっぱり自分は除け者にされたと思ったからなんだと、私はかなり納得させられました。「生きろ」と叫んだ義理の父には、他人の幸せを願うことは紛うことなき尊い愛だ、ということが人生経験の中でちゃんと理解出来ていたんだと思いますが、果たしてその深遠な愛がその当時の花ちゃんに分かるでしょうか。分かるわけがないだろうと、私は作者にそう強く思わされた気がしてならないのです。

血の繋がりというのは分かりやすくていいですね。面倒くさい人間の感情なんていちいち考えなくてもいいんです。ただ血が繋がっている事実だけが、淳吾の空洞のように満たされないさみしい心を埋めてくれるような気がしたんだと思います。最初は花のことを血の人形のように思っていたようだけれど、その血に実母の影を感じて自分勝手に縋ってしまったみたいだけれど、津波から月日を重ねるにつれ、また新しい殺人を犯してしまったり、悪い夢からどんどん冷めていっているような、気がしました。結婚の日の淳吾と花の心情はどちらも現実が信じられないという心持ちみたいですが、あの日の義理の父が言った「生きろ」に込められた健全な愛の意味を、少しでも理解してきてるんじゃないかなと、というか理解して欲しいと願ってやみません。

勿論その行為は「気持ち悪い」に決まってますけど、それを言うなら殺された2人のおじさんも気持ち悪くてたまらなかったですし、だから終始この作品はそういうものだと思っていました。

本当に不器用すぎる愛だと思います。本当のお母さんとお父さんにやさしく愛されていたならば、2人もお互いをやさしく愛してやれたと思うのに、それが欠損してしまっていたんだと考えて、最終的にひどく切ないような美しいようなで、私の心を締め付けてやまないこの作品はどう考えても傑作と言う他ありません。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.330
(5pt)

傑作

ずっと北海道の凍てつく冬をさ迷っていたせいで、腐野花という少女の心情に打ちのめされていたせいで、読後から自分を包みこむような現実の空気感と作中のそれとのあまりの落差に混乱しながら、今レビューを書いています。

レビュー欄には「気持ち悪い」から低評価をしている方が少なくありませんでしたが、私はこの作品の「気持ち悪さ」こそに魅了されたと言っても過言ではありません。

そもそもこの作品は、性描写に限らず、終始ほとんどの場面が「気持ち悪い」と言っても良いかと思われます。人間の本当の欲望なんてみっともなくて目も当てられない。近親相姦というショッキングなテーマが非現実的で信じられないようですが、みんな自分が幸せであれば他はどうだって良いと思ったことはないのでしょうか。

弱冠9歳にして家族の中でも自分は除け者だと本当のところは寂しく思っていた花ちゃんに、普段は冷たいような印象のあった父から貰った「生きろ」の深遠な意味が分かるわけがないじゃないですか。彼女はそれを「憎い」と思ったのは、直後に出会った老婆の思想にも影響されたかと思いますが、やっぱり自分は除け者にされたと思ったからなんだと、私はかなり納得させられました。「生きろ」と叫んだ義理の父には、他人の幸せを願うことは紛うことなき尊い愛だ、ということが人生経験の中でちゃんと理解出来ていたんだと思いますが、果たしてその深遠な愛がその当時の花ちゃんに分かるでしょうか。分かるわけがないだろうと、私は作者にそう強く思わされた気がしてならないのです。

血の繋がりというのは分かりやすくていいですね。面倒くさい人間の感情なんていちいち考えなくてもいいんです。ただ血が繋がっている事実だけが、淳吾の空洞のように満たされないさみしい心を埋めてくれるような気がしたんだと思います。最初は花のことを血の人形のように思っていたようだけれど、その血に実母の影を感じて自分勝手に縋ってしまったみたいだけれど、津波から月日を重ねるにつれ、また新しい殺人を犯してしまったり、悪い夢からどんどん冷めていっているような、気がしました。結婚の日の淳吾と花の心情はどちらも現実が信じられないという心持ちみたいですが、あの日の義理の父が言った「生きろ」に込められた健全な愛の意味を、少しでも理解してきてるんじゃないかなと、というか理解して欲しいと願ってやみません。

勿論その行為は「気持ち悪い」に決まってますけど、それを言うなら殺された2人のおじさんも気持ち悪くてたまらなかったですし、だから終始この作品はそういうものだと思っていました。

本当に不器用すぎる愛だと思います。本当のお母さんとお父さんにやさしく愛されていたならば、2人もお互いをやさしく愛してやれたと思うのに、それが欠損してしまっていたんだと考えて、最終的にひどく切ないような美しいようなで、私の心を締め付けてやまないこの作品はどう考えても傑作と言う他ありません。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.329
(3pt)

構成はよいが、後頭部が熱くなる

現在から過去にかけて、主人公二人の過程を逆に描写していく構成。現在の状態に及ぶ流れと共に、その中にある伏線が解消されつつ、あいまいだったものが徐々に明らかになっていく部分でどんどん引き込まれた。が、描かれている関係性や気持ちが、自分の中で理解に苦しむ部分が大きく、頭がショートして熱くなるような感覚を覚えた
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.328
(3pt)

構成はよいが、後頭部が熱くなる

現在から過去にかけて、主人公二人の過程を逆に描写していく構成。現在の状態に及ぶ流れと共に、その中にある伏線が解消されつつ、あいまいだったものが徐々に明らかになっていく部分でどんどん引き込まれた。が、描かれている関係性や気持ちが、自分の中で理解に苦しむ部分が大きく、頭がショートして熱くなるような感覚を覚えた
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302