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鏡姉妹の飛ぶ教室 〈鏡家サーガ〉例外編



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【この小説が収録されている参考書籍】
鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)

鏡姉妹の飛ぶ教室 〈鏡家サーガ〉例外編の評価: 3.81/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(5pt)

鏡家サーガ番外編として。

鏡家サーガ番外編として、
各登場人物の良さが表現されている
素晴らしい作品です。
鏡家サーガ、、買いて欲しいなぁ。。
鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)より
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No.15:
(5pt)

明るい佐藤さん。

佐藤作品の中では明るい部類に入るお話だと思います。でも後ろ向きです。電波じみた文体も健在です。あの姉弟も出ます。ユナも出ます。でもたくさん人死にます。ウゲェ。主要キャラはそんな死にません。萌キャラ多いです。やった。嫌な事があった時に読むのがオススメです。
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No.14:
(5pt)

待っているのは死か?はたまた死か?

佐藤はいつでもスッキリ終わらない。
読後の後味が何とも不快。
しかし、それでいて深い。
そっと沼の中を覗き込むような、屋上から飛び降りるような。
とにかくどっちに転んでも破綻してる。
今回は我等が愛する鏡家の三女、鏡佐奈の冒険。
突如巻き込まれた大地震という試練。
閉じ込められた学校。出口の無い戦い。
その中で彼女は他と出会い、経験を重ね、生きようとする。
そう。
彼女は必死に生きていた。そして、生きている。
彼女が飛べたかどうか。
それはもう、僕たち読者次第かも知れない。
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No.13:
(4pt)

おー・・・うん。

 久しぶりって感じです 佐藤友哉 。良いと思いますよ俺は。一番しっかりかかれているという感じです(好みの問題ですが…)。始めも中盤もとてもよいです。
 ただ・・・最後の終わり方がなぁ・・・。こういうのもあるとわかってますが、少し残念です。どう思うかは読者任せなとこが・・・ね(これが小説ですけど・・・w)。
 でも、それ以外は読みやすいと思いますよ。前作たちに比べたらむちゃくちゃ根本的からひっくり返す事もなく、テンポよく読めます。ただ、小説に完璧を求める人にはあまりお勧めすることはできませんね。
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No.12:
(3pt)

キャラの造詣やら会話が西尾っぽい

ラストがよくわかんねぇ!!
他のレビュアーさんのレビューを見てみると、とりあえず前の三作を読まないと理解できないらしいのですが・・・おかしいなぁ、僕前の三作ちゃんと読んだよ?(笑)
まぁ僕はどんなにしっかり読んでも読後になるとするすると記憶から抜けていくので仕方ないかな、と。
内容はとある学校で馬鹿でかい地震が起こり、個性的な登場人物がてんやわんやするお話です。
生徒が何人もそこら辺をごろごろと死体として転がっているわけですが、まるで物として扱っているような書き方をされてます。
そして、そんな常軌を逸した状況の中で行われるキャラとキャラとの信念のぶつけ合い。これが面白いと思う人もいれば、そうでない人もいる。
ちなみに僕は後者でした。
なんかねー、いつものユヤタンみたく暗くてズッシリとした重厚な話ではなくて、どこか薄っぺらいんですよね。キャラも会話も何もかもが。
確かに読みやすくはなっているんだけど、それだけって感じです。
しかも登場人物やら描写の仕方がどことなく西尾維新っぽい。これ、明らかに意識してやってるんじゃないでしょうか。
西尾維新っぽいと感じてしまったら、キャラとか話そのものがアニメみたいに思えてしまって、リアリティがなかったです。てんやわんやしている世界を傍目から見ているような感じ。この作品に限っては個人的に物語に感情移入できなかったです。
全然ミステリじゃないですしね。一応好きなキャラを挙げるとするならば、佐奈ぽんですかね。可愛かったです。ちょっとぶっ壊れ気味ではあるけれど。
だけど、やっぱり僕はフリッカー式〜水没ピアノまでの流れが好きでしたね。あ、クリスマステロルも好きですよ。もちろん。
とにかくこれは今までのユヤタン作品とは別物だと考えるのが吉です。じゃないとノリに付いていけません。
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No.11:
(4pt)

まぁ、

 鏡家サーガの中では今のところ一番面白かった。とりあえず、前三作をすべて読んでから読もう。そうじゃないとオチがわからない。 キャラクタ配置に微妙に問題があったり、名前忘れたけど、ナイフの女のキャラが初登場時と最後の方で性格がすっかり豹変していたり、トロを何度も逃がしてそれは無駄な水増しなんじゃないのぉって思ったりするし、村木の思想が何回も何回も同じことの繰り返しでうざいうざいとか思ったりするんだけど、まぁ、最後の方はきっちり成長がうかがえる。最後の方の場面、それからオチも悪くなかったなぁ。
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No.10:
(4pt)

ステップアップの第一歩

前作、クリスマス・テロルからの彼の葛藤が詰め込まれている作品。本気で本気でメチャクチャ本気でこの作品を書いた痕が窺われる。そして、これは第一歩である。佐藤友哉が飛ぶための第一歩の作品である。確実に、その一歩は踏み出されている。これを二歩目へ大きくつなげられるかどうかは彼次第だ。努力して欲しい。これからもっと努力して欲しい。これまでの努力を徒労に終らせないためにも。
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No.9:
(2pt)

ファウストファンや佐藤ファンのための例外編

ファウストファンのこだわり、佐藤氏の世界観に共感出来る人そういう一部の人向けに書いたといってもいいと思う『クリスマステロル』の幕引きから3年ぶりに刊行されたにしてはあの戯言から成長を感じない作品で化けてもいない。祁答院浩之と唯香も登場するので、固定ファンには充分堪能できると思います。
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No.8:
(4pt)

変化

過去の鏡家サーガに比べ、非常に読みやすくなっており、エンターテーメント性の強い作品に仕上がっている。しかし、佐藤友哉の本来の持ち味は失っておらず、過去の作品を読んでいなくても十分に楽しめる作品。待ったかいが、有ったというものだ!これは読むべし!!
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No.7:
(4pt)

久々

ノベルスとして読むのは本当久しぶり。佐藤友哉節健在といったところでしょうか。久しぶりに読んだので前作以降忘れちゃったんですが、そう感じましたね。でも、お兄ちゃーんって感じの萌えどころはなかった気が・・。まぁ、久々ということもあり星4つつけさせていただきました。
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No.6:
(1pt)

がっかりですよっ そんなオチはもう要らないですよっ

途中まではジェットコースター並に読んでしまいますよ、だって読みやすいですからね。最近のはミステリィと称しながらただの言葉の垂れ流しだったり西尾式になりつつあったり(ファウスト作家はみんなこんな感じで)舞城王太郎もあの改行なしの印刷は読みにくいですよ、って文句言いたかったりなんだりでも、結局は読んでしまうんですよねこういうの。まあ最初から佐奈が主役だった時点で嫌な予感はしたんですけどさ。 これで森博嗣と同じメフィスト賞受賞者っていうんだから嫌になっちゃう。何のオチもミステリィもありませんよ、それでも暇つぶしに読んだくらいですよ全く・・・。
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No.5:
(3pt)

変に引用多い。

女心がわかってねぇ~。20代前半の男性の匂いぷんぷんと言う感じ。キャラキャラした登場人物の中で、兵藤君だけが妙にリアルな等身大の10代の男子で、作中で浮いてて可笑しかった。強者弱者の対立は分りやすかった。
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No.4:
(4pt)

未だに伸び盛りだが

不条理で現実的な悪夢、理想と希望とを時折垣間見せる虚構性。登場人物の主張という主張。破壊に次ぐ破壊。絶望の井戸から這い出してくる絶望。地獄に垂らされた一筋の糸。奈落からの脱出。精神の癒着。そして結末の不可解性。未だにモラトリアムとを彷徨い続けている二十四歳の佐藤友哉。今作は鏡家サーガの中でも勢いだけは一番勝っていた作品ではないでしょうか。新たなキャラクターの開拓はまずまず成功している気がします。不自然で気持ち悪くないですし、良い意味で西尾維新の影響を受けたなと感じます。科白主体のボケとツッコミの連鎖反応で進むストーリー辺りにも十分見応えがあります。液状化の辺りで地震の事も勉強しているのだなとふむふむと妙に納得してしまいましたし。しかしです。結末がサリンジャーだけでは芸がないです。ジョイスやカフカやオースターの真似ばかりしていては駄目です。作風は今のままの方が面白いから良いと仰る方も居られるでしょうが、それではいずれ見放されます。今流行のピン芸人の寿命と同じようなものです。一度くらい真面目に別シリーズを作って本格ミステリを書いてみたらどうでしょう? 館ものでも書いてください。すごく斜めのとか、かなり小さい館でも良いので。書けないや書きたくないというのは禁句です。もう暗い主張はほどほどにしていい加減に実力を見せてください。作家になるかただのピエロに落魄れるかは貴方の手に委ねられています。
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No.3:
(5pt)

僕は僕にだけなら期待してもいいよ。

すぐに「できるもんか」と投げ出してしまう人、誰もが努力さえすれば何だってできるという人、ダメな奴は生まれた瞬間からもうダメな奴なのだと言い張る人、自分自身の価値を取り戻そうとする人、何に対しても全く感情を抱かない人。本作には全く違った思想を持つ様々なキャラクターが登場する。そして彼らのほとんどがそれぞれ自分の持つ思想に絶対的な自信を持っている。その中で僕が気になったのが『村木』という少年だった。何故気になったかというと彼と僕の人生観がとても似ていたから。貴方も自分と思想が似たキャラクターを作中から一人は見つけられると思う。そして彼らがそれぞれ自分の『本気』を出す場面ではきっと心地よい暖かさと勇気が得られる筈だ。少なくとも僕は、読み終わってすこぶる元気が出た。僕は佐藤友哉はやっぱり強い人なのだと思う。今までの佐藤作品を読んだ事がない人にもおすすめしたい。
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No.2:
(4pt)

鏡家サーガ再誕

まさしく佐藤友哉。メフィスト賞受賞作、『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』から連なる鏡家サーガの4巻目にして完成形と言ってもいい。3年ぶりの刊行となるが、その3年の空白を埋める濃さ。濃厚で濃密なそして残酷な佐藤友哉節。是非、この『鏡姉妹の飛ぶ教室』とそれよりも前の作品を読み比べて欲しい。
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No.1:
(4pt)

『鏡姉妹の飛ぶ教室』

衝撃の『クリスマス・テロル』から、新作は出ないと思っていたが、ついに出ました、佐藤友哉さんの新作。鏡家サーガ例外編です。キーワードは、「本気」。ある日、いつものように教室で友達とおしゃべりしていた佐奈。しかし、大きな地震が起き、校舎は地面に沈没し、人がどんどん死んでしまう。校舎内で生き残った人々は、ある者はある者を殺そうとし、ある者はこの非日常の世界に逃げてしまおうとし、ある者はこの非日常の世界から脱出しようと試みる。努力を否定する人間。はじめからあきらめて努力しない人間。努力すればなんでもできると信じる人間。彼らの論争はとても興味深かった。かなりスプラッタな描写も多い。思わず読み飛ばした記述も。これは、いわゆるミステリではない。エンターテイメントである。佐藤さんの世界観が好きな私には、とても面白かった。
鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)より
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