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(短編集)
タルト・タタンの夢
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タルト・タタンの夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 41~60 3/6ページ
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フランス料理店といっても家庭料理の温かさのあるビストロで織りなされるミステリーの数々。料理が解決の鍵というワクワクする短編で構成されています。 恋人や家族、友人間で起こるちょっと相手の言動が不可解という出来事ばかり。そちらの方が警察が絡むような事件より、よっぽどミステリーに感じる不思議さ。人間関係って面白いと思います。 ミステリーを楽しみたいけど、刺激が強いものは‥‥という時におすすめです。 私は『割り切れないチョコレート』の話が大好きです。 | ||||
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読みやすいし美味しそうだし押し付けがましくない人情味があって好きです。 長編だと疲れてしまうので、コース料理のように少しずつ読める短編集なのがよかったです。 特に最後の「割りきれないチョコレート」 素数の詰合せを売る感じの悪いショコラティエの話なんですが、そういうことかー!と納得すると同時に、ちょっと胸にくるものがありました。 ただ、私には句点が多すぎるし位置も合わないので☆をひとつ減らしました。作品自体は好きなんだけど、どうしても読んでて句点にひっかかってしまう… 「ヴァン・ショーをあなたに」も持っていて好きなシリーズなので、次作が単行本化されるのを楽しみにしています。 | ||||
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皆さん『ミステリ』という言葉にこだわられてますが、私はカテゴリーに振り分けないといけないから無理矢理『ミステリ』と呼んでるだけのように思いました。 正確に表現するなら、ビストロ・パ・マルを舞台に繰り広げられる、日常謎解き物語…というのが一番正しいように感じられます。 ●年前に朗読劇で出会ったのがきっかけで購入しましたが、いい作品に出会えたと思います。 作品の詳細などは他の方のレビューで詳しく読めると思いますが、私は『ミステリではなく日常謎解き物語である』とこれから触れる皆さんに伝えたいと思い、記載させていただきました。 | ||||
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とても面白い本です。シリーズ全巻揃えました。見たこともなく食べたこともないメニューですが、何となく文章の雰囲気で伝わり、まさに垂涎の本。いつも物語の終わりにでてくる「ヴァンショー」を自分で作って飲んでみました。まだまだ改良の余地ありですが、気軽に家庭で楽しめるビストロならではのワインですね。 | ||||
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”ミステリとして期待はずれだった”という レビューもいくつかあったので この点を素人ながらちょっと説明します。 ミステリにも色んな分野があるのですが 本書は、"日常の謎"と言われるものです。 殺人がないのはもちろん、犯罪ですらない 謎を解くところに面白みがあります。 *詳しくはwikipediaの"日常の謎" 参照 本書でも、ささやかなヒントだけで 探偵役が真相を見抜くところに 面白みがあります。 なので、ミステリ特有の雰囲気 例えば意外な犯人だったり、突飛なトリック 結末の大どんでん返し、などをを味わいたい場合 期待と違うでしょう。 ささやかな謎解き、として読み進めることをお勧めします。 "日常の謎"のミステリは 派手さはないです。 さらに本書は 日常の謎の中でもさらに地味で ”空飛ぶ馬を見かけた”とか ”五十円玉二十枚を毎週、両替に来る”とか 興味深い謎、ですらないのですが 【ちょっとしたヒントから、 論理的な推論を働かせ 人の隠された想いに気づく】ってのが 本書の一番の醍醐味かと思います。 読了後、優しい気持ちになれるのは そうした人の心に思いを馳せるところじゃないかなぁ って思いました。 私自身、Audibleで聞いたので これからAudibleで聞く人のために 登場人物と各話あらすじをネタバレなしで下記に書きます。 本書は フレンチのお店(ビストロ:大衆食堂)を舞台としており 来店するお客さんの謎、気持ちなどをシェフが見抜く、という構成です。 この構成は人気のようで、現時点で本書を含め3作の短編集 合計21話の連作短篇となってます。 【主要人物:(フレンチレストランのスタッフ4名)】 三舟:シェフ(オーナーではない) 探偵役 男性 変人 表紙の人 高築:ギャルソン(男性給仕) 本書の語り部 金子:ソムリエ 女性 俳句が好き 志村:料理人 男性 温厚な性格 各話 1.タルト・タタンの夢 婚約直後のお客さんが、婚約者の手料理を食べ過ぎて調子が良くないと話すがそこにシェフは不自然さを感じる 2.ロニョン・ド・ヴォーの決意 シェフの料理に感激した女性は、胸に秘めた決意をシェフに語るが・・ 3.ガレット・デ・ロワの秘密 クリスマスに、シャンソン歌手の志村の妻にお店に来て歌ってもらうことになった。 出演後、志村の妻は志村と知り合った頃のガレット・デ・ロワにまつわる不思議な出来事を語る 4.オッソ・イラティをめぐる不和 最近、頻繁に来るお客さんは 妻に突然、出て行かれ「理由がわからない」と語る 5.理不尽な酔っぱらい 来店した3人のお客さんは高校時代の野球部不祥事の謎を語る 6.ぬけがらのカスレ 人気女性エッセイストはカスレを食べたいと店にやってくる 彼女は、エッセイの中で「最低のカスレ」としてかつて付き合っていた 彼氏が彼女の誕生日に作ってくれたカスレのエピソードを書いていた 7.割り切れないチョコレート デザートのチョコレートに苦情をいうお客 彼は近所で開業したばかりのチョコレート職人(ショコラティエ)だった レビューを読むと、ダントツに「割り切れないチョコレート」の評価が高く 私もこの一編が一番かと思います。 ただ、 「オッソ・イラティをめぐる不和 」や「ぬけがらのカスレ」なども 個人的にとても良かったです。 探偵役のシェフが、ぜんぜん探偵っぽく振る舞っていないのもいいですね。 | ||||
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ミステリー、推理小説のジャンルに入るのかが疑問ですが、三船シェフがお客さんとの会話の中にヒントを探し出して、問題を解決する。 ストーリーよりも出てくる料理の細かい食レポがいい。たまらなく美味しそう。 何よりも毎回ストーリー終盤に出てくるメニューにはないヴァン・ショー。ぜひ飲んでみたいです。 温めた赤ワインのお湯割りにオレンジの輪切りとシナモンを加えたものですが、フランスでは風邪の引き始めに飲むらしい。これによりついつい心の内をはなしてしまうのでしょうかね。 | ||||
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料理の細やかな描写は素晴らしく、まるで読みながら(聴きながら)料理を味わっているような感覚が味わえるが、ストーリーはイマイチ。 謎ときにはいろいろと無理があるし、ストーリーもちょっとわざとらしい。 あと、金子さんの俳句をどうせなら全部に入れればいいのに、話によって俳句があったりなかったりというのもなんか気持ち悪い。 1話ごとにいちいち同じ説明を入れるのもうっとうしい感じがした。端的に言えば、肌に合わなかったなぁ。 | ||||
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短編で読み易く。フランス | ||||
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日本の下町にあるフランス家庭料理のレストランを舞台に起こる日常推理小説です。 この本のように一話づつ完結するタイプの推理小説の場合、短編のミステリーとは別に何か全体に共通して大きな謎が隠されていたり、全話を通して何かメッセージが込められたような話が好きなのですが、その辺が少し私には物足りなかったです。 ミステリーの謎解きも登場人物のキャラクターもちょっと弱く感じました。 この作者はアンソロジーの『Story Seller』で面白かったので読んでみたのですが。 一つ間違いなく言えるのは、夜読んでいるとお腹が空く事。そこはくれぐれも要注意です。 私には、田舎風フレンチ料理はちょっと重くてあまり得意ではないのですがそれでも何かつまみたい気分になりました。 | ||||
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テンポよく話が進み、アップダウンがあり、おいしそうなフランス料理が出てくるのでとても読みやすいです。 ただ、「謎解きもの」という先入観を持ってみてしまったせいか、読み進めていくほどに物足りなさを感じました。 無口なシェフが最後にバシっと決めてくれるシーンは爽快で、さわやかな読了感が得られるのですが、謎解き成分が個人的にはあっさりしすぎている印象を受けました。 さらに、展開が早すぎるというか、読者である自分がおいてけぼりになってしまうことも多々ありました。 客が来店し、抱えている問題を提示して、ギャルソンである高築が読者の気持ちを代弁してあれこれと謎に首をかしげる、という構成はミステリーによくあるものですが、その後の解決パートにおいてシェフがひとりで「これこれこうだから、こうなったんじゃねえの」と推理を発表し、物語終了。 推理の裏付けも申し訳程度で、なんとなく説得力がない。 え、少ない情報でなんでそこまでわかったの???エスパー???という感じになりました。 それでも、上で少し触れたとおり、料理が出てくる小説としては大当たりの作品です。 第二作目も購入して読む予定です。 | ||||
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久しぶりに面白い短編集を読みました。 古今東西ミステリーとされているものには幅広いジャンルがあり、この物語も短編としてきちんと構成されています。 フランス料理店「パ・マル」で展開する7編の物語が収録されており、シェフの三舟が良い味で書かれています。 作品によって出来不出来の差はありますが、なかなか奥の深い内容もあり、第7話の「割り切れないチョコレート 」は絶品です。 女性ファンが多いようですが、男女・年齢を問わず、ミステリーの好き嫌いにかかわらず、それぞれの楽しみ方ができると思います。 ミステリーとは離れますが、酒については、山口瞳、開高健、オキ・シローといった名人が残した往年の素晴らしい短編集があります。 この作家のシリーズも味わいは大分ちがいますが、一層の磨きをかけていただけることに期待します。 | ||||
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毎回美味しそうなフレンチ料理の事が出てきますが解らないのでそんなもんかと思いつつ読んでましたがやっぱり和食が良い | ||||
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品物はきれいで、迅速に送付されてきたので、満足しています この調子で今後とも対応されるよう期待しております。 | ||||
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ストーリーテラーである主人公のキャラが極薄で、というか存在感がゼロに近い。まさに読者の視点のみの役割。だからこそ料理やワインの魅力が引き立つのかもしれません。そこが今までになく、不思議な感覚でした。ワイン片手にほろ酔い加減で読むのに向いた、肩の力が抜けた良作。 | ||||
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外出先にて、途方もなくながい時間つぶしのために思いついたKindleでの読書 小難しくなく、さらりと読めるものを探して選びました 大好きなお料理と、心温まるエピソード ドラマ化されたらこんな俳優さんがピッタリかも?と想像しながら読むのも楽しい時間でした 続編も読もうかなo(^_^)o | ||||
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とにかく料理が美味しそう!!フレンチレストランに行きたくなります。 一皿一皿の描写も細かくて、特にデザートが魅惑的です。 正直ミステリーの方は料理を引き立てる脇役のようですが、 何かストーリーがあった方が読みやすい、という意味で楽しいです。 その割りに残念なのがワイン。 料理に比べて扱いが雑です。 有名どころのワインの名前を記号的に文章に織り込んで、それっぽさを演出していますが、ワインのセレクションの素人臭さに若干げんなりします。なぜそこでそのワインなのかの説明もないし。 ソムリエを登場人物として出すのであればもうちょっとワインにも気を使って欲しかったなぁと。 フレンチレストランのソムリエでこれはないだろ〜とところどころでしらけてしまうのが残念でした。 | ||||
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主な登場人物はシェフ、三舟。副料理長、志村。ソムリエ、金子。そしてギャルソン、高築の4人。 小さなフレンチレストランに訪れるお客様との素敵な料理、 そして大事件というほどでもないけどそこそこ楽しめる謎解き。 シリアスな刑事ドラマや難解なミステリー小説を連想して読むとちょっと物足りないかもしれない。 そこは非日常空間ではなくありふれた日常の空間。 人物像がしっかりとイメージされるととても味わい深くなる作品。 ドラマ化されたら配役は誰がいいかなぁ~などと楽しく想像が膨らむ。 ゆるさがちょっとクセになる素敵な小説でした。 | ||||
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美味しそうな料理ばかりで、空腹時には危険な本でした。 短編ばかりでさらりと読めるのが、とても気楽で心地よい。 胃もたれしない軽めのものをお好みな方にお勧め。 ミステリというよりは、ちょっとした謎解きですね。 カスレの話とチョコレートの話。最後の方のお話が好きでした。 続きも楽しみです。 | ||||
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肩が凝らない 雰囲気と 食べやすそうな料理の数々とデザート。フレンチ食べたことないですが(笑)4人で、回してる下町にあるビストロ。規模が小さいからこそ お客さんのちょっとした表情、言葉 、食べ具合などから 、謎?は大袈裟かな〜。疑問かな。 その疑問をギャルソン君やソムリエさんを通して 三船シェフが お客さんに出す「ヴァン・ショー」と共に 解かれていきます。 といっても 犯罪とまではいかない(犯罪になってもおかしくないのもありましたが)疑問を解いたり、可愛い疑問だったり、ラストの「割り切れない思いチョコレート」のように、実は愛情あるお話だったりと。 みなさんのレビューの通り こんなビストロあったら 1人でもカウンターで食べてみたい! そしてメニューにはないヴァン・ショーを飲みたい!(^^)て思いますよ〜。まだ2月 ヴァン・ショーがより美味しいに違いない。と思いつつ第2作目を購入します! | ||||
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続きをよみたい。 読みやすくて、良かった(^∇^) 食べてみたい料理がたくさん。 | ||||
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