■スポンサードリンク
青酸クリームソーダ 〈鏡家サーガ〉入門編
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
青酸クリームソーダ 〈鏡家サーガ〉入門編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鏡家サーガ六作目。 鏡家サーガファンとしては、今後とも書いて欲しいところなのですが、需給バランスで言えば、私のようなモノは少数派なのでしょうね、残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駄作ではない。クリスマス・テロルのように小説として重大な欠陥がある訳でもない(個人的な意見としてはそこまで問題だとは思ってはいないが)。また、物語としてのテーマが迷走してしまっている訳でもない。けれど、鏡家サーガの最新作として評価するなら正直、微妙。はっきり言って、展開構成キャラクターなど、全てに於いての要素が微妙過ぎるのだ。まずは何と言っても、冒頭から終盤までの公彦とめじかとのやり取り。いやまぁ、何となくユヤタンの言いたい事は分かるのだけど、それにしてもこの展開は……という感じ。めじかの切実さが、無理のあり過ぎる展開の所為で今一つ伝わって来ない。公彦の反応も、(鏡家の一員だからという要素もあるかも知れないけれど)何処かしっくりと来ない。納得が行かない。それまでの作品の展開は、ぶっ飛んではいるものの、ある次元ですっと合点が行くような説得力があったのだが……今回の作品には少し、そういった底力みたいなものが欠けてしまっているような気がする。……まぁ、読者の理解力欠如だと言われてしまえばそれまでの話なのですが(笑)。テーマは一応しっかりしてます。潤一郎の推理と、その後のめじかの告白の、読者の目には一見ふざけているようにも映るその展開の意味は、「慾望」的な主張が込められているからだと思いますし、最早定番化している最後の最後のアレは、ユヤタンが作家やってる意味そのもののテーマの表れであるでしょうしね。何だかんだ書きましたが、つまらなくはないですよ。小説としては良作です。鏡家サーガとしては惜しいという気持ちもありますが。それも、入門編だからという事なのでしょうか。☆4つはちょっと甘めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駄作ではない。クリスマス・テロルのように小説として重大な欠陥がある訳でもない(個人的な意見としてはそこまで問題だとは思ってはいないが)。また、物語としてのテーマが迷走してしまっている訳でもない。 けれど、鏡家サーガの最新作として評価するなら正直、微妙。 はっきり言って、展開構成キャラクターなど、全てに於いての要素が微妙過ぎるのだ。 まずは何と言っても、冒頭から終盤までの公彦とめじかとのやり取り。いやまぁ、何となくユヤタンの言いたい事は分かるのだけど、それにしてもこの展開は……という感じ。めじかの切実さが、無理のあり過ぎる展開の所為で今一つ伝わって来ない。公彦の反応も、(鏡家の一員だからという要素もあるかも知れないけれど)何処かしっくりと来ない。納得が行かない。それまでの作品の展開は、ぶっ飛んではいるものの、ある次元ですっと合点が行くような説得力があったのだが……今回の作品には少し、そういった底力みたいなものが欠けてしまっているような気がする。 ……まぁ、読者の理解力欠如だと言われてしまえばそれまでの話なのですが(笑)。 テーマは一応しっかりしてます。潤一郎の推理と、その後のめじかの告白の、読者の目には一見ふざけているようにも映るその展開の意味は、「慾望」的な主張が込められているからだと思いますし、最早定番化している最後の最後のアレは、ユヤタンが作家やってる意味そのもののテーマの表れであるでしょうしね。 何だかんだ書きましたが、つまらなくはないですよ。小説としては良作です。鏡家サーガとしては惜しいという気持ちもありますが。 それも、入門編だからという事なのでしょうか。 ☆4つはちょっと甘めです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!