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人格転移の殺人
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人格転移の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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元来、僕はsf系のジャンルが嫌いです。ミステリーではないく純なSFなら、映像で見たほうがよっぽどいいかなって。ハリウッドのCG技術なら、言う事ないし。なんなのでこの西澤も、ちょっとずっと避けてたんですが、このたび、知人に進められて読んだら、これが本格ミステリーなので、かなりいです。宇宙人だかがおきっぱなしにしていた人格転移マシーンに、運悪く6人の連中がひかっかった。みんな外人だが(うち1人はジャップ)、転移が辻辻に起こる中での殺人。いったい招待は誰なのか!?ちょっと私設からでたあとの描写が、いかんにもダルクなってるのは惜しまれるよね。とっとと終わらせる事に銘髄を感じrつけどね。あたりまえみたにえろい描写がなされてるし、いいよこれ!! | ||||
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「七回死んだ男」はあの結末である必然性を感じなかった(ヒロインが主人公を覚えているというハッピーエンドは確かにあれで良いとは思いますが、ちょっと飛びすぎ?にも感じた)。好きで好きでたまらない方にはすみません。 「七回」は、私は氏の作品では「人格」「死者」に次ぎ、3位です。 「人格」。犯人(の人格)と動機。この2つこそがミステリの最大の魅力だと私は思います。個人的に島田荘司氏「占星術殺人事件」と並ぶ、MYミステリ1位です。 | ||||
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私が一番最初に読んだ西澤保彦の作品です。どこまでもSFなのに、読み進めるとどこから見てもミステリなのは流石だと思います。例え設定は何でもありでも、トリックはその条件の中で説明がつくこともフェアでありそこが魅力的でもあるといえます。かといって、けして偏った内容でもなく登場人物もみんな癖がありかなり面白い。 | ||||
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思考実験のような奇想ミステリ。式貴士のような発想で、論理性に富んだミステリを書くとこんな感じか。人の人格を入替えてしまう不思議な空間があって、そこに偶然入ってしまった6人の男女の間で人格が入替わる。この効果は持続し、予測不可能なタイミングで次の人格転移が生ずる。そして、この6人の間で連続殺人が起きる、という人をくった設定。無茶は無茶だが、誰の人格が真犯人なのか、動機は何なのか、という謎解きは大真面目で、どんでん返し・意外な犯人もちゃんと用意されている。本書は日本人の劣等感をうまく作中に取り込んでいるが、なに卑下することはない。こういう妙ちきりんな、でも楽しいミステリは読めるのは、日本語を解する我々だけの特権だと考えると、少しばかり気分がよいではないか。 | ||||
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以前から本の裏にあるあらすじを読み、気にはなっていたのですが、設定の特異さの為、イマイチ手が伸びませんでした。たまたま風邪で寝ていた時に読み始め、熱を忘れて一気に読みました。個人的には最初の方でなんとなく引っかかってた記述が、後から思い返せば大きなヒントだったのがちょっとくやしい。この人の他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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著者の作品にあっては『七回死んだ男』等に連なる所謂SFミステリ。正体不明な施設の影響で、6人の人格が入れ替わり続けるという状況下での連続殺人、犯人は誰なのかではなく、犯人の人格は誰なのかという『フーダニット』に作者のスピリットを感じる。そして何よりラストシーンが良い。ミステリとしては食い足りないという向きもあるかもしれないが、とにかく西澤作品の中では一番『好きな』作品である。 | ||||
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