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人格転移の殺人
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人格転移の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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発想がとても面白くて一日で読み終えてしまいました。気になった点が数点あり、一つ目は主人公その他登場人物達の妙に気取った口調。正直不自然だし、読んでいてうんざりしました。西澤氏はアメリカの大学に留学経験があるので、かなり事実に即した部分もあるのだろうけど、やはり日本人が外人になりきって会話を作るのは少し無理があるのだと感じざるを得ませんでした。何とか日本人の設定でこの物語を書けなかったのかな。 | ||||
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設定も面白く、はじめはドキドキして読んでいきましたが、、、、。 説明できないところは宇宙人や国家機密。 壮大にして、巻き込まれたのはたまたま居合わせた、本当に関連性のない一般の人たち。 すぐ、どんどん死んでいくし、殺人者の動機もチープ。 最後は、ちゃんちゃん、で終わって。 あぁ。 このオチひどいな、って感じでした。 途中は面白かっただけに、尻すぼみでよくある無理やりオチの感じがしました。 | ||||
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SFとミステリーのコラボ、というかもはやミステリーの皮をかぶったSFと言った方が正しいような気がします。 「もう別に誰が誰殺したとかどうでもいいや」と思わず思ってしまう。 それがつまらないからではなく面白いからこそ思えるという良い作品でした。 頭がこんがらがりながらも、それを楽しめるいい作品でした。 | ||||
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一人づつ殺していったほうがよかったんじゃ? 犯人の制約があったとはいえ、プラス一日ぐらい人格転移を楽しんだほうが・・・ というか人格転移が起こった時、小説の4分の1の時点で犯人の動機がわかる。 | ||||
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人格転移?いつもの荒唐無稽の題名どおり、荒唐無稽だが飽きさせない一作。 | ||||
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軽く騙された。ロジカルで楽しかったが、「神のロジック、人間のマジック」にあった暗い人間観が欠如しているので正直言って面白くはなかった。 | ||||
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西沢保彦の小説はこれまで読んだことが無かったが、その荒唐無稽ぶりは本格推理小説の中でも際立っている。最初から「宇宙人が作った(らしい)人格転移の装置があります」というところからスタートするので、その後の殺人の謎が比較的どうでもよくなるところが珍しい。SF小説では与えられた設定を元に発想が発散していくのに対し、推理小説は逆に謎解きという一点に収斂していくのが両者の大きな違いだ。本作品まるでSF小説のようなスタイルでスタートしているものの、軸足は推理小説側で殺人事件の解決が作品のオチになっており、珍しいとは思うが若干中途半端な印象を拭えない。 著者もあとがきに書いてあるが、人格が頻繁に入れ替わり制御出来ないというシチュエーションは喜劇向きだ。主人公が殺人犯に襲われるシーンですらコントのようにも受け取れ、著者の意図がどこにあるのか少し不安(まさか推理小説界の田中啓文なのか・・?)を感じた。恐れていたほどの強烈なギャグは結局なかったが、「人が殺される」という事象がどことなく記号的で胸に迫る部分がなく、個人的には殺人犯の動機も「えっ、そんなことで?」というものだったので推理小説的パズルを解けるかどうかの知的遊戯の部分だけが最後に残った感じだ。本格のファンはそれでいいのかもしれないが人の生死の部分をどうでもよいとしてしまうと物語に持たせる必然性の部分が俄然難しくなってしまう。アイデア競争の激しい推理小説界で特殊なギミックを発明したことに意義はあるだろうが、もう少し人間の部分に説得力を持たせて欲しかったのが偽らざる気持ちだ。 | ||||
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ミステリにSF設定を取り入れた、典型的な初期西澤ミステリである。自分の意識が他人の中に入ってしまう。そして、自分の中には、誰か分からない他人の意識が入っている。その意識の交換が不定期に起きる。普通に考えたら、ミステリにはならないだろう。それをミステリに帰結させる著者の力業は、みごとなものだ。ただ、確かに不自然だったり強引だったりというところがあるのは確かであるが。 さて、本作がミステリである以上、ミステリとしての出来はどうか、となると?正直今ひとつという感じがする。確かに伏線は張ってあり、ロジックで解決はする。しかし、意識の入れ替わりが少し分かりにくい、という点は、かなりのマイナスであろう。しかもエッチな展開はなかったし。そう、そういう意味では、健全なミステリであり、オリジナリティの高い作品ではある。 | ||||
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推理にややこじつけとも思われるような箇所があり、無理があると感じた。また、トリックも想像できた。 そもそも、人格が肉体から分離して他の肉体に入り込むという設定が、読んでいて結構ややこしい。 こちらの作品よりは、『七回死んだ男』の方が、トリックの鮮やかさ等で上回ると思う。 | ||||
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どんでん返しはありますが、少し弱い気がします。 え、そこ?って感じでした。 人格が移転するという設定はかなりの可能性を秘めているので、もうすこしフーダニット(この設定では色々な意味を持ち得ますがあえて)をひねって欲しかった。 西澤氏だからこそもう少し出来たのではないかという意味でこの評価です。 簡単なメモを取りながら読み進めると吉。 | ||||
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こういった舞台設定は、新鮮でいいかもしれません。宇宙人が残した人格が入れ替わる機械で、そこにたまたまいいた連中の人格が入れ替わって、隔離されてた施設内での殺人。人格はいったいだれなの? たしかにロジカルに解き明かされてます。そういわれると、なるほどなぁとは思うのだが、一般の本格に慣れてると、やはりSFゆえに超越してる部分が目に付いて、なんか素直にうなずけない気分でもある。 あと、終盤あたりのエピソードは、かなり蛇足と感じてしまった。原稿料目当てのページ稼ぎかも!?(笑 | ||||
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