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(短編集)

タルト・タタンの夢



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タルト・タタンの夢の評価: 4.15/5点 レビュー 109件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 61~80 4/6ページ
No.49:
(5pt)

おいしそう

料理が出てくる本とミステリーが好きです。この作品はその両方を満たしてくれました。シェフとお客の関係がとてもいい。近所にこんな店があったらなぁ。
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)より
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No.48:
(3pt)

ミステリ?

出てくるご飯はどれもおいしそう。ただし、よほどのカネと暇と腕と
道具(これ大事)がなければ、家メシの参考にはならない(そのあたりを
多少期待していたので残念)。
悪人は出てこないし、恵まれた人の幸せな日常生活が描かれていて、
さらっと読めるので、待ち合わせまでの時間つぶしなどに読むのにちょうど
よさそう。
ただ、これをミステリと呼ぶのはどうだろう。
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No.47:
(5pt)

読むと食べたくなる

丁度テレビでタルトタタンの特集が放送され、京都の店に行きたくなった。
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No.46:
(3pt)

読者にストレスを強いるような感じ

短編なので、ぎっしりと情報を詰め込む必要はあるのはわかるが、1行でも飛ばしたり、走り読みをしようものなら、流れが分からなくなるくらい1字たりともおろそかにしない書き方である。
読んでいて疲れる。
もっとゆったりとした書き方でもいいのではないか。
この本を読んでいると、志賀直哉の”城崎にて”が短編の傑作と言われるゆえんが、よく分かってくる。
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No.45:
(4pt)

品の良い、上質のミステリー集

日本の下町の小さなフランス料理店「パ・マル」で展開する物語。7編のショートストーリーで構成されています。
 シェフの三舟(男性)、料理人の志村(男性)、ソムリエの金子(女性)、ギャルソンの高築(男性。語り手)の4人が働く店に、毎回異なるゲストが訪れ、事件が展開するという趣向です。まるで良質の演劇を鑑賞しているようです。

 「事件」は、殺人のようなおどろおどろしいものではなく、人生の機微を感じるようなものばかり。4人はそれぞれ好感の持てる人物であり、描かれる料理や酒についての記述にもひきこまれます。
 読んでいてとても心地よい、後味のよい本でした。
 私は、第7話の「割り切れないチョコレート」がとても好きで、第6話の「ぬけがらのスフレ」もいいと思いました。
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No.44:
(3pt)

ミステリではなく

自分がよく行く本屋何店かにて平積みで紹介されていたため購入。

結論から言うと、ストーリーがいまいち。
書店のポップや巻末の解説を見てもミステリだと言ってるがミステリとしては底が浅く、面白味もない。登場人物の描写も特徴があるように書いていながらそれが本筋に絡まず頭に残らない。

ただし、文章力が高く、食べ物の描写に関しては一級。
ビストロの日常としては非常に楽しく読める本。思わず、こんな店が近所にあったら・・・と想像してしまう。

ミステリという、前知識がなければもっと楽しんで読めたかもしれないと思うとやや惜しくなった。
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No.43:
(5pt)

癒されました。

すごい殺人事件が起こるわけではなく、でも一寸した謎が解けて納得する、そんな短編を料理を味わうように楽しみました。
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No.42:
(3pt)

短編集なので。

まあまあ面白かったです。フランス料理については勉強になります。
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No.41:
(2pt)

気取らないシェフを気取った文体で描く

気取らないシェフを気取った文体で描くという珍妙な構成
数ページよめば作者の底の浅さがわかるはずだ
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No.40:
(4pt)

パ・マル? シ・シ・セ・トレ・ビアン

謎解きやミステリーに主眼を置いているわけではなく、かといって
料理本でもないのですが、バランスが絶妙で、肩の凝らない、楽しい
一冊でした。

続編の「ヴァン・ショーをあなたに」も早くKindle本化されないかな
と楽しみにしています。
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No.39:
(1pt)

コミック レベル

・一口で言って、いただけない。ミステリーとは無縁のただの作文。
・表題の「タルト ・・・」は数ページ読んだところで全ストーリー、
 落ちが分かってしまうネタばれもの。プロットがありきたり過ぎるからだ。
・少女マンガやコミックのほとんどがこのパターン。所謂「お約束」、
 「お決まり」だ。古くは黄門様、遠山の金さん、でご存知のところ。
 自ら作る者を作者と言う。
 コミック化されたのも、そのレベルの低さに合わせたのであろう。
 
・本当に良い書き手は、数ある選択肢の中から一つの言葉や表現を文字にする。
 下手な人は、その逆だ。特に若くて、未熟な人は背伸びして、ひけらかしたくなる。
 世の常だ。フランス料理、フランス語、何にしても上にはあり過ぎるほど上がある。
 赤面必至だ。

・味噌汁やスープの味見は、小皿一口で鍋全体の味が分かる。一編読めば、
書いた人の全体の力量が自ずと分かってしまう。
とてもお薦め出来ない。どうしてもという人はコミックの立読み。
時間とお金、要有効活用。
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No.38:
(4pt)

読みやすい日常ミステリー

フランス料理店パ・マルの客にまつわる日常のミステリー7編です。

客のプライベートを積極的に暴こうとするものではなく、
「実はこういうことではないですか」とアドバイスする感じです。
最初の2編は登場人物が好きになれずNGでしたが、
あとの5編はとても楽しめました。

ただ私にはフランス料理とワインについての知識がさっぱりないのです。
作中に出てくる料理のイメージがわかなかったのが残念です。
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No.37:
(5pt)

料理の数々が本当に「うまそう」

下町の小さなビストロを預かるシェフ、三舟氏。彼は、来店した客の悩みや謎を、極上の料理と快刀乱麻を断つ推理とで解決するのだ、
という短編連作集ミステリである。

この種のいわゆるグルメミステリ、個人的に好きな分野なので多めに読んでいるというのを割り引いても、枚挙にいとまがない。
海外ではマイケル・ボンド、日本では北森鴻がその最右翼であろうことは間違いないが、最近では石持浅海や、坂木司、似鳥鶏なども。
そういった中でも本作は、料理自体のうんちくに偏ることもなく、人物像などの描写ばかりになるわけでもなく、といって謎解き話にやたら傾倒することもなく、うまいバランスになっているといえよう。

筆力の問題にもなるが、描写される料理の数々が本当に「うまそう」なのもポイントだ。
ボンド作品など、作品にでてくる料理を実際に料理店で食べてみたくなる。(で、後日食べてみました、牛ヒレのマディラソース。)
この作品もそれと同じ。フレンチ料理にそんな詳しいわけではないので、数少ない高級本格フレンチの記憶を反芻しながらになるのだが、例えば、カッテングボードに並んでいるとおぼしき旨そうなフロマージュ、想像するだけでもうよだれがでそうである。

続編もあるそうなので、いまから楽しみだ。
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No.36:
(4pt)

絶妙な匙加減

この著者は「サクリファイス」で知ったのですが、作品ごとの内容やテイストがバラエティに富んでいて、とても楽しませてくれます。
庶民的なフランス料理屋さんが舞台で、シェフのちょっとした推理と、おいしそうな料理と、人情味あふれるストーリがきれいにブレンドされた、7つのお話が一つ一つフレンチのお皿のように出てきてそれぞれが絶妙な匙加減の、素敵な小作品のまとまったお話になっています。
とてつもないお話は一つもなく、どれももしかしたらあるかもしれない、というとても身近なミステリーです。それがまた、次はどんな小さな事件が起こるんだろう、とドキドキしながらページをめくる楽しみをくれます。
読後感もとても爽やかで、著者の人柄を想像してしまいます。
欲を言えば、フレンチなんてあまり食べたことのない私は料理名や説明が出てもあまりピンとこないものもあったので、「タルト・タタン」とか「カスレ」の挿し絵が入っていると最高だったと思いますが、読んだ後でネットでググたら簡単に出てきましたので、たいした問題ではないですかね。
とても読みやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。
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No.35:
(4pt)

ビストロ・パ・マルシリーズ1作目。ビストロ人情話です。

「ミステリ」と銘打ってますが、刃傷話はありませんので、ご安心下さい。

舞台は下町商店街にある小さなビストロ。
食事に訪れるお客さんをめぐるプチ事件や謎を、三舟シェフが仏田舎料理をkeyに、ふわっとした人情話で解きほぐしていく7短編です。
読後感がとても温かく、思わず近所のビストロをネットで探したくなってしまうかも。
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No.34:
(5pt)

読みやすい!

子供が欲しいと言って買ったのですが、内容が面白くて子供は大変満足してました。
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No.33:
(5pt)

フレンチ+ミステリー

日常生活にありえそうで、ありえない謎が無口なシェフによって解かれる・・・
美味しい料理を想像しながら、すらすら読めます。
私的には久々の大ヒット!!!
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No.32:
(4pt)

読みやすい、そして面白い。

7つの短編が収められています。
どの作品も味があって、面白かったです。
個人的には、「割り切れないチョコレート」が一番良かったです。
次なる事件簿ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)も是非読んでみようと思います。
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No.31:
(4pt)

フランス料理の香がしてくる

テンポの良い短編集です。主人公が謎解きをするわけでなく、仕事仲間や来店客が話を進めるのを見ているだけでほとんど会話がありません。しかし、本への導入が絶妙で、まるで自分がフランス料理を配ぜんしているような、そんな気持ちになりました。

 私はフランス料理に造詣がないので、解説のない専門用語には閉口しました。読んでいると、なんとなくはわかるんですけどね。一番のお気に入りは最終話。ちょっと胸の奥に込み上げてくるものがありました。こういう盛り上げが近藤さんは上手いと思います。

 料理が好きな方には是非おすすめしたいですね。

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No.30:
(4pt)

面白い!!

この作品から、料理系のコージーミステリにはまりました!
このシリーズの2作目も持っていますが、1作目のこちらの方よく練られていて面白かった(^^)
海外のモノ、日本人作家のものも割りと読んだけど、料理系のコージーミステリでは私の中で第1位です!

料理を作っている最中の描写が好きな人には特にオススメ!

強いて言えば、「言い訳」に聞こえるような描写が好きではないので、それがもっと少なければよかったかなぁ…
でも、他の料理系のコージーミステリ作家さんよりは「言い訳」描写少なくて好きです☆☆

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