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水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪
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【この小説が収録されている参考書籍】
水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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『灰色のダイエットコカコーラ』が好きなので、こちらを購入しました。 人間の感情の、どちらかというと嫌な部分を書くのが非常に上手な作家さんだと思います。引き込まれますし、とにかく面白い。 ただ、鏡家サーガ?のシリーズは読んだことがないので、そのあたりは多少引っかかります。それはまあ、そう問題ではないのですが、 何より、最後のあたりで、わけが分からなくなります(笑)。関係のない3つの話が、最後でつながるのですが、複雑で、よく分かりません。 いや、分かるのはわかるんですけど、ところどころしっくりこないので、モヤモヤします。だからもう、読後は「え? つまりあの人は…。ん? でもそうなると、あれはどういう意味なんだ?」と考え込むことになります。ネタバレなので詳しくはいいませんが、「小学生にそこまでの殺人が可能なのか」「圭介は結局死んだのか否か」「広明=他のストーリーの主人公、だとしたら、なんだか、彼らの知能レベルが違い過ぎないか」「そもそも、脳手術ってそんな気軽にできるの?」「小学生二人のところに現れたヤクルトの人が鏡だとしたら、時間軸どうなってんの?」とか…。どうも納得いきません。そして、読み返そうという気にはなりません(笑)。本はよく読みますが、この本は、読み終わるとわりと疲れました(笑)。 だから、純文学としてとらえればとてもいい作品なのですが、ミステリーとしてはイマイチかなあと思います(めちゃくちゃ考えながら、紙に整理しながら読むのだったら、くっきり理解できるかもしれないですけど)。 初めて佐藤さんの作品を読まれる方には、『灰色の~』の方をおすすめします。 | ||||
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フリッカー、エナメルと、段々上手くなっているのがよくわかる。まぁ、もともとの力が低すぎたので、まだ駄目だけど。 暗くてどろどろでみんな終わっているという世界を書くのは結構。ストレートにかけるのはひとつの才能で、貴重。 だけど、この本なんだか知らないが感動がまったくない。読み返す気もおきない。叙述トリックは飽きた。密室トリックはあまりに使い古された手法(と本文にも書いてある)。 そして、どんどん文章が舞城化してきている。 | ||||
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